LINEミニアプリ開発とは?導入するメリットや成功事例を紹介【2024年最新版】

今ではさまざまな店舗や企業が集客やリピーターを創出するためにLINEでセールやクーポン配信、店内注文機能の提供などといった施策を行っています。

LINE上でそれらの機能を実現するためには「LINEミニアプリ」の導入が必要です。

  • LINEミニアプリで開発を行うことによるメリットとデメリットを知りたい
  • LINEミニアプリを開発するにはどこに頼めば良いのか
  • LINEミニアプリ開発の相場がわからない

上記の悩みをお持ちのIT担当者がいらっしゃるのではないでしょうか?この記事ではLINEミニアプリの概要、メリットとデメリット、開発事業者、開発を外注した際の費用感についてご紹介します。

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目次
  1. 1. LINEミニアプリとは
    1. 1-1. LINE公式アカウントとの違い
    2. 1-2. LIFFアプリとの違い
    3. 1-3. ネイティブアプリとの違い
  2. 2. LINEミニアプリが注目される理由
  3. 3. LINEミニアプリの機能と事例
    1. 3-1. テーブルオーダー|カフェ「CAINZ COFFEE STAND&SPACE」
    2. 3-2. テイクアウト・デリバリー|吉野家
    3. 3-3. 順番待ち受付|スシロー
    4. 3-4. 会員証|株式会社パル
    5. 3-5. 来店予約|カット専門店「Cut1000」
    6. 3-6. お客様への通知|株式会社トモズ
  4. 4. LINEミニアプリのデメリット
    1. 4-1. カスタマイズ性に欠ける
    2. 4-2. 公開には審査が必要
  5. 5. 企業や店舗がLINEミニアプリを導入するメリット
    1. 5-1. アプリのインストール不要で機能を提供できる
    2. 5-2. ユーザーの行動情報を取得できる
    3. 5-3. お客様へプッシュ通知を送れる
    4. 5-4. アプリの開発費用を抑えられる
  6. 6. LINEミニアプリの開発手法
    1. 6-1. パッケージ開発(またはSaaS・ASPの利用)
    2. 6-2. 個別開発
  7. 7. LINEミニアプリを自社で開発する方法
    1. 7-1. 1. LINE developerに登録する
    2. 7-2. 2. チャネルを作成する
    3. 7-3. 3. 開発環境を構築する
    4. 7-4. 4.アプリを開発する
    5. 7-5. 5. アプリを起動する
  8. 8. LINEミニアプリの審査の流れ
  9. 9. LINEミニアプリの開発費用相場
  10. 10. LINEミニアプリの開発会社一覧
    1. 10-1. クラスメソッド株式会社
    2. 10-2. 株式会社dini
    3. 10-3. エクシードシステム株式会社
    4. 10-4. 株式会社ブレイブテクノロジー
    5. 10-5. 株式会社電通国際情報サービス
    6. 10-6. 株式会社アイリッジ
    7. 10-7. フォーグローブ株式会社
    8. 10-8. 株式会社デジクル
    9. 10-9. 株式会社ecbeing
    10. 10-10. 株式会社グランドリーム
    11. 10-11. トランスコスモス株式会社
    12. 10-12. 株式会社Enlyt
  11. 11. LINEミニアプリの開発会社を比較するチェック項目
    1. 11-1. 担当者の評価シート
  12. 12. LINEミニアプリを外注する際のポイント
    1. 12-1. 費用の安さだけで選ばない
    2. 12-2. アプリの要件を明確に伝える
    3. 12-3. 丸投げをしない
    4. 12-4. 相見積もりをとる
  13. 13. 【まとめ】LINEミニアプリ開発の基礎知識を紹介しました

LINEミニアプリとは

LINE

画像引用:LINEアプリ

LINEミニアプリとは、LINEヤフー株式会社が提供するプラットフォームで、店舗や企業がLINE上にWebアプリを構築するサービスです。ユーザーがアプリを使うことで店舗での注文や会員証の利用、順番待ちの受付などをLINE上で手軽に行えます。
ユーザーはLINEミニアプリを利用するために、LINE以外のアプリを別途インストールする必要がないことが大きな特徴です。

LINE公式アカウントとの違い

LINEには企業が公式アカウントを持てる機能もあります。LINE公式アカウントは最新情報やクーポン券などを登録ユーザーに送るもので、情報発信に利用するものです。

一方のLINEミニアプリは、商品を注文したり、お店を予約したりユーザーがさまざまな機能を利用するもの。それぞれ役割が大きく異なります。

LINE公式アカウントの説明や使い方は下記の記事で詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてください。

関連記事LINEを活用した採用とは?企業が取り組むメリット、始め方を解説(外部サイト)

LIFFアプリとの違い

LIFFアプリはLINEのトークルーム内で機能するWebアプリケーションです。LINEミニアプリもLIFFプラットフォームで動作しておりLINEミニアプリはLIFFアプリの一種と定義されています。ただし、同じLIFFプラットフォームで動作する共通点はあるものの、両者には以下のような違いがあります。

  

LIFFアプリ

LINEミニアプリ

動作環境

スマートフォン版LINE、

一般的なWebブラウザ(PC含む)

スマートフォン版LINEのみ

LINEによる審査・認証

不要

必要

Service Message

トークルーム

利用不可

利用可能

参考:LINE API UseCase

LINEミニアプリには「LINE上で公開される」「LINE Payが実装できる」などのメリットがあります。店舗の予約機能構築や自社サービスの会員証発行などが可能。ただし審査・認証が必要なため、やや開発のハードルが高くなる傾向にあります。また、公開までに時間がかかることもあるので注意しましょう。

一方LIFFアプリは、トークルームからしか起動できない制限はあるものの、審査・認証が不要。そのため、好きなタイミングでリリースできる気軽さがあるといえるでしょう。

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ネイティブアプリとの違い

ネイティブアプリとは、スマートフォンやタブレットにインストールして利用する形式のアプリです。LINEの本体もネイティブアプリに分類されます。

ネイティブアプリは端末にインストールする必要があることから、インストールに手間がかかることや端末の容量を圧迫してしまいます。

一方、LINEミニアプリはLINE上で動かせるためインストールの手間が要らず、容量を気にする必要もありません。そのため、ユーザーがアプリを利用するハードルを下げられます。

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LINEミニアプリが注目される理由

LINEミニアプリは、その機能性から多くの企業が注目し導入しています。

近年ではカスタマーサービスの一環として、自社で開発したネイティブアプリを提供する企業が増えました。

しかしアプリはさまざまなものが出ていますし、ダウンロードの手間やアプリが増えすぎるリスクから、ユーザーに使ってもらえないという課題があります。

数多く存在するアプリの中で、LINEミニアプリはダウンロードせずに使えることが特徴です。新規にアプリを入れなくて済むことから、ユーザーはスマートフォンの残り容量を気にせずに利用できるため、利用のハードルを下げられます。

ユーザー側の手間や負担を減らしつつ自社開発のアプリを提供できることが多くの企業からLINEミニアプリが注目されている理由です。

LINEミニアプリの機能と事例

主な利用シーン

アプリの機能例

テーブルオーダー

飲食店などでメニュー注文や会計決済を

テーブル席についたままLINEから行う

テイクアウト・デリバリー

飲食店などのテイクアウトや宅配の

事前注文、決済をLINE上で行う

順番待ち受付

店舗や施設の混雑状況確認や、

入店順番待ちの発券・呼出通知をLINE上で提供

会員証

飲店舗や施設のデジタル会員証を発行し、

LINE上から提示・管理する

来店予約

飲食店や美容サロンなどの来店予約をLINE上で行う

ユーザーへの通知

LINE公式アカウントと連携して、

キャンペーンなどの情報をユーザーに通知する

LINEミニアプリを利用すると、ユーザーは会員証、順番待ち受付、店内注文などのサービスを、専用アプリをインストールすることなく利用できます。また、お客さまのお呼び出し、予約日時のリマインドをLINEのメッセージでお客様に通知することも可能です。

以下で、LINEミニアプリが実際に活用されている事例をいくつか紹介します。

テーブルオーダー|カフェ「CAINZ COFFEE STAND&SPACE」

テーブルオーダー

画像引用:https://www.dinii.jp/

LINEミニアプリを利用するとスマートフォンを使ってアプリから注文ができます。テーブルなどに配置されているQRコードを読み取るだけで注文ページが開き、自席から簡単に注文することが可能です。

紙のメニューやタブレットオーダーと違い、自身のスマートフォンで注文ができるため衛生面でも安心。主な事例は、ホームセンターを運営する株式会社カインズが表参道に展開しているカフェ「CAINZ COFFEE STAND&SPACE」でLINEミニアプリのモバイルオーダーを活用しています。

テイクアウト・デリバリー|吉野家

テイクアウト・デリバリー

画像引用:https://choose-monster.com/anywhere-chumonkun/

LINEミニアプリを導入することにより、店頭での受け取りや配達の注文ができる仕組みを提供できます。LINEミニアプリ上で注文したいメニューを選び、「店頭受取」「デリバリー」などを選択し、個人情報を入力すると注文ができる仕組みです。

大手牛丼屋チェーンの吉野家もLINEミニアプリを活用したテイクアウトサービスを展開しています。LINEミニアプリを導入することにより、商品出来上がり後のお客様への通知がLINE上でできるようになったため、お店とお客様双方にとって便利になりました。

順番待ち受付|スシロー

順番待ち受付

画像引用:https://www.linebiz.com/jp/case-study/oenosato/

LINEミニアプリを開発・提供することで効率的な順番待ちの仕組みを導入できます。店頭の発券機のQRコードをスマートフォンで読み取ると、LINEミニアプリで整理券を発券できます。

発券後はアプリ上で順番待ちの状況をリアルタイムで把握することができ、順番が近づくとLINEに通知が届くような仕組みです。大手回転ずしチェーンのスシローでは行列緩和のため、順番待ち用のLINEミニアプリを提供している実績があります。

会員証|株式会社パル

会員証

画像引用:https://www.netdreamers.co.jp/news/release_20200702-3210/

LINEミニアプリ上で会員証を発行できます。会員証をアプリで管理することでポイントの管理やお客様の購買履歴の情報を容易に取得することが可能になります。

株式会社パルではLINEミニアプリを活用したデジタル会員証を導入しています。(株式会社パルは「Kastane」「mystic」「3COINS」など40種類以上のブランドを展開するアパレル・雑貨の小売企業)

来店予約|カット専門店「Cut1000」

来店予約

画像引用:https://www.geologic.co.jp/info/at-yoyaku

LINEミニアプリで来店予約の仕組みを導入することが可能です。LINEミニアプリを利用することで予約時にあらかじめLINEに登録されている個人情報を自動的に入力フォームへ入力できます。そのため、ユーザーは同じ情報を毎回入力する手間がなくなります。

株式会社センスクレアが運営するカット専門店「Cut1000」では、LINEミニアプリを活用した事前予約の仕組みを導入して予約受付に活用しています。

お客様への通知|株式会社トモズ

お客様への通知

画像引用:https://www.mg-dx.co.jp/news/news-364/ (リンク切れ)

LINEミニアプリを利用することでユーザーが店舗からの通知を受け取る仕組みを構築できます。例えば、LINEの画面から薬局のページにアクセスし、処方せんを送信すると薬局側が薬を手配次第、通知を受け取るといったことが可能です。

調剤併設型ドラッグストアを展開する株式会社トモズでは、LINEミニアプリを使ってスマートフォンから処方せんを送れるサービスを展開しています。

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LINEミニアプリのデメリット

LINEミニアプリには、以下のデメリットもあることを理解しておきましょう。

LINEミニアプリのデメリット

カスタマイズ性に欠ける

LINEミニアプリの開発プラットフォーム上での開発となるため、アプリの細かいカスタマイズが難しいことがデメリットです。具体的には機能面での制約があります。

LINEミニアプリで実現できる機能は、LINEのフレームワークで提供されている機能のみに限られています。そのため、自由度の高いアプリを作りたい場合、求めている機能が実現できないというリスクがあります。

公開には審査が必要

LINEミニアプリ審査ガイドライン

画像引用:https://developers.line.biz/ja/docs/line-mini-app/submit/submission-guide/

LINEミニアプリを開発しても、一般に公開するにはLINEヤフー株式会社の審査に通る必要があります。上記のLINEヤフー社が定めたガイドラインにそって審査をクリアしたLINEミニアプリだけが公開できます。

開発後、LINEミニアプリの公開許可をもらう審査を依頼します。審査が終了するまで1~2週間程度。却下された場合、再申請と再審査には数日。審査の完了日は事前に指定することができません。このように審査に時間を要する点を押さえておいてください。

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企業や店舗がLINEミニアプリを導入するメリット

LINEミニアプリを導入することで、企業や店舗は以下のようなメリットを得られます。

企業や店舗がLINEミニアプリを導入するメリット

アプリのインストール不要で機能を提供できる

LINEミニアプリはLINE上で動作させる仕組みのため、LINEがインストール済みであれば新たにアプリをインストールする必要がありません。よって、自社のアプリをインストールさせるハードルなしに、ユーザーにさまざまな機能・サービスを提供できる点がメリットです。

ユーザーの行動情報を取得できる

LINEミニアプリ

画像引用:https://www.linebiz.com/jp/service/line-mini-app/

LINEミニアプリ経由でユーザーの来店履歴、クーポン利用履歴、購入・注文履歴のデータを取得できます。取得したデータをLINE公式アカウントに連携し、クーポンの配信や告知の通知を行うことも可能です。

お客様へプッシュ通知を送れる

お客様へのプッシュ通知

画像引用:LINEアプリ

LINE公式アカウントと連携することでお客様へのメッセージを配信できます。LINEミニアプリから取得した情報を基に、特定のお客様に対してLINEでキャンペーンやイベントに関する情報をプッシュ通知できます。(プッシュ通知:アプリを起動していなくても自動的に画面にポップアップするタイプの通知方法。ロック画面でも表示されるため目立つことが特徴)

アプリの開発費用を抑えられる

Google PlayやApp Storeからスマ-トフォンやタブレットにインストールして使用するアプリのことを「ネイティブアプリ」と呼びます。 一度インストールすると、ホーム画面にアイコンが表示される仕組みになっており、起動が簡単であるという特長があります。ネイティブアプリを開発するにはコストがかかる傾向があります。

規模によりますが一般的なネイティブアプリでは、何千万円単位の開発費用がかかります。LINEミニアプリではLIFF(LINE Front-end Framework)と呼ばれるプラットフォーム上でWebアプリを開発するため、開発費を百万円台に抑えることが可能です。

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LINEミニアプリの開発手法

LINEミニアプリの開発手法は下記の2通りに分けられます。

パッケージ開発(またはSaaS・ASPの利用)

パッケージ利用

パッケージとは、あらかじめシステム会社がモバイルオーダーやデジタル会員証など多くの店舗や企業が汎用的に利用される機能を作りこんだものです。そのパッケージを利用して各店舗や企業が複雑な開発なく簡易にLINEミニアプリを導入する手法がパッケージ開発です。

自社でのプログラミング開発は不要であり、パッケージを導入し、自社向けにデザインやテキストを変更するだけで利用できます。

パッケージを利用することのメリットの1つは、このあと紹介する個別開発よりも導入コストを抑えることができる点です。LINEミニアプリのパッケージを提供している企業に初期費用と月額の利用料を支払うことでパッケージを利用可能です。

クラウド上でサービスを提供するSaaSやネットワークを介してソフトウェアをレンタルするASPという形式で提供されているパッケージも多数あります。

個別開発

個別開発は、2種類に分類できます。1つ目は前述のパッケージをベースに自社や自店舗向けにカスタマイズをシステム開発会社に依頼する手法です。2つ目はゼロから自店舗、自社向けにシステム開発会社に開発をしてもらうもしくは、自社で開発する手法です。

自社でプログラミング開発ができる人材がいればゼロからLINEミニアプリを構築することは可能ですが、そうでない場合はシステム開発会社に依頼する必要があります。

自店舗、自社の業務に則した形でアプリを導入できるといったメリットはありますが、いずれの手法も通常、パッケージのみの利用よりも導入コストがかかる傾向にあります。
LINEミニアプリの開発が可能なシステム開発会社に関する情報はこちらをご参照ください。

関連記事:スマホアプリ開発ガイド|開発ツール・言語・費用・手順など徹底解説

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LINEミニアプリを自社で開発する方法

LINEミニアプリを自社で開発する方法は、以下の通りです。

  1. LINE Developersに登録する
  2. チャネルを作成する
  3. 開発環境を構築する
  4. アプリを開発する
  5. アプリを起動する

1. LINE developerに登録する

LINE developerとは、LINEのサービスとの連携に必要なプロダクトを作れるサイトです。LINEミニアプリも含まれており、自社で開発するためには登録が必要です。

LINE developerの登録は、以下の流れで行えます。

  1. LINE公式アカウントに登録する
  2. LINE公式アカウントの情報でLINE Developersにログイン
  3. 必要事項を入力しアカウントを作成

2. チャネルを作成する

チャネルは、LINE公式アカウントとLINEミニアプリをつなげる通信路です。LINEミニアプリごとに作成する必要があります。

LINEミニアプリのチャネルは、以下の手順で作成します。

  1. 「新規プロパイダー作成」をクリック
  2. プロパイダー名を入力し「作成」をクリック
  3. 登録するチャネルとして「LINEミニアプリ」を選択
  4. サービス提供地域やメールアドレスなど、必要情報を入力
  5. 規約を読みチェックを入れる
  6. 「作成」をクリック
  7. 「情報利用に関する同意について」を読み「同意する」をクリック

チャネルが作成されると、LINEミニアプリを開発できるようになります。

3. 開発環境を構築する

開発環境とサンプルコードを用意し、作成したチャネルと接続します。コマンドプロンプト(Windows)かターミナル(macOS)を開き「node -v」というコードを入力しましょう。

「Node.js」がインストールされていない場合はエラーメッセージが表示されます。その場合は、「Node.js」をインストールしましょう。ダウンロードとインストールは、以下の手順で行えます。

  1. Node.js公式サイトからインストーラーをダウンロード
  2. インストーラーを実行し、表示される指示に沿ってインストールを完了させる
  3. コマンドプロンプトを開きコード(node -v)を入力し正しくインストールされているかを確認する

4.アプリを開発する

開発環境の構築ができたら、LINEミニアプリを実際に開発します。

まずはGitHubなどからサンプルプログラムをダウンロードし、実行してみると良いでしょう。

ゼロから開発することが難しい場合は、各社が提供しているLINEミニアプリ向けのパッケージを利用して開発しましょう。

5. アプリを起動する

うまくパッケージがインストールされていると、開発モードでアプリを起動できます。エラーが出ることなく起動できれば、アプリの動作は問題ありません

もしエラーが発生した場合は、該当箇所のコードを検索しましょう。原因を突き止め改善することで、アプリを起動させられます。

アプリの起動が確認できたら、次はLINE Developersのサイトでデプロイ(プログラムの実行ファイルを配置して利用できる状態にすること)の実施です。デプロイできれば、ユーザーがLINEミニアプリを利用可能となります。

最後にLINEミニアプリのテストを行い、正しく動作することが確認できましたらアプリをリリースしましょう。

LINEミニアプリの審査の流れ

LINEミニアプリにはガイドラインがあり、公開するためには審査を受けなければいけません。

審査からリリースまでの流れは、以下の通りです。

  1. LINE Developersの「ワークフロー」から審査を依頼
  2. LINE Developersから審査用の企画書を提出する
  3. 審査を通過しLINEミニアプリが承認される
  4. LINEミニアプリの検索を有効にする
  5. LINEミニアプリをリリースし提供開始

審査完了までの期間は、約1〜2週間です。審査が却下された場合は、再提出と再審査でさらに数日かかります。

審査完了日は指定できないため、2週間程度かかることを考慮しておきましょう。

LINEミニアプリの開発費用相場

LINEミニアプリ開発の費用相場は、パッケージ利用した開発ですと数万円~100万円程度個別開発になると50万円~500万円程度が一般的です。

通常ネイティブアプリは、iOSとAndroid両方の開発が必要です。その分開発費用が高くなり、最低でも250万円程度、複雑な仕様のものは1,000万円以上かかります。

しかしLINEミニアプリは、1つの開発でiOS・Androidの両方に対応できるため、通常のアプリ開発より費用を抑えられるのです。

アプリの要件によって費用は変動します。費用の算出方法は「開発にかかる時間」と「開発者の人数」などの要素をもとに算出します。ヒアリングした要望を元に見積書が作成されます。

アプリ開発の費用の計算方法については以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

関連記事:アプリ開発の費用相場!料金の事例や計算法まで詳しく紹介

LINEミニアプリの開発会社一覧

開発パートナー

実績

パッケージ開発

個別開発

クラスメソッド

株式会社

テーブルオーダー

テイクアウト/デリバリー

テーブルオーダー

テイクアウト/デリバリー

順番待ち受付

来店予約

会員証

その他

株式会社dinii

テーブルオーダー

テーブルオーダー

エクシードシステム株式会社

会員証

来店予約

株式会社ブレイブテクノロジー

順番待ち受付

呼出予約

株式会社リザービア

来店予約

来店予約

株式会社ジオロジック

来店予約

来店予約

会員証

トランスコスモス

株式会社

来店予約

会員証

その他

株式会社アイリッジ

会員証

来店予約

会員証

その他

D&Sソリューションズ株式会社

会員証

プットメニュー株式会社

テーブルオーダー

テーブルオーダー

LINEミニアプリの開発が行える主な企業は上記の通りです。

また、以下でLINEミニアプリの開発におすすめの開発会社を12社ほど紹介しますので、会社を選ぶ際の参考にしてください。

クラスメソッド株式会社

クラスメソッド株式会社

画像引用:クラスメソッド株式会社

クラスメソッド株式会社はクラウド、モバイル、データ分析、機械学習などの領域でのシステム開発を担うシステム開発会社です。これまで3000社以上のお客様を支援してきました。

「CX ORDER」と呼ばれるLINE上でモバイルオーダーができるパッケージ製品を展開しています。「CX ORDER」をベースに自社・自店舗の業務にあわせた個別開発も可能です。

ラーメンチェーンの天下一品では「CX ORDER」を導入し、国内のラーメンチェーンで初めてLINEミニアプリの導入・運用を行っています。その他にはJリーグの浦和レッズやコスメティックブランド「L’OCCITANE(ロクシタン)」でも「CX ORDER」の導入によりモバイルオーダーの仕組みを導入しています。

所在地

〒105-0003
東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー26階

主な実績

株式会社天一食品商事:天下一品テイクアウトモバイルオーダー

ロクシタンジャポン株式会社:ロクシタンモバイルオーダー

浦和レッドダイヤモンズ株式会社:浦和レッズ モバイルオーダー

費用感

初期費用:1,000,000円~

月額料金:5,000円~

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株式会社dini

株式会社dini

画像引用:株式会社dinii

株式会社diniiは「ダイニー」と呼ばれる飲食店向けのモバイルオーダーLINEミニアプリのパッケージを提供しています。大手飲食チェーンでの導入実績があります。「ダイニー」を導入することでQRコードを読み込むだけで注文ページが開き、店員とのやりとりなく注文が可能です。

追加の個別開発を行わなければ、契約から運用開始までの流れを最短2週間で実現できます。「ダイニー」をベースに自店舗向けに追加でカスタマイズすることも可能です。

導入実績としては、主に飲食店です。飲食店へ導入すると、これまで「スタッフを呼んでも来ない」「オーダーができない」などといったお客様の不満を解消することができています。

所在地

〒105-0023
東京都港区芝浦1丁目1-1 浜松町ビルディング 15F

主な実績

GOSSO株式会社

株式会社Fantastic

株式会社Hi-STAND

費用感

初期費用:300,000円~

月額料金:40,000円~

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エクシードシステム株式会社

エクシードシステム株式会社

画像引用:エクシードシステム株式会社

エクシードシステム株式会社は「SalonAnswer」と呼ばれる理容サロン・美容サロン向けのPOSシステムを提供している企業。理容室・美容室のオーナーはSalonAnswerと一緒にLINEミニアプリオプションを導入することにより、LINEからの予約や決済、会員証としての利用が可能です。

首都圏でまつ毛や眉毛の美容を手掛けるアイサロンを展開する株式会社ダイヤモンドアイズでは「SalonAnswer」でLINEミニアプリを導入しました。その結果キャンペーンの通知をLINE上で行えるようになったため、顧客との接点が増え、リピーターの囲い込みに成功しています。

所在地

〒700-0975

岡山県岡山市北区今3丁目24-34

主な実績

株式会社atorie

株式会社ダイヤモンドアイズ

費用感

初期費用:160,000円~

月額料金:16,600円~

(POSの導入が必須のため、あわせて上記の金額になります。

LINEミニアプリ自体は初期費用30,000円、月額6,800円です)

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株式会社ブレイブテクノロジー

株式会社ブレイブテクノロジー

画像引用:株式会社ブレイブテクノロジー

株式会社ブレイブテクノロジーはLINEミニアプリを採用した順番待ち・行列対策/呼び出し通知サービスを提供している企業です。「matoca」はLINEミニアプリを採用した順番待ちサービス、「yoboca」はLINEミニアプリを使った新しい呼び出し通知サービスです。ブレイブテクノロジーでは「matoca」「yoboca」をベースにお客様のニーズにあわせたカスタマイズができます。

主な導入事例として、全国200店舗を展開する「3COINS」を運営する株式会社パルでは人気商品発売時の行列を解消するために「matoca」を導入しています。

所在地

〒530-0004

大阪府大阪市北区堂島浜1丁目4-4

主な実績

株式会社パル(3COINS):人気商品発売時の行列整理

株式会社ウェルカム(DEAN & DELUCA):限定商品の先着販売

費用感

■matoca

初期費用:15,000円~

月額料金:10,000円~


■yoboca

初期費用:15,000円~

月額料金:5,000円~

株式会社電通国際情報サービス

株式会社電通総研

株式会社電通総研

画像引用:株式会社電通総研

株式会社電通総研は広告会社の電通と米国大手電気メーカーのゼネラルエレクトリックスの合弁で設立された会社です。現在は金融や製造業などさまざまな業種でシステム開発を担っています。LINEミニアプリ向けのパッケージを用意していないため、パッケージを利用しない個別開発のみ対応が可能です。

主な事例として、メガネブランドのJINS向けに待ち時間なく店舗でメガネを受け取ることができる新サービス「CLICK&GO」を開発した実績があります。商品選択から決済までをLINEミニアプリ上で完了させる仕組みです。

所在地

〒108-0075

東京都港区港南2-17-1

主な実績

株式会社ジンズ:「CLICK&GO」

費用感

要問い合わせ

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株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジ

画像引用:株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジは、LINEミニアプリ開発やアプリ開発、アプリマーケティングツールの提供を行っている開発会社です。ゼロからLINEミニアプリを開発するスクラッチ開発と店舗集客に必要な機能があるパッケージ「Kit-Curu(キットクル)」を提供しています。

主な導入事例として、京王百貨店のKeio BEAUTY LINEミニアプリがあります。会員証機能を持ったLINEミニアプリを低コスト・短納期で開発しました。化粧品に関連するニュースやクーポンの配布、ECサイトへの誘導などに活用されています。

所在地

〒106-0041

東京都港区麻布台1-11-9 BPRプレイス神谷町10F

主な実績

・京王百貨店のKeio BEAUTY LINEミニアプリ

・京王百貨店の新宿店 LINEミニアプリ

・阪急阪神のおでかけカード LINEミニアプリ

費用感

初期費用:50万円

月額料金:5万円~

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フォーグローブ株式会社

フォーグローブ株式会社

画像引用:フォーグローブ株式会社

フォーグローブ株式会社は、スマートデバイス活用支援からAI導入支援、デジタルプラットフォーム構築、グローバルマーケティングまで手掛ける開発会社です。さまざまな機能を持つミニアプリを手軽に導入できる「UZ APPS」を提供しています。同サービスではモバイルオーダーやシンプルな予約システム、Eコマース機能などを利用可能です。

主な導入事例として、江崎グリコ株式会社のミニアプリ「SUNAO」があります。事前に配布された二次元コードを同アプリで読み込むと、LINE上で弁当のモバイルオーダー(注文と決済)ができます。

所在地

〒141-0021

東京都品川区上大崎2-14-5 クリスタルタワー7F

主な実績

・江崎グリコ株式会社のミニアプリ「SUNAO」

・ドリームメディカルパートナーズ株式会社のミニアプリ

・花王株式会社のミニアプリ「アルブラン」

費用感

要問い合わせ

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株式会社デジクル

株式会社デジクル

画像引用:株式会社デジクル

株式会社デジクルは、LINEミニアプリやネイティブアプリの企画・開発・運用、小売業のDX支援を手掛ける開発会社です。流通小売向けデジタル販促プラットフォームの「デジクル」の「デジクル for LINEミニアプリ」でミニアプリ開発を提供しています。同サービスを利用するとLINEミニアプリで店舗販促や集客、顧客育成、企画開発・運営までできます。

主な導入事例として、株式会社新生堂薬局のLINEミニアプリがあります。LINEミニアプリでデジタル会員証を提供することで、自社のネイティブアプリが抱えていたアプリを導入してもらうハードルの高さを解決しました。以前から提供していたネイティブアプリの2年分の利用数に3ヶ月で達するなど、導入のしやすさというメリットをうまく活用できた事例です。

所在地

〒105-5536

東京都港区虎ノ門2-6-1 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー36階

主な実績

・株式会社新生堂薬局のLINEミニアプリ

・株式会社いちやまマートのLINEミニアプリ

・松山総合開発株式会社のLINEミニアプリ

費用感

初期費用:1,000,000円~

月額料金10,000円~

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株式会社ecbeing

株式会社ecbeing

画像引用:株式会社ecbeing

株式会社ecbeingは、ECサイトの構築やマーケティング・プロモーション支援を手掛ける会社です。EC支援サービスの一環としてデジタル会員証機能をもったLINEミニアプリの開発(個別カスタマイズ開発)も支援しています。そのため、ECのマーケティングやプロモーション、運用支援サービスとあわせてLINEミニアプリの開発を依頼したいEC事業者におすすめです。

主な導入事例として、株式会社ジェイ・ビーのLINEミニアプリを開発・導入した実績があります。会員登録にメールアドレスが必要だったため会員登録のハードルが高かったという課題をLINEミニアプリの導入で解決して、新規登録者を225%増加させました。

所在地

〒150-0002

東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー

主な実績

・株式会社ジェイ・ビーのLINEミニアプリ

・株式会社中川政七商店のLINEミニアプリ

・株式会社ダイドーフォワードのLINEミニアプリ

費用感

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株式会社グランドリーム

株式会社グランドリーム

画像引用:株式会社グランドリーム

株式会社グランドリームは、アプリの企画からデザイン・設計・開発・運用まで手掛ける開発会社です。受託開発サービスの中でLINEミニアプリやLIFFアプリ、LINEチャットボットの開発を提供しています。LINEに関するアプリ・システムの開発に幅広く対応しているため、LINEミニアプリ用のパッケージでは対応できない機能を実装したい方におすすめです。

主な事例として、小売業向けに顧客情報や購買情報の閲覧、統合アカウントとの連携をするLINEミニアプリを開発しました。また、LINEミニアプリとLIFFアプリを利用したEC基盤の構築実績もあります。同EC基盤は、LINEで商品を選択し、LINE PayやPayPay、クレジットカードで決済・購入する仕組みです。

所在地

〒141-0021

東京都品川区上大崎2-24-12 アマノビル3F

主な実績

・小売業のECサイトと連携したLINEミニアプリを開発

・LINEミニアプリとLIFFアプリを使ったEC基盤を構築(小売業)

・小売業の店舗と連動したLINE会員証システムをLINEアプリで開発

費用感

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トランスコスモス株式会社

トランスコスモス株式会社

画像引用:トランスコスモス株式会社

トランスコスモス株式会社は、EC構築やデジタルマーケティング、業務のDXなどを手掛ける会社です。デジタルマーケティングサービスのLINEビジネス活用サービスの一環として、LINEミニアプリ開発を提供しています。パッケージ開発、個別開発の両方に対応可能です。サントリー株式会社やカゴメ株式会社を始めとして、大手企業のLINEミニアプリを開発した実績が豊富なことが特徴です。

主な事例として、サントリー株式会社のモバイルオーダー機能を持ったLINEミニアプリの開発があります。イベントの事前予約への誘導からオーダー、クーポンの処理までLINEミニアプリで完結させ、来場や注文の促進を実現しました。同イベントでは売上の36%がモバイルオーダーを利用したという結果が出ています。

所在地

〒170-6016

東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60

主な実績

・サントリー株式会社のLINEミニアプリを開発

・カゴメ株式会社のLINEミニアプリを開発し企画・運用を支援

・株式会社リロバケーションズの会員証機能をLINEミニアプリで開発

費用感

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株式会社Enlyt

株式会社Enlyt

画像引用:株式会社Enlyt

株式会社Enlytは、Webシステムやモバイルアプリの設計・開発・運用、業務のDXコンサルティングを手掛ける開発会社です。LINEミニアプリもWebアプリケーションにあたるため、開発を依頼できます。EC系のアプリ開発も手掛けておりECに関するノウハウも持っているため、LINEミニアプリをEC事業に活用したい方におすすめです。

導入事例として、香水を販売する小売業のLINEミニアプリを開発した実績があります。同アプリでは、LINE上でアンケートの実施、LINEのUIDとの紐付け、自動返信機能を実装し、業務を一部自動化しました。結果としてスタッフの業務量が減ったため、より多くの顧客の相手が可能になりました。

所在地

〒812-0012

福岡県福岡市博多区博多駅中央街1番1号 アミュプラザ博多 地下1階「Q」

主な実績

・小売業(香水関連)のLINEミニアプリを開発

・大手飲料メーカーのLINEミニアプリを開発

・大手小売スーパーのLINEアプリを開発

費用感

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LINEミニアプリの開発会社を比較するチェック項目

担当者の評価シート

カテゴリ

質問(評価ポイント)

担当者A

担当者B

相性

 

担当者の話は分かりやすいか

専門用語を丁寧に説明してくれるか

メールや返信など担当者のレスポンスは良いか

自社の要望をしっかりヒアリングしてくれるか

熱意

担当者の提案の数は多いか

×

自分の意見をはっきりいってくれるか

最後に、会社・担当者を比較するときにチェックすると良い評価シートを紹介します。

役員や上司など「意思決定者」に知識がない場合、価格だけで発注先を選んでしまいがちです。安易に格安の制作会社を選んでしまうと、思っていた成果につながらない可能性があるので注意が必要です。

そこで重要になるのが担当者との相性。評価シートを活用し、多角的な視点から選定しましょう。いくら有名で実績のある会社でも、担当者との相性が悪いと成果の出るプロジェクトになりません。担当者の動きもしっかり見ておくようにしましょう。

LINEミニアプリを外注する際のポイント

LINEミニアプリの開発を外注する際に気をつけるポイントは主に以下の4つです。

LINEミニアプリを外注する際のポイント

費用の安さだけで選ばない

安さだけで開発会社を選んでしまうと、アプリに必要な機能が足りなかったり、正常に動作しなかったりするおそれがあります。

見積もりの金額だけでなく内訳も確認して、必要な機能がすべて見積もりに入っているか、工数は正しく見積もられているかを確認しましょう。他社よりも安すぎる場合は、なぜ安くできるのかを聞いて、納得できる理由を確認することが大切です。

アプリの要件を明確に伝える

アプリにどのような機能が必要なのか、アプリで何をしたいのかを明確に伝えることがポイントの1つです。

要件があいまいなままイメージだけ伝えて開発に着手してしまうと、思っていたものと違う機能が実装されていたり、必要な機能がなかったりするおそれがあります。開発が進んでから機能の修正や追加をすると余計な手間が増えるため、追加料金が発生してしまうこともあるので注意が必要です。

丸投げをしない

発注前に確認をしたからといって、後の開発工程をすべて丸投げせず、定期的に確認をすることも大切です。アプリの開発を丸投げをしてしまうと、イメージと違うアプリを納品されてしまうおそれがあります。

進捗報告や中間の成果物の提出をしてもらい、開発してもらいたいアプリのイメージと実際に開発しているアプリに認識のズレがないかを確かめましょう。

相見積もりをとる

外注する会社を選ぶ際は、相見積もりをとることも大切です。相見積もりを取って精査することで、アプリ開発の見積もり金額が妥当か、それぞれの見積もりに工程の漏れはないかなどを確認できます。

ただし、相見積もりを多く取りすぎてしまうと内容の精査に手間がかかりすぎてしまうので注意しましょう。開発会社が公開している情報から自社にあう候補を2~3社程度に絞って相見積もりを依頼することがおすすめです。

候補を2~3社に絞ることが難しいと感じた場合は、システム幹事にご相談ください。専任のアドバイザーが最適な開発会社をご紹介します。相談料などは一切かかりませんので、お気軽にお問い合わせください。

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【まとめ】LINEミニアプリ開発の基礎知識を紹介しました

LINEミニアプリとは、LINEヤフー株式会社が提供するプラットフォームです。店舗や企業がLINE上にWebアプリを構築できるサービスです。LINEミニアプリは会員証、順番待ち受付、店内注文などのサービスを、専用アプリをインストールすることなく提供できます。

LINEミニアプリを開発できる会社は多く存在しますので、自社や自店舗にあった開発会社を選んでいきましょう。外注する会社選びに迷った際は、システム幹事にご相談ください。専任のアドバイザーが最適な開発会社をご紹介します。相談料などは一切かかりませんので、お気軽にお問い合わせください。

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Q. LINEミニアプリ開発とは何ですか?

LINEミニアプリ開発とは、店舗や企業がLINE上にWebアプリを構築するサービスを開発することです。店舗での注文や会員証、順番待ちの受付などをLINE上で行えるの特徴があります。

Q. LINEミニアプリ開発のメリットは?

LINEミニアプリ開発のメリットは「ユーザーの行動情報を取得することができる」「アプリの開発費用を抑えられる」などです。詳細は記事内で紹介していますので、ぜひご覧ください。