生産管理システム9製品を比較!製造業の特徴別おすすめや選び方も紹介

製造業に携わる上で、業務効率化やミスの削減を図れる「生産管理システム」は重要な役割を担っています。特にこれまで紙やExcel、Googleスプレッドシートを用いて受注数や納期、原価などを管理していた方にとって、生産管理システムの導入は業務改善につながる大きな一歩となるでしょう。

ですが、
・どの生産管理システムが自社に適するか分からない
・他の記事だと紹介するシステム数が多すぎて選びきれない
・どうやって自社に合うシステムを選べばいいのか分からない

とお悩みの方も多いはず。

そこで本記事では、おすすめの生産管理システムを機能や特徴別に比較して9製品選び抜いてまとめました。また、自社に合うシステムを選ぶポイントも紹介しているので、合わせてご覧ください。

※自社に合う生産管理システムを選んで欲しい、プロのアドバイスを聞きたい方はシステム幹事にご相談ください。予算や目的から最適な生産管理システムを選定させていただきます。相談料・紹介料などは一切かかりません。
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目次
  1. 1. そもそも生産管理システムとは?
    1. 1-1. 生産管理システムの主な機能
    2. 1-2. 生産管理システムの生産タイプ・種類
    3. 1-3. 生産管理システムを導入するメリット
    4. 1-4. 生産管理システムは自作できる?
  2. 2. 製造業におすすめ生産管理システムを比較
    1. 2-1. 多様な業種・規模の製造業に対応の生産管理システム
    2. 2-2. 多品種・少量生産の製造業に対応の生産管理システム
    3. 2-3. 小規模の製造業におすすめの生産管理システム
  3. 3. 生産管理システムを選ぶための比較ポイント
    1. 3-1. 自社の課題に合った機能が搭載されているか
    2. 3-2. オンプレミスとクラウドのどちらがよいか
    3. 3-3. 自社の生産タイプにシステムが対応しているか
    4. 3-4. 導入・運用に向けたサポートがどうなっているか
    5. 3-5. 導入費用と運用費用は問題ないか
  4. 4. 【まとめ】生産管理システムで業務を改善しよう

そもそも生産管理システムとは?

「生産管理システム」と一言でいっても、いくつか種類があります。また、「どこからどこまでの生産過程を管理しているものなのか」がイメージしづらいと感じる方もいると思うので、生産管理システムについておさらいしておきましょう。

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生産管理システムとは、生産スケジュールや原価、進捗状況など製造業にまつわる情報を一元管理するためのシステムです。

日本工業規格(JIS)では、「生産管理を系統的に行うために、生産に伴う現品、情報、原価(価値)の流れを統合的、かつ、総合的に管理するシステム」と定義されてます。

生産管理システムの目的は、情報を適切に管理することで生産性の向上や業務効率化を図ることです。業務の規模や目的によって多様なシステムが開発されており、機能を理解した上で導入を進めていく必要があります。

生産管理システムの主な機能

生産管理システムの主な機能は以下の通りです。

機能

特徴

受注管理

受注件数や受注金額などを管理

生産計画

生産に向けた予測を実施、進捗や工程を管理

在庫管理

在庫数やロット数など在庫に関する情報を管理

発注管理

部品等の発注数や単価、発注状況などを管理

原価管理

製品を製造するためにかかる費用を管理

納期管理

製品の納期やかかる日数などを管理

材料の仕入れや製品の生産、受注先に出荷するまでの業務をシステムによって適切に管理します。システムによっては、販売した製品の売上を会計管理システムと紐づけたり、営業活動に役立てるために顧客管理システムと連携させたりと、事業全体と関連付けることも可能です。

生産管理システムの生産タイプ・種類

生産管理システムにはそれぞれ特徴があり、適している生産タイプが異なります。

生産タイプは注文が行われるタイミングや生産する量・品種、生産方式などによっていくつかに分けられます。後述するそれぞれの生産管理システムをご紹介しますが、システムによって対応する生産タイプが異なるので、下記に目を通しておきましょう。

生産タイプ

特徴

多品種少量生産

多くの品種を少量ずつ生産する形態

少品種大量生産

少ない品種を大量に生産する形態

変種変量生産

生産数量が対応の度に異なる形態

個別受注生産

発注先ごとの依頼に応じて生産する形態

見込み生産

市場の需要を見込んであらかじめ生産する形態

受注組み立て生産

受注後に組み立てを実施する生産形態

連続生産

まとまった期間中に同じ製品を連続して生産する形態

ロット生産

品種ごとに複数の製品を交代で生産する形態

生産管理システムを導入するメリット

こちらでは一例として以下の3つを紹介します。

・入力や計算など、作業の人的ミスを防げる
・適切な在庫管理により、予算の適正化ができる
・情報共有が容易にでき、業務効率化につながる

たとえば、部品の手配にあたって在庫のチェックを目視で行うことがありますが、人の作業にはミスがつきものです。生産管理システムを用いることで部品の在庫とシステムを紐づけられるため、商品の手配を忘れずに行えるようになります。さらに、結果的に欠品防止につながって短納期での依頼も受けられるようになるなど、売上アップにつながるメリットもあります。

ほかにも、原価など報告の際に必要な資料を用意するために数日かかっていた場合なども、システムでの一元管理により短時間で対応できるようになります。データの集計ミスも削減できるので、業務効率化の意味でも大きなメリットがあるでしょう。


生産管理システムは自作できる?

数多く開発されている生産管理システムですが、自作できる環境がある場合は自社開発を検討されるかもしれません。

納得いく生産管理システムが見つからなかった場合など、システム構築できる環境が整っていればもちろん自作することも可能です。自社が必要とする機能に特化して開発でき、不足している箇所があれば改善もできるなど、自作することのメリットもあります

ただし、自作するにはノウハウ・スキルが必須であるため、要件定義から実装までかなりの期間が必要となります。すでに自社の課題が固まっているのであれば、適した生産管理システムを導入したほうが課題解決に向けてスピーディーに動き出せるでしょう。

自作とパッケージ(既製品)でお悩みの方は、それぞれのメリット・デメリットを比較し、自社にぴったりの方法を選択してください。

製造業におすすめ生産管理システムを比較

こちらでは、9つの生産管理システムについて紹介します。まずは概要を確認し、気になるものがあれば詳しい情報をチェックしてみてください。自社に適したものを選ばないと導入や運用がスムーズに進まない可能性もあるため、しっかり比較することが大切です。

多様な業種・規模の製造業に対応の生産管理システム

製品名

特徴

料金

おすすめの企業

TECHS

出荷本数

No.1の実績

導入実績が豊富な

会社に依頼したい企業

FutureStage

累計4,000以上の

導入実績

サポート体制が充実の

会社に依頼したい企業

TPiCS-X

少量、量産など

幅広く対応

f-MRP製番管理システム:

165万円~

海外での利用も

視野に入れている企業

Factory-ONE

電脳工場

販売管理機能も

標準装備

使いやすさに留意したい企業

以下の4つは導入実績が1,000以上の生産管理システムなので、自社の業種・業態に合わせた活用事例を見つけやすいです。サポート体制が整っているシステムも多いので、導入後の不安がある方にとっても安心です。

TECHSシリーズ

TECHSシリーズ

画像引用:株式会社テクノア

株式会社テクノアの提供する「TECHSシリーズ」は、導入実績4,100社超えの生産管理システムです。工作機械製造業、化学機械製造業、食品機械製造業など幅広い企業に導入されており、株式会社富士キメラ総研の「ソフトウェアビジネス新市場2021年版」によると2020年度全国出荷実績No.1の称号を獲得しています。

TECHSシリーズのおすすめポイント

ポイント1:個別受注型・多品種少量型に対応

個別受注型機械・装置業様向け生産管理システム「TECHS-S」、多品種少量型部品加工業様向け生産管理システム「TECHS-BK」の2種類が用意されており、業態に応じて選択可能。個別受注型はCADやExcelから部品表データを取り込めるなど、それぞれの特徴に合った機能が搭載されています。

ポイント2:トラブル時のお客様サポートを用意

TECHSシリーズを購入した方に対し、電話やFAX、メールなどで対応できる「ソフトウェア保守契約」を用意。必要に応じて訪問サポートを行ったり導入後のコンサルティングを実施したりと、サポート内容も豊富です。

ポイント3:導入に関する補助金を利用できる

「IT導入補助金」や「ものづくり補助金」など、補助金・助成金の申請に関する相談も受け付けています。たとえばIT導入補助金は最大450万円の支援が行われるため、費用を抑えて導入することが可能です。

提供会社

株式会社テクノア

特徴

出荷本数No.1の実績

主な機能

・受注管理

・作業指示

・工程指示

・発注管理

・進捗問い合わせ

・工程負荷問い合わせ

対応する生産タイプ

・個別受注型

・多品種少量型

導入実績

4,100社以上

利用料金

サポート体制

保守サポートを用意

おすすめの企業

導入実績が豊富な会社に依頼したい企業

FutureStageシリーズ

FutureStageシリーズ

画像引用:株式会社日立システムズ

FutureStageシリーズ」は、株式会社日立システムズによる製造業・流通業向けの基幹業務パッケージです。約30年、累計4,000以上の導入実績を保有しており、製造業を対象とした生産管理システムも用意しています。

FutureStageシリーズのおすすめポイント

ポイント1:中小~中堅規模まで幅広く対応

FutureStageシリーズは、年商100億円未満の企業から200億円以上の企業まで、幅広い規模の企業に導入されています。対応業種も自動車部品や金属加工、医療機器などさまざまで、特定の業種に関しては特有の慣習などに合わせたテンプレートも用意しています。

ポイント2:導⼊から運⽤までワンストップでサポート

システム導入前には操作研修会を実施し、導入後も運用保守に関するサポートを行うなど、運用定着に向けたさまざまなサービスを提供しています。

ポイント3:他システムとの連携が可能

株式会社日立システムズは多様なシステムを開発しており、生産管理システムと連携することでさらに業務効率化を図ることが可能です。たとえばスケジューラソフトと紐づければ、日程計画をスムーズに立案できるようになります。

提供会社

株式会社日立システムズ

特徴

累計4,000以上の導入実績

主な機能

・品目等のマスタ登録

・受注~生産計画

・見込み生産計画

・作業指示~作業実績

対応する生産タイプ

・見込み生産

・受注生産

・個別受注生産

導入実績

シリーズ累計4,000以上

利用料金

サポート体制

保守サポートを用意

おすすめの企業

サポート体制が充実の会社に依頼したい企業

TPiCS

TPiCS

画像引用:株式会社ティーピクス研究所

株式会社ティーピクス研究所は、攻撃型生産管理システムとして多様な生産形態に対応した「TPiCS」を提供しています。実際、自動車部品やゴム製品、飲料・たばこ製造などさまざまな製造業に利用されており、導入実績は2022年1月末時点で2,002社です。

■TPiCSのおすすめポイント

ポイント1:量産繰返・少量多品種・個別一品受注に対応

TPiCSの生産管理システムである「f-MRP製番管理システム」は、繰返生産システムと製番管理システムの両方が搭載されています。また、受注販売管理や一品生産、工程管理などオプションも豊富に用意されているため、目的に応じた選択が可能です。

ポイント2:サポート体制が充実

「年間スタンダード保守サービス」や「年間プログラム保守サービス」など、計4つの保守サービスがあり、メールや電話などでサポートを受けられます。また、バージョンアップ・インストールなどの訪問サービスや、ユーザーに合わせた研修会なども実施されています。

ポイント3:海外での導入実績が豊富

TPiCSは中国やベトナム、タイなどのアジア圏から、アメリカ・カナダなどの英語圏など幅広い国で導入されています。また、ユーザーが海外にいる場合は「年間海外プログラム保守サービス」を利用できます。

提供会社

株式会社ティーピクス研究所

特徴

少量、量産など幅広く対応

主な機能

・帳票発行

・実績管理

・在庫管理

・原価管理

・ユーザー管理

対応する生産タイプ

・量産繰返生産

・少量多品種生産

・個別一品受注生産

導入実績

2,002社

利用料金

f-MRP製番管理システム:165万円~

サポート体制

4種類の保守サービスを用意

おすすめの企業

海外での利用も視野に入れている企業

Factory-ONE 電脳工場シリーズ

Factory-ONE 電脳工場シリーズ

画像引用:株式会社エクス

株式会社エクスの手掛ける「Factory-ONE 電脳工場シリーズ」は、導入実績1,700本以上の生産管理システムです。主に中小~中堅企業を対象としており、金属製品製造業や鉄鋼業、木材・木製品製造業など多様な業種に導入されています。

Factory-ONE 電脳工場シリーズのおすすめポイント

ポイント1:標準装備が充実

生産計画や受発注、作業日報入力といった生産管理に関する機能だけでなく、請求や売掛、入金など販売管理としての機能も標準装備です。量産・繰返などの生産形態や個別受注、量産と個別受注のハイブリッド版など、用途に応じて導入できます。

ポイント2:使いやすさや分かりやすさに留意された管理画面

色にこだわったボタン設計など、直観的な操作ができるよう設定されており、運用ミスを防げます。帳票のタイトルなども任意で変更できるため、実際の業務に合わせた運用が可能です。

ポイント3:オプションによってさらなる業務効率化を実現

ハンディターミナルを用いて現場での作業負担を軽くしたり、Webオプションでタブレット端末を用いて日報入力ができたりと、多様なオプションがあります。同社はRPA(定型作業の自動化)製品も開発しており、生産管理システムの操作自動化まで対応できます。

提供会社

株式会社エクス

特徴

販売管理機能も標準装備

主な機能

・生産計画

・受発注管理

・出荷管理

・進捗管理

・生産分析

・売掛管理

対応する生産タイプ

・量産

・繰返

・個別受注

・量産&個別受注

導入実績

1,700本以上

利用料金

サポート体制

サポートサービスを用意

おすすめの企業

使いやすさに留意したい企業

多品種・少量生産の製造業に対応の生産管理システム

製品名

特徴

料金

おすすめの企業

i-PROERP3

バックヤード業務は

テレワーク対応

パッケージ代:

250万円~

個別受注や多品種少量生産を

お願いしたい企業

ADAP

一目でわかる

ダッシュボード

進捗状況の確認を

こまめに行いたい企業

次に、多品種・少量生産に強みのある生産管理システムを2つ紹介します。
自社の生産タイプと合致している方は、ぜひチェックしてみてください。

i-PROERP3

i-PROERP3

画像引用:i-PROERP3

株式会社DigitWorksの提供する「i-PROERP3」は、部品加工など個別受注・多品種少量生産に対応した生産管理システムです。見積もりから受注、出荷まで業務の全体に展開でき、中小・中堅規模の企業に推奨されています。

i-PROERP3のおすすめポイント

ポイント1:リアルタイムでの進捗確認

作業の実績をリアルタイムで表示するため、工程の遅れや材料の入荷状況などをすぐに把握できます。管理画面も色分け表示により見やすくなっているため、状況の確認がしやすいです。

ポイント2:過去に生じたトラブルを再発生させない仕組み

特定の工程のなかでトラブルが発生した事例があった場合、どのようなトラブルがあったのか、どう対策をしているのかなどを自動表示させます。再発によるクレームを防げるため、企業としての信頼性を高められます。

ポイント3:業務によってはテレワークも可能

受注や出荷、製造計画、売上計上など、現場以外の業務については、VPN回線を用いてテレワークでの対応が可能です。仮想の専用ネットワークを設定するため、セキュリティ面でも安心です。

提供会社

株式会社DigitWorks

特徴

バックヤード業務はテレワーク対応

主な機能

・見積もり作成

・生産手配

・購買管理

・工程進捗管理

・過去トラブル管理

・売上/請求管理

対応する生産タイプ

・個別受注生産

・多品種少量生産

導入実績

利用料金

パッケージ代:250万円~

サポート体制

導入時の操作指導やセットアップ支援

おすすめの企業

個別受注や多品種少量生産をお願いしたい企業

ADAP

ADAP

画像引用:株式会社構造計画研究所

ADAP」は、株式会社構造計画研究所が開発した生産管理システムです。状況を誰でも確認できるようホワイトボードのような管理画面となっており、多品種・少量・短納期の生産に推奨されています。

ADAPのおすすめポイント

ポイント1:全業務をリアルタイムで把握できる

工程がすべて同期されており、業務の状況をリアルタイムで確認できます。エンジンを独自開発することで高速処理を実現し、計画や実績など入力内容に変更があった際もスムーズに紐づけられるため、迅速な分析・改善が可能です。

ポイント2:見やすさや使い勝手を考慮

在庫の量を色分けして表示し、在庫切れによる納期遅れを防ぎます。また、帳票は希望に応じてカスタムでき、拠点ごとに異なるフォーマットを用意することも可能です。

ポイント3:4ヶ国語に対応

日本語・英語・中国語・韓国語に対応しており、利用拠点に応じて変更ができます。辞書機能もあるため、任意の言語を設定することも可能です。また、時差設定の機能もあり、グローバル化を検討している企業にもおすすめです。

提供会社

株式会社構造計画研究所

特徴

一目でわかるダッシュボード

主な機能

・受注管理

・受注見込み

・在庫管理

・購買管理

・物流管理

・生産計画

・実績管理

対応する生産タイプ

・繰り返し生産

・多品種生産

・少量生産

導入実績

利用料金

サポート体制

セミナーやイベントを実施

おすすめの企業

進捗状況の確認をこまめに行いたい企業

小規模の製造業におすすめの生産管理システム

製品名

特徴

料金

おすすめの企業

R-PiCS Ex

事業に応じて

機能拡張

小規模スタートから

機能拡張を検討したい企業

SPENCER

機能ごとの

導入が可能

最小限の機能を

利用したい企業

GEN

月額料金制で

利用可能

製造業向け:

月額23,800円~

初期費用を抑えて

スタートしたい企業

最後に、小規模スタートや低コスト導入が可能なシステムを3つ紹介します。
利用状況に応じて機能を追加できるシステムもあるため、生産管理システムをひとまず試してみたい方はぜひ参考にしてみてください。

R-PiCS Ex

R-PiCS Ex

画像引用:JBアドバンスト・テクノロジー株式会社

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社は多様な生産管理システムを提供しており、導入実績は660を超えています。なかでも「R-PiCS Ex」は低コストかつ短納期でシステムを導入したい企業向けに開発された生産管理システムです。

R-PiCS Exのおすすめポイント

ポイント1:低コストながら機能が充実

仕入・支払管理や在庫管理、受注管理、計画生産、売上・請求管理など、生産管理から販売管理まで多様な機能が搭載されています。データ分析したいときはBIツール、会計業務を効率化したいときは会計システムと連携など、オプションの利用もできます。

ポイント2:企業規模に応じて機能拡張が可能

上位バージョンである「R-PiCS V4」とほぼ同じ機能をもつ「R-PiCS Ex」ですが、あらかじめ設定された業務フローを展開することでスピーディーな導入を実現できます。また、企業規模が拡大した際など、事業の成長に合わせて機能を拡張したりオプションを導入することも可能です。

ポイント3:ヘルプデスクなどサポートが充実

トラブル発生時は電話やFAX、メールなどで相談でき、システムのパフォーマンス劣化を防ぐための保守も用意されています。また、消費税率の変更など、法改正にも対応して機能の追加改善を行います。

提供会社

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社

特徴

事業に応じて機能拡張

主な機能

・在庫管理

・計画生産

・購買管理

・工程管理

・仕入/支払管理

対応する生産タイプ

・見込/受注生産混在型

・個別受注生産型

・外部委託生産型

導入実績

シリーズ累計660以上

利用料金

サポート体制

専用のヘルプデスクを用意

おすすめの企業

小規模スタートから機能拡張を検討したい企業

SPENCER

SPENCER

画像引用:株式会社 セイノー情報サービス

SPENCER」は、西濃運輸グループである株式会社 セイノー情報サービスが開発した生産管理システムです。物流の業務のなかで培ったノウハウを活かし、生産から輸送まで幅広く支援しています。

SPENCERのおすすめポイント

ポイント1:スモールスタートができる仕組みを整備

生産計画と在庫管理、工程管理のみなど必要最低限の機能に絞って導入できるため、初期投資を抑えられます。また、実際に運用を開始してから導入システムの範囲を広げるなど、柔軟な対応が可能です。

ポイント2:Excelのような操作性

業務で用いられることが多い「Excel」に似た管理画面を用意しているため、導入をスムーズに進められます。また、ドラッグ&ドロップで操作できるなど、分かりやすい操作性を実現しています。

ポイント3:他ツールとの連携が可能

株式会社 セイノー情報サービスは、倉庫管理や受発注管理など特定の機能に特化したシステムを開発している点も特徴です。それらのシステムと「SPENCER」を連携させることで、情報の可視化や業務効率化につなげられます。

提供会社

株式会社 セイノー情報サービス

特徴

機能ごとの導入が可能

主な機能

・受注管理

・生産計画

・作業負荷計画

・入荷管理

・品質判定管理

・原価管理

対応する生産タイプ

導入実績

利用料金

サポート体制

ウェビナーを開催し関連情報を提供

おすすめの企業

最小限の機能を利用したい企業

生産管理クラウドGEN

生産管理クラウドGEN

画像引用:GEN(ジェン)株式会社

生産管理クラウドGEN」は、GEN(ジェン)株式会社の手掛けるサブスクリプション型(定額制)の生産管理システムです。見積もりや購買管理、工程の進捗管理、在庫管理など、機能が豊富に用意されています。

生産管理クラウドGENのおすすめポイント

ポイント1:クラウド環境かつ月額制で利用可能

生産管理クラウドGENはクラウド環境で利用できるため、オンプレミス型のように初期費用がかかりません。発生するのは月々の利用料金のみなので、費用の負担を軽減できます。また、製品デモを申し込めるため、実際の使用感を確認した上で導入を検討できます。

ポイント2:セキュリティ面やサポートも配慮

取り扱うデータは国内のデータセンターで運用されており、セキュリティ面にも配慮されています。定期的にバックアップが行われるため、安全性も担保されています。また、システム導入後は運用に向けた支援があるので安心です。

ポイント3:カスタマイズも柔軟に対応

帳票編集や項目の追加など、プログラミングの知識がない方でも簡単に操作できる仕様になっています。実運用に合わせた調整がしやすいので、業務効率化を円滑に図れます。

提供会社

GEN(ジェン)株式会社

特徴

月額料金制で利用可能

主な機能

・見積管理

・受注管理

・計画生産

・製番管理

・購買管理

・原価管理

対応する生産タイプ

導入実績

利用料金

製造業向け:月額23,800円~

サポート体制

導入支援やチャット等での対応を実施

おすすめの企業

初期費用を抑えてスタートしたい企業

※自社に合う生産管理システムを選んで欲しい、プロのアドバイスを聞きたい方はシステム幹事にご相談ください。予算や目的から最適な生産管理システムを選定させていただきます。相談料・紹介料などは一切かかりません。
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生産管理システムを選ぶための比較ポイント

生産管理システムを選ぶための比較ポイント

9つの生産管理システムを比較しましたが、生産管理システムにはさまざまな種類があり、選びきれなかった方もいると思われます。

こちらでは、生産管理システムを選ぶ方法として以下の4つについて解説します。選びきれなかった方も、自社の生産管理体制と照らし合わせつつ、ポイントを押さえていきましょう。

自社の課題に合った機能が搭載されているか

ひと口に生産管理システムと言っても、その機能は多種多様です。「納期を最適化したい」「部品の無駄をなくしたい」など、まずは自社での課題を洗い出し、その課題解決に適したツールを選ぶことが何より大切なので、生産管理システムの機能は必ず比較しましょう。

オンプレミスとクラウドのどちらがよいか

オンプレミス?クラウド?

管理サーバーを自社内に置く「オンプレミス型」や、ネット環境を利用する「クラウド型」など、利用方法や予算に応じた選択も必要です。オンプレミス型はカスタマイズ性に優れている一方、クラウド型は初期費用の負担が少なかったり外出先でも利用できたりといったメリットがあります。

システム開発会社によってはオンプレミス・クラウドの両方に対応した製品を取り扱っているケースもあるので、適宜相談しながら導入を進めるとよいでしょう。

自社の生産タイプにシステムが対応しているか

製造業には、生産する形態によって「多品種少量生産」「少品種大量生産」など幅広いタイプがありますが、導入するシステムによってはいずれか1つに特化している場合があります。

たとえば、同一の工場内で多品種少量生産を行うと、扱う資材が多様化することから管理が煩雑になることも考えられます。そのため、適切に管理番号を設定するなど多品種少量生産に合わせた管理体制を整えることが大切です。

少品種大量生産とは求められる仕組みが変わってくるので、そもそも自社の生産タイプに生産管理システムが対応しているかもチェックするようにしましょう。

導入・運用に向けたサポートがどうなっているか

生産管理システムを導入しても、運用まで定着しないと意味がありません。全社で問題なく扱えるようになるためにも、サポート体制について確認しておくと安心です。

たとえば、トラブル発生時に24時間対応をしているのか、24時間対応はないが訪問などのサポートはあるのか、マニュアルが完備されているのかなど、導入後のサポートにもさまざまなパターンがあります。

ただし、サポートについては別途料金が発生する場合もあるため、予算やシステムへの理解度(社内だけで対応できそうか)も含めて検討してください。利用料金の安さを重視するのか、充実したサポートを求めるのかなど、自社の状況を総合的に考えながら選択していきましょう。

導入費用と運用費用は問題ないか

サポートと重なる部分ではありますが、生産管理システムを導入した後に使い続けるためには費用面での負担がかかり過ぎてはいけません。導入費用だけでなく維持するための運用費用もけっして安い金額ではないため、費用面からも長く使い続けられるかどうか必ず確認しましょう。

費用を抑えたい場合は、まずは小規模で導入し、効果が明確になってから範囲を広げる方法もあります。また、企業の規模によっては「IT導入補助金」などの制度が利用できる可能性もあります。

費用が用意できないから…と最初から諦めず、自社の予算に合った生産管理システムがないか相談してみるのもよいでしょう。

IT導入補助金をはじめとする、システム・アプリ開発関連の補助金の詳細は、下記記事をご参照ください。
関連記事:システム・アプリ開発の補助金はどれを選ぶ?採択率50%を突破する秘訣!

【まとめ】生産管理システムで業務を改善しよう

生産管理システムを比較しましたが、自社にマッチするものでなければ運用が定着しないことも考えられます。生産管理システムの導入を検討している方は、上記で紹介した内容も含めてさまざま観点から比較するのがよいでしょう。

また、どういったシステムがよいのか分からない、1つのシステムに決めきれないという方は生産管理システムに詳しいプロに相談するのもおすすめです。
事業の規模・目的をヒアリングし、生産管理システムの特徴や機能を照らし合わせながらぴったりのシステムを提案してくれます。

生産管理システムによって業務改善につながった事例も多いので、ぜひ今後の効率化に向けて導入を進めてください。

コンサルタントのご紹介 システム幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 専任のコンサルタントが、
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※どの生産管理システムを選べばよいか分からないときは、システム幹事にお気軽にご相談ください。予算と目的に最適な生産管理システムをご紹介いたします。相談料や紹介料は一切かかりません。

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