マッチングアプリの開発費用・相場は?費用を抑えるポイントもわかりやすく解説【2024年最新版】

マッチングアプリの開発費用は?費用を抑えるポイントも解説

マッチングアプリとは、登録している人同士が条件に合う人を見つけ、双方の希望が一致することでつながることができる仲介用アプリ(プラットフォーム)のことです。出会い系アプリが有名ですが、転職・副業・スキルなどビジネス系マッチングも需要が高まっており、様々なアプリが開発されています。

本記事ではそんなマッチングアプリを開発したい方向けに

  • マッチングアプリの開発費用
  • マッチングアプリの開発以外にかかる費用
  • マッチングアプリの開発費用を安く抑えるコツ

について分かりやすく紹介します。

マッチングアプリ開発を行う開発会社3社に聞いた正確な情報をもとにしています。最後まで読めば、自社で作りたいマッチングアプリの費用がわかります。

※もし作りたいマッチングアプリの費用相場を知りたい方は「システム幹事」にお気軽にご相談ください。豊富な開発会社・見積データベースから知りたい情報を無料でご案内いたします。

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目次
  1. 1. 【価格表】マッチングアプリの開発費用相場
    1. 1-1. マッチングアプリ開発の平均費用は1,319万円
    2. 1-2. 400万円~500万円で開発できるマッチングアプリ
    3. 1-3. 500万円~1,000万円で開発できるマッチングアプリ
    4. 1-4. 1,000万円以上で開発できるマッチングアプリ
    5. 1-5. 1分で見積もり金額がわかるシミュレーターの紹介
  2. 2. マッチングアプリ開発の費用の内訳
    1. 2-1. 開発費のほとんどは人件費
    2. 2-2. 諸経費の内訳
  3. 3. マッチングアプリの開発費以外の費用
    1. 3-1. アプリのリリースに必要なアカウント登録費用
    2. 3-2. 集客費用
    3. 3-3. 運用・保守費用
  4. 4. 【重要】モニターの人件費もかけたほうが良い
    1. 4-1. 初期ユーザーを獲得する必要があるから
    2. 4-2. アプリの改善につながるから
  5. 5. マッチングアプリの開発費用を安く抑えるポイント
    1. 5-1. 目的・欲しい機能を整理しておく
    2. 5-2. 工数が削減できる手法で開発する
    3. 5-3. 自社でできない部分だけ外注する
    4. 5-4. Webアプリ・ハイブリッドアプリで開発する
    5. 5-5. アプリ開発の補助金を利用する
  6. 6. マッチングアプリを開発して本当に儲かるのか?マネタイズする4大手法
    1. 6-1. 有料会員制
    2. 6-2. 広告収入
    3. 6-3. 月額課金制
    4. 6-4. 成果報酬制
  7. 7. マッチングアプリ開発で成功するためのポイント
    1. 7-1. 競合と差別化する
    2. 7-2. 顧客ニーズを深掘りする
    3. 7-3. 開発会社との間で認識をそろえる
    4. 7-4. 開発するマッチングアプリにあう開発方法を選ぶ
  8. 8. マッチングアプリ開発におすすめの開発会社
    1. 8-1. 有限会社キーノスロジック
    2. 8-2. 株式会社Skrum
    3. 8-3. 株式会社イーディーエー
    4. 8-4. AMELAジャパン株式会社
    5. 8-5. 株式会社ロボラボ
    6. 8-6. 株式会社GeNEE
  9. 9. マッチングアプリ開発会社の選び方
  10. 10. 【まとめ】マッチングアプリの開発費用について紹介しました

【価格表】マッチングアプリの開発費用相場

システム幹事で独自に集計したデータによると、マッチングアプリ開発の平均費用は1,319万円でした。

システム幹事では、アプリ制作を依頼したい企業とアプリ開発会社を毎月数十件以上、マッチングしています。そのデータをもとに作成したマッチングアプリの開発にかかる相場が下図です。

マッチングアプリ開発の平均費用は1319万円

マッチングアプリ開発の平均費用は1,319万円

マッチングアプリの開発は、会員登録機能や検索機能、メッセージの送受信機能、決済機能などさまざまな機能が必要になることから開発費用が高額になる傾向があります。そのため、1,000万円以上になるケースが半数を占めています。

マッチングアプリ開発の費用相場としては最低限の機能で400万円~500万円程度、AI分析や自動日程調整などを搭載したアプリなら500万円~1,000万円。さらにユーザーデータを活用したアプリ改善やマーケティングまでしたいなら1,000万円以上の予算を確保する必要があります。

あくまで参考ですが、開発費用・開発期間・目的を整理すると以下のようなイメージになります。

費用

開発期間

目的

400万円~500万円

3~4ヶ月

マッチングアプリとして最低限機能すれば良い

500万円~1000万円

4~6ヶ月

機能にこだわりたい

1000万円以上

6ヶ月以上

ユーザーデータの分析までしたい

以下では3つの価格帯それぞれでできることを説明します。

機能の数・複雑さ以外に、機能の組み合わせ、依頼する開発会社によっても変わる部分があるので大まかな説明に留めています。一例として参考にしてください。

400万円~500万円で開発できるマッチングアプリ

目的:マッチングアプリとして最低限機能すれば良い
期間:3~4ヶ月

400万円~500万円は最低限マッチングアプリとして機能すれば良い場合の価格帯。以下のようなマッチングアプリによくある機能の範囲内で、なおかつ各機能がシンプルであれば開発できます。

  • 会員登録機能
  • ログイン/ログアウト機能
  • 検索機能
  • メッセージ機能
  • 通知機能
  • 決済機能
  • 管理者画面

基本的に400万円~500万円で多くの機能を求めるのは難しいです。マッチングアプリとしての最低限の機能まで削ぎ落とすと考えてください。

他社のマッチングアプリにはない独自の機能を追加することも難しい場合が多いです。もし独自の機能も搭載したい場合は費用が高くなり、500万円以上かかります

また、400万円~500万円の価格帯では以下のようなユーザーデータの分析もできません。

  • マッチングしやすいユーザーの特徴(アプリの利用頻度、アプリ内での行動など)は何か
  • アプリ内のどのページの滞在時間、閲覧数が多いか

詳しいユーザーデータの分析までするためには1,000万円以上が必要で、以下のようなマーケティングやアプリの改善ができます。

  • マッチングしやすいユーザーの特徴を通知機能で教えて利用を促す
  • 滞在時間・閲覧数の少ないページのコンテンツを変えるなど改善する

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500万円~1,000万円で開発できるマッチングアプリ

目的:機能にこだわりたい
期間:4~6ヶ月

500万円~1,000万円は機能にこだわりたい場合の価格帯です。機能の数が多く、複雑な場合も開発可能で、独自の機能も開発可能なことが多いです。ただし、この価格帯でもユーザーデータの分析はできないケースが多いことに注意しましょう。

500万円~1,000万円で開発可能な機能のイメージとして以下の例があります。

※以下の例は開発できる機能のイメージを示すものです。以下のマッチングアプリが500万円~1,000万円で開発されたというわけではありません。

機能例1.AIを用いた分析機能

Google Play

※画像引用:Google Play(※マッチングアプリの開発料金は不明)

転職マッチングアプリ「VIEW」では、いくつかの質問に答えると、相性の良い業種をAIが分析してくれる機能があります。

機能例2.自動日程調整機能

Dine

※画像引用:Dine(※マッチングアプリの開発料金は不明)

出会い系マッチングアプリの「Dine」では、マッチング相手との日程調整を自動で行ってくれる機能があります。事前にユーザーが空いている日を入力しておくと、自動で日程調整が完了する仕組みです。

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1,000万円以上で開発できるマッチングアプリ

目的:ユーザーデータの分析までしたい
期間:半年以上

1,000万円以上は以下のようなユーザーデータの分析までしたい場合の価格帯です。

  • どんな属性のユーザーが多いか
  • マッチングが成立するユーザーの特徴
  • アプリ内のどのページの滞在時間、閲覧数が多いか
  • プッシュ通知のクリック率はどのくらいか

属性は、年齢、地域、性別など。データ分析ができると、以下のようにマーケティングやアプリの改善に役立てられます。

  • ユーザーの属性にあわせたWeb広告を配信する
  • マッチングしやすい相手の特徴を通知機能で教えて利用を促す
  • 滞在時間・閲覧数の少ないページを改善する
  • プッシュ通知の内容、送信時間を改善する

ユーザーデータを分析できるようにする場合、扱うデータ量が増えてデータベースの構造も複雑になるため、開発費用が1,000万円以上まで跳ね上がることが多いでしょう。

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システム・アプリ開発料金シミュレーター

自社の場合のアプリ開発費用をすぐに知りたい方のために、アプリ開発料金シミュレーターを用意しました。アプリの種類や対応プラットフォームなどを選択するだけで国内約6,000社のデータをもとにシミュレーションができますので、ぜひご利用ください。

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マッチングアプリ開発の費用の内訳

それぞれの価格帯でできることを理解するために、まず開発費用の内訳を説明し、その後で費用を詳しく説明します。

開発費のほとんどは人件費

開発費のほとんどは人件費

マッチングアプリの開発費用は「人件費+諸経費」で決まります。
人件費は、アプリを開発するためにかかるエンジニアやプログラマーなどの費用。諸経費は、開発用のサーバーなどの設備費、ソフトを使用するライセンス料などです。

このうち費用のほとんどは人件費のため、開発に人員・工数がかかるほど費用は高騰します。人件費を決める主な要素は「機能の数と複雑さ」です。

人件費を決めるのは「機能の数と複雑さ」

機能の数が多いほど開発工数が増えて費用が高くなります。ログイン機能、検索機能、会員登録機能など機能の種類によっても変わりますが、1つ追加すると10万円~100万円ほど高くなります

また、1つの機能がどれだけ複雑かによっても費用は変わります。たとえば検索機能の場合、下にいくほど開発に手間がかかり、費用が高くなります。

  • キーワード入力で検索する方法のみ
  • キーワード入力に加えて、複数条件(地域、年齢など)で細かく絞り込みも可能
  • キーワード入力、条件の絞り込みの他、AIがおすすめのユーザーを選んで表示してくれる

諸経費の内訳

マッチングアプリ開発の諸経費としてかかるものを説明します。

サーバー費用

エックスサーバー

※画像引用:エックスサーバー
データの保存・送信など、サービスを提供する側のコンピューターをサーバーといいます。

サーバーはマッチングアプリを動かすために不可欠な存在。アプリにとっての「サーバー」は、建物にとっての「土地」のようなものです。マッチングアプリを運用する限り、サーバーのレンタル料を払い続ける必要があります。費用の目安は月額数千〜数万円です。

開発会社では無く、別途サーバーを提供している会社と契約する必要があります。ただし、開発会社がサーバーを提供している場合や管理している場合は、開発会社を通して支払うケースもあります。

SSL証明書費用

さくらのSSL

※画像引用:さくらのSSL
SSL(Secure Sockets Layer)とはインターネット上で送受信されるデータを暗号化する仕組みのこと。無くてもアプリの運用自体はできますが、なりすましや個人情報の流出を防ぐために、取り入れたほうが望ましいです。

SSLで通信を暗号化するためには、「SSL証明書」を発行する必要があります。証明書の発行費用は一年で5万円~10万円程度で、毎年費用を払い続ける必要があります

サーバーを提供している会社でSSLの取得もできる場合がほとんどです。

デザイン費

デザイン費は、主にユーザーがアプリを使用する際に表示される画面のデザインにかかる費用です。開発費用の中に含まれているケースもあります。

デザインと聞くと綺麗な画面にすることをイメージしがちですが、操作性や視認性、機能性を重視した使いやすい画面の設計も含まれます。できるだけ多くの利用者に使ってもらいたいマッチングアプリの場合、使っていてストレスの少ない設計をすることも重要です。そのため、デザインにもある程度のコストをかける必要があります。

大規模な開発でなければ、10万円~100万円程度見ておくと良いでしょう。

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マッチングアプリの開発費以外の費用

マッチングアプリの開発費以外の費用

マッチングアプリを開発したあとも様々な費用が発生します。開発費だけを予算に組み込むと、運営ができなくなるので以下の費用も必ず頭に入れておきましょう。

アプリのリリースに必要なアカウント登録費用

OS

費用

iOS

$99=11,880円程度(税別)

※登録費用+毎年同額の更新料が必要

Android

$25=3,000円程度(税別)

※登録費用のみ

※1ドル=120円として計算しています。

開発したアプリは、App storeやGoogle Payなど各アプリストアへ申請し、承認されてようやくリリースできます。アプリの申請には費用がかかり、iOS、Androidどちらのアプリを公開するかによって変わります。詳細は上の表の通りです。

関連記事:【iOS・Android】アプリの審査情報まとめ!審査手順や期間、基準を満たすためのポイントを解説

集客費用

マッチングアプリ開発では、集客も行う必要があります。使ってくれるユーザーを集めなければ、どんなに立派なアプリを作っても収益化しないからです。

マッチングアプリの集客には、下記のような方法があります。

  • Web広告
  • コンテンツマーケティング
  • リアル施策

どれか1つに絞ったとしても、少なくとも月々20万円~30万円程度かかります。

集客方法

種類

特徴

Web広告

  • ・リスティング広告
  • ・ディスプレイ広告
  • ・SNS広告
  • ・YouTube広告
  • ・プレスリリース
  • ・即効性が高い
  • ・初期費用、ランニングコストが必要

コンテンツ

マーケティング

  • ・SNS運用
  • ・SEO

など

  • ・長期的に費用対効果が高い
  • ・効果に時間がかかる

リアル施策

  • ・ビラ配り
  • ・交通広告

など

  • ・即効性が期待できる
  • ・地域が限定される

集客の手段は大きく「Web広告」「コンテンツマーケティング」「リアル施策」の3種類です。

どの手段が有効かはマッチングアプリの種類によって異なり、出会い系であればWeb広告を活用するケースが多いでしょう。一方、BtoBマッチングであればSEO(Googleなどの検索結果で上位表示されるように対策すること)で集客するケースもあります。

マッチングアプリの集客方法は、ホームページの集客方法とほぼ同じです。集客方法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

関連記事:ホームページの集客方法18選!成功事例も紹介

運用・保守費用

アプリ運用

アプリ監視

日常メンテナンス

問題発見時は保守に移行

アプリ保守

障害の原因究明・復旧

アプリの改善提案・実施

マッチングアプリは作って終わりではなく、リリース後も継続的に運用や保守をしていく必要があります。「運用」は、アプリを継続的に安定して稼働させるため管理・監視を行うこと「保守」は、障害が発生した際に原因を究明してアプリを復旧・修正することです。

マッチングアプリの運用ではセキュリティの監視や、アプリ内のデータのバックアップを行います。一方、保守では、アプリの動作がおかしくなった場合の復旧対応などがあります。

目安として、毎月の運用・保守費用は開発コストの5%前後。500万円で開発したマッチングアプリであれば月25万円ほどかかり、1年間で300万円程度を開発会社に払うことになります。

運用や保守の詳しい中身は下記の記事を参考にしてください。

関連記事:アプリ運用とは?保守との違い・重要性・作業内容・想定すべきコストを解説!

アプリ開発費用相場の詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事種類・機能別|アプリ作成・開発の費用相場!シミュレーション付

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【重要】モニターの人件費もかけたほうが良い

アプリの種類

モニターの人件費

個人向けマッチングアプリ

2000円~4000円/人

法人向けマッチングアプリ

2万円~15万円/人

マッチングアプリの開発では、人件費をかけてでもモニターに使ってもらう必要があります。主な理由は以下の2つ。

初期ユーザーを獲得する必要があるから

1つ目は初期ユーザーを獲得する必要があるからです。

マッチングアプリは「利用者の数」が非常に重要なサービス形態。利用者が大勢いなければ、ユーザーは「アプリを使いたい」と思いません。モニターにお金を払ってでも利用者を獲得し、リリース時に既に盛り上がっている状態を作る必要があるのです。

また、口コミを気にするユーザーも多いため、モニターに使ってもらう場合はレビューも書き込んでもらうことをおすすめします。

アプリの改善につながるから

理由の2つ目は、アプリの改善につながるから。

社内の人に使ってもらってもターゲットの目線とずれてしまうことが多いです。たとえば大学生向けのアプリなら、大学生にモニターとして使ってもらい意見を集めることで、本当にユーザーにとって使いやすいアプリへと改善できます。

モニターの人件費は、個人向けマッチングアプリの場合は一人につき2,000~4,000円、法人向けの場合は一人につき2万~15万円程度が相場です。法人向けの場合は「企業の人事担当者」などターゲットが限定されることが多いためモニター獲得が難しく、人件費が高くなる傾向にあります。

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マッチングアプリの開発費用を安く抑えるポイント

マッチングアプリの開発費用を安く抑えるポイント

なるべく開発費用を抑えたいと思っている人のために、安く抑えるポイントをお伝えします。

目的・欲しい機能を整理しておく

以下の項目をある程度整理しておくと、見積もりの金額を抑えやすいです。

  • マッチングアプリ開発の目的・概要
  • 欲しい機能と各機能の優先順位

何のためにマッチングアプリを開発するのか、どのようなビジネスモデルかなど、開発目的や事業の概要はしっかり伝えましょう。目的を達成するために必要な機能、不要な機能を開発会社が判断しやすくなり、無駄に高機能になって費用が高騰するのを防げます。

 

機能の種類

絶対に欲しい機能

会員登録機能、メッセージ機能、検索機能、決済機能

できれば欲しい機能

ビデオ通話機能、ポイント機能

また上の例のように、欲しい機能を「絶対欲しい機能」と「できれば欲しい機能」に分けて優先順位をつけると良いです。制作側が欲しいと思う機能と、実際にユーザーが欲しい機能にずれがあるケースはよくあります

開発段階で欲しい機能全てを盛り込まず、アプリのリリース後にユーザーにアンケートを取るなどして機能を増やすほうが無駄がないです。

一方で、目的・欲しい機能が曖昧なまま依頼すると、開発会社が以下のように考えて見積もりを高めに出す場合があります。

  • 要望を明確化するためのヒアリングに時間がかかりそうだ
  • 認識のずれが起こって機能の追加・修正の依頼が多発しそうだ

工数が削減できる手法で開発する

マッチングアプリ開発の手法は複数あり、開発会社によっては以下の手法で開発できることがあります。

  • ノーコード・ローコード開発(コーディングの手間が省ける開発手法)
  • パッケージ(既に出来上がったアプリの雛形)を用いた開発

bubble

※画像引用:bubble
ノーコード・ローコード開発では、上のようにマウスのドラッグ&ドロップで操作し、機能ごとのパーツを組みあわせて開発を行います。例えていうと、おもちゃの「レゴブロック」を組み合わせるイメージです。

パッケージ開発は、既にあるアプリの雛形を用いて開発します。自社にあうように、部分的にカスタマイズすることも可能です。

上記の手法は開発の工数が削減できるため費用を抑えることができ、場合によっては200万円~300万円程度で開発することも可能です。ただしスクラッチ開発(1からオリジナルで開発する手法)と比べて機能の自由度が低い点に注意が必要です。

スクラッチ開発、パッケージ開発について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

関連記事:パッケージ開発とは?メリット・デメリット、スクラッチ開発との違い・選び方のポイントを解説!

自社でできない部分だけ外注する

費用を抑えるために、外注する工程を減らして、自社で対応する工程を増やす方法もあります。基本的には自社で対応したほうが人件費が安くなるからです。

たとえば、アプリデザインの工程は外注すると70万円ほどかかりますが、内製なら社内のデザイナーに払う給料だけで済むため、30万円ほどに抑えられることもあります。

自社だけではアプリが作れない場合も、対応できない部分だけを外注することでコストを抑えられます

Webアプリ・ハイブリッドアプリで開発する

種類

工数

費用

特徴

Webアプリ

安い

ブラウザ上で使用する

ハイブリッドアプリ

小~中

比較的安い

ブラウザでも端末に

インストールしても使用できる

ネイティブ

アプリ

高い

スマホやタブレットに

インストールして使用する


アプリには主に「Webアプリ」「ネイティブアプリ」「ハイブリッドアプリ」の3種類があり、開発費用も異なります。

スマホなどにダウンロードして使う「ネイティブアプリ」の開発では、iOS、Androidで開発環境や言語が異なり、それぞれ開発しなければなりません。そのため工数が大きくなり、費用が高騰する傾向にあります。

一方でWebアプリ・ハイブリッドアプリは、複数のOSに個別に対応させる必要がない点が特徴です。また、フレームワーク(アプリを開発するための枠組みのようなもの)が豊富で開発の工数を削減しやすいです。安価に済むことが多く、ネイティブアプリ開発と比較して約10%~20%程度費用を抑えられます。

費用を抑えたい場合は、まずWebアプリかハイブリッドアプリで開発し認知度を高め、軌道に乗った段階でネイティブアプリをリリースする流れがおすすめです。

Webアプリ、ネイティブアプリ、ハイブリッドアプリの特徴と違いについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

関連記事:ネイティブアプリ開発のメリット!将来性・開発に必要な言語・環境も解説

アプリ開発の補助金を利用する

種類

対象

過去データによる

採択率の目安

ものづくり補助金

競合優位性に優れたサービス開発

約45%

事業再構築補助金

コロナにより売上が減少し、

事業転換を計画している場合

約40%

IT導入補助金

ITツールを活用して業務効率化を

計画している場合

約70%

小規模事業者持続化補助金

システムを活用し

販路拡大を計画している場合

約50%


アプリ開発には補助金が存在します。採択率は約40〜50%程度(2024年8月時点での過去の採択事例から算出)で、仕組みが複雑なため申請していない方も多いでしょう。しかし、採択されれば上記の補助額がおり、費用が抑えられます。

1つのアプリ開発に利用できる補助金は1つだけですが、活用できれば負担を軽減できます。補助金については下記の記事を参考にしてください。

参考記事:アプリ開発の補助金はどれを選ぶ?採択率50%を突破する秘訣!

※補助金・助成金は申請や条件が複雑で専門性が必要になります。もし補助金・助成金の活用を検討している場合は「手続きの進め方」や「補助金申請に強い支援会社」など無料でご案内しますのでお気軽にご相談ください。

【無料】アプリの補助金申請について相談する

マッチングアプリを開発して本当に儲かるのか?マネタイズする4大手法

ここまでマッチングアプリの開発にかかる費用を解説してきました。「マッチングアプリの開発に多額の費用をかけて本当に収益化できるのか」と不安を感じた方もいるのではないでしょうか。

そのような方に向けて、マッチングアプリのマネタイズ方法を紹介します。一般的なマネタイズ方法は、主に以下の4つです。

マッチングアプリを開発して本当に儲かるのか?

以下で各項目の詳細を解説します。

有料会員制

有料会員制は、アプリ自体を無料で提供して利用者を集めつつ、より便利に使うために有料会員になることを促して収益を得るマネタイズ手法です。

一部の高度な機能を制限したり、利用回数を制限したりし、有料会員になると制限を解除できるような仕組みが該当します。例えば、簡易的な検索機能を無料で提供し、詳細検索は有料で提供するような仕組みがこの収益化方法に向いています。

婚活アプリや恋愛系マッチングアプリなどでよく利用されているマネタイズ手法です。

広告収入

広告収入は、マッチングアプリの中に広告を表示し、広告の掲載料や広告の成果報酬を得るマネタイズ手法です。

広告掲載による収益化はどのようなマッチングアプリでも採用しやすい反面、広告が多すぎるとユーザーの利便性が低下してしまいます。広告を掲載する際は、量や掲載位置に注意しましょう。

広告で収益化する際は、マッチングアプリを利用するユーザーの属性や行動パターンを分析して、適切な広告を掲載することが大切です。

月額課金制

月額課金制は、マッチングアプリの利用者に毎月一定の料金を支払ってもらうマネタイズ手法です。月額料金を払うとすべての機能・コンテンツを利用可能になる仕組みが一般的ですが、他のマネタイズ手法と組みあわせて利用されるケースもあります。

すべての利用者から収益を得られることや金額が固定されていることから、ユーザー数から収益の予測をしやすいことが月額課金制の特徴です。

長期的に継続利用してもらうことを想定したマッチングアプリ・サービスで採用されています。

成果報酬制

成果報酬制は、成果が発生した際に報酬を支払ってもらうマネタイズ手法です。マッチングの成立を成果に設定することもあれば、ユーザーが問い合わせやメッセージの送信などの特定のアクションをおこした時点で成果とするケースもあります。

報酬は、成果の発生に対して一定の金額を支払うってもらう方法と、マッチングによって発生した取引額から一定割合の金額を報酬として支払ってもらう方法があります。

成果が発生しない限り料金が発生しないためユーザーを増やしやすい反面、マッチングを成立させないと収益を上げにくいことがデメリットです。

マッチングアプリ開発で成功するためのポイント

マッチングアプリ開発で成功するためのポイント

マッチングアプリ開発で成功するためのポイントは、上図の4つです。以下で、各項目の詳細について解説します。

競合と差別化する

競合のサービス・アプリがある場合は、競合との差別化をすることが大切です。

競合と同じ内容のマッチングサービスであれば、まだユーザーの多くない新規サービスを利用するメリットがユーザー側にありません。競合サービスにはない機能を実装したり、競合サービスとは違う料金体系を用意したりするなどの差別化が必要です。

競合サービスを分析してユーザーが抱えている不満を見つけ、解消する機能やプランを用意すると良いでしょう。

顧客ニーズを深掘りする

マッチングアプリの開発で成功するためには「顧客ニーズの深掘り」が大事です。

ユーザーがなぜそのマッチングサービスを欲しているのかを明確に把握できていれば、ユーザーのニーズからズレたサービスになってしまうリスクを減らせます。

また、ユーザーの抱えている悩みを想定し、競合のサービスにはない解決方法を自社サービスに盛り込むことで競合サービスとの差別化も見込めるでしょう。

開発会社との間で認識をそろえる

マッチングアプリを開発してもらう際は、開発会社と認識をそろえることが大切です。

「なぜマッチングアプリを作るのか」や「目的を達成するために必要な機能は何か」などの認識をきちんと伝え、依頼前に開発会社とすりあわせましょう。開発してもらいたいアプリに対する認識がズレたまま開発に着手してしまうとアプリ開発で失敗してしまうリスクがあります。

開発を依頼する際に認識をそろえておくと良い内容については、以下の記事で解説していますので参考にしてください。

関連記事システム開発の依頼準備8点|プロジェクトを成功に導く外注ガイド【2024年最新版】

開発するマッチングアプリにあう開発方法を選ぶ

開発するマッチングアプリの要件にあわせた開発方法を選択することも成功のポイントの1つです。

例えば、最低限の機能を持ったマッチングアプリでも十分な場合は、アプリ制作ツールやノーコードツールを利用して自社制作するとコストを抑えられます。また小規模なマッチングアプリなら、開発会社ではなくフリーランスに開発を依頼することでもコストを削減可能です。

アプリに求める要件をまとめて、それを満たす開発方法の中から選択すると良いでしょう。

マッチングアプリ開発におすすめの開発会社

マッチングアプリ開発におすすめの開発会社を5社、厳選して紹介します。各社のおすすめポイントも3つに絞って紹介していますので、外注するアプリ開発会社を探している方はぜひ参考にしてください。

有限会社キーノスロジック

有限会社キーノスロジック

画像引用:有限会社キーノスロジック

有限会社キーノスロジックのおすすめポイント ・BtoB、BtoC、BtoBtoCまで幅広いビジネスマッチングシステムの開発を依頼できる
・補助金を活用するサポートを受けられる
・Webサイトの制作をあわせて依頼できる

有限会社キーノスロジックは、愛知県名古屋市千種区に本社を置くシステム開発会社です。ビジネス系のマッチングシステムの受託開発サービスを提供しており、BtoB、BtoC、BtoBtoCまで幅広くマッチングシステムを開発しています。要件定義から開発・保守・運用まで一貫してサポートをしてもらえます。

IT業務導入補助金や事業再構築補助金、各自治体の補助金などシステムの開発に利用できる補助金に対してサポートを受けられることが同社の大きな特徴です。そのため、補助金の利用を考えている方におすすめです。ヒアリング内容をもとにして利用可能な補助金の提案をしてもらえるので、どの補助金を利用できるかがわからない状況の方でも相談できます。

そのほか、同社はWebサイトの制作サービスも提供しています。企画・提案からデザイン・制作・SEO(検索エンジン最適化)対策までまとめて対応してもらえます。マッチングサービスのシステム・アプリ開発とあわせて公式Webサイトの制作も考えている方は、あわせて依頼すると良いでしょう。

有限会社キーノスロジックの概要・実績・価格感

TEL

052-784-4445

会社所在地

〒464-0074

愛知県名古屋市千種区仲田2-17-7 池下タワーズ4F

設立年

1993年1月

実績詳細

要問い合わせ

価格感

要問い合わせ

株式会社Skrum

株式会社Skrum

画像引用:株式会社Skrum

株式会社Skrumのおすすめポイント ・ビジネスや恋愛系のモバイル向けマッチングアプリの開発実績がある
・発注前にサンプルのシステムを操作して試せるので、完成イメージをつかみやすい
・iOSやAndroid向けのモバイルアプリを開発してもらえる

株式会社Skrumは、東京都渋谷区円山町に本社を置くシステム開発会社です。ビジネスマッチングアプリや恋愛マッチングアプリ、ゴルフマッチングWebシステム、求人サイトなどのマッチングアプリ・システム開発実績があります。

システム開発の発注前に、実際に開発したサンプルシステムを操作して操作感や品質を体感できることが同社の特徴の1つです。そのため、システム・アプリ開発に詳しいスタッフが自社に居ない場合など、提案書や仕様書だけでは完成したアプリのイメージをしにくいと悩んでいる方におすすめです。

iOS向けのアプリやAndroid向けアプリの個別開発だけでなく、iOS/Androidアプリを同時に開発するハイブリッド開発も依頼可能です。また、GPSや生体認証などのスマートフォンに搭載された機能やスマホアプリで使われることの多いフリック動作などの操作を活用したアプリの開発に対応してもらえます。そのため、スマホ向けのマッチングアプリ開発を考えている方におすすめです。

株式会社Skrumの概要・実績・価格感

TEL

050-5217-4037

会社所在地

〒150-0044

東京都渋谷区円山町5-2 第二伊藤ビル4F

設立年

2017年8月

実績詳細

  • ・ビジネスマッチングアプリ(モバイルアプリ)
  • ・恋愛マッチングアプリ(モバイルアプリ)
  • ・ゴルフマッチングWebシステム

価格感

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株式会社イーディーエー

株式会社イーディーエー

画像引用:株式会社イーディーエー

株式会社イーディーエーのおすすめポイント ・スマホアプリを専門に開発しており、450以上のアプリ開発実績がある
・業務の効率化を意識した管理画面を制作してもらえる
・iOS向けアプリとAndroid向けアプリを一度に開発可能な言語で開発してもらえる

株式会社イーディーエーは、東京都港区六本木に本社を置くシステム開発会社です。2004年の創業以来、スマートフォン向けのアプリ・Webシステムを専門に開発をしており、450以上の豊富なアプリ開発実績があります。

アプリを開発する際は、ユーザーが利用するアプリだけでなく管理者が操作する管理画面の構築やデザインにも力を入れていることが特徴です。ヒアリングや相談の内容をもとにして、業務効率化のために必要な機能を管理画面に実装してもらえるので、アプリを運用する際の管理コストの削減効果にも期待できます。

また、iOS向けのアプリとAndroid向けのアプリを一度に開発できる「Flutter」での開発にも対応してもらえます。Flutterで開発するとiOS、Android、Web、Windows、Mac、Linuxに対応したアプリを1つのコードで開発可能です。さまざまなOS・プラットフォームで利用してもらうアプリを開発してもらいたい方はFlutterで開発してもらうと、個別に開発するよりも開発コストを抑えられるでしょう。

株式会社イーディーエーの概要・実績・価格感

TEL

03-5422-7524

会社所在地

〒106-0032

東京都港区六本木7丁目14番23 ラウンドクロス六本木4F

設立年

2005年11月

実績詳細

  • 婚活マッチングサービスアプリ「ハピプロ」

その他、大手企業の公式アプリの開発実績多数あり

価格感

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AMELAジャパン株式会社

AMELAジャパン株式会社

画像引用:AMELAジャパン株式会社

AMELAジャパン株式会社のおすすめポイント ・美容業界やフィットネス、フリーランスのマッチングアプリ・システム開発実績がある
・通常の請負開発のほか、ラボ型のオフショア開発を利用できる
・ビジネス系からWeb系、オープン系など幅広いシステム開発を依頼できる

AMELAジャパン株式会社は、東京都江東区亀戸に本社を置くシステム開発会社です。美容業界向けのマッチングアプリやフィットネス系のマッチングアプリ、フリーランスのマッチングシステムなどのマッチングアプリ・システム開発実績が多数あります。

通常の請負開発だけでなく、開発チームを用意してもらい一定期間開発をしてもらうラボ型開発を利用できることが同社の大きな特徴です。そのため、開発途中で仕様変更や修正が発生した場合でも柔軟な対応に期待できます。また、同社のラボ契約は海外の人材を利用するオフショアで行っているため、人材の供給力が豊富な点も特徴です。

そのほか、ビジネス系からWeb系、オープン系、組み込み制御系まで幅広いアプリ開発・システム開発に対応してもらえます。マッチングアプリの運営に必要な業務や既存の業務をシステム化したいと考えている方は、あわせて依頼すると良いでしょう。

AMELAジャパン株式会社の概要・実績・価格感

TEL

070-6447-8404

会社所在地

〒136‐0071

東京都江東区亀戸1丁目40番6号 アズ亀戸ビル6F

設立年

2020年6月

実績詳細

  • ・美容業界向けマッチングアプリ
  • ・出会いマッチングアプリ
  • ・フィットネスのマッチングアプリ

価格感

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株式会社ロボラボ

株式会社ロボラボ

画像引用:株式会社ロボラボ

株式会社ロボラボのおすすめポイント ・マッチングサイト・アプリ開発の相談を500件以上受けた実績がある
・マッチングサイトを簡単に作れるサービスを利用できる
・メールマガジンやDMによる集客の支援・サポートも受けられる

株式会社ロボラボは、東京都港区高輪に本社を置くシステム開発会社です。マッチングサイトやマッチングアプリ制作を専門に手掛けており、500件以上の相談に対応した実績があります。

マッチングサイトを簡単に作れるサービス「マッチングクラウド」を利用できることが大きな特徴です。同サービスを利用すると、オンライン上で手軽にマッチングサイトを制作できます。目安は約2週間、最短3営業日で公開可能。自分で作る必要はありますが、コスト・納期を抑えたい方におすすめです。

また、メールマガジンやDMによる集客の支援や分析レポートなどのカスタマーサポートも受けられます。そのため、マッチングサイト・マッチングアプリの運営経験がなくても運営を始められます。マッチングサイト運営の役立つ情報を発信するメディアも手掛けているので、運営の参考にすると良いでしょう。

株式会社ロボラボの概要・実績・価格感

TEL

要問い合わせ

会社所在地

〒108-0074 

東京都港区高輪4丁目23番6号ハイホーム高輪708

設立年

2016年11月

実績詳細

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価格感

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株式会社GeNEE

株式会社GeNEE

画像引用:株式会社GeNEE

株式会社GeNEEのおすすめポイント ・アルバイト系マッチングアプリやtoC向けマッチングサービスの開発実績がある
・AI開発を依頼できる
・MVPの開発を依頼できるので、テストマーケティングしやすい

株式会社GeNEEは、東京都港区六本木に本社を置くシステム開発会社です。アルバイト系のマッチングアプリや家事代行サービスのtoC向けマッチングサービスを開発した実績があります。アプリは、iOS・Android・Webアプリのすべてに対応しており、350件以上の開発実績があります。

マッチングアプリ開発のほか、AIの開発を依頼できることも特徴の1つです。そのため、AIを活用したマッチングアプリで、特にAI部分を重視したい場合におすすめです。AIによるマッチング精度をできるだけ上げたいと考えている方は、相談してみると良いでしょう。

また、顧客に提供するために必要な最小限の機能だけ実装したMVP(Minimum Viable Product)の開発も依頼可能です。本格的にマッチングアプリを開発する前に、テストマーケティングで反響を見たいと考えている方は、MVPを開発してもらうと良いでしょう。

株式会社GeNEEの概要・実績・価格感

TEL

要問い合わせ

会社所在地

〒106-0032

東京都港区六本木1-4-5森ビルアークヒルズサウスタワー

設立年

2017年4月

実績詳細

  • ・Timee系マッチングスマホアプリを開発
  • ・toC向けマッチングサービスを開発

価格感

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マッチングアプリ開発会社の選び方

マッチングアプリ開発会社の選び方

システム開発会社の選び方のポイントは、上記の7つです。

1~3の項目の開発実績・得意分野・業績は公式サイトや公式サイトで配布されている資料で確認すると良いでしょう。4~7の項目については、開発会社に問い合わせた際に確認しておくべきポイントです。

各項目の詳細については、以下の記事で解説していますので参考にしてください。

関連記事システム開発会社の選び方7ポイント|依頼の準備と注意点も解説【2024年最新版】

【まとめ】マッチングアプリの開発費用について紹介しました

費用

開発期間

目的

400~500万円

3~4ヶ月

マッチングアプリとして最低限機能すれば良い

500~1000万円

4~6ヶ月

機能にこだわりたい

1000万円以上

6ヶ月以上

ユーザーデータの分析までしたい


マッチングアプリの開発費用は上の3つの価格帯に分かれます。また、開発後にかかる費用は主に以下の4つです。

  • アカウント登録費用
  • 集客費用
  • 運用・保守費用
  • モニターの人件費

マッチングアプリは開発費用が高額になりがちなので、開発会社選びは慎重になる必要があります。失敗しないために、プロに相談して選定することをおすすめします。

システム幹事では、マッチングアプリの開発目的や要件を専門のアドバイザーが丁寧にヒアリングし、最適な開発会社をご提案します。相談料、会社紹介料は全て無料です。ぜひご相談ください!

コンサルタントのご紹介 システム幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 専任のコンサルタントが、
お客様の予算と目的を丁寧にヒアリング。
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初心者の方でも安心してご相談いただけます。

【無料】マッチングアプリの費用・相場について相談する

Q. マッチングアプリ開発の費用相場は?

マッチングアプリ開発の費用相場は、最低限の機能であれば400万円~500万円程度、AI分析が可能な高機能なアプリなら500万円~1,000万円、ユーザーデータを活用したアプリ改善・マーケティングをしたいなら1,000万円以上です。その他の内訳は記事内で紹介していますので、ご覧ください。

Q. マッチングアプリの開発以外に必要な費用はある?

マッチングアプリ開発以外の費用には「アプリのリリース費」「集客費用」「運用・保守費用」などがあります。この中でも「アプリのリリース費」はApple storeやGoogle Payに登録するのに必須になります。