- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー システムの費用相場
顧客管理システム(CRM)の導入費用|おすすめシステムの機能や費用を比較【2024年最新版】
従来はExcelなどで顧客管理をしていたけれど、事業拡大で取引が増えたので業務効率化のために、顧客管理システムを導入する企業は増えています。しかし、会社の上司など決裁者からは導入について承認を得ているが「自社に適する顧客管理システムをピックアップして、それぞれの費用も教えてね」と命じられたために、ネット検索でシステムを探している営業担当の方は多いはず。
そんな方のなかでもとくに、
「顧客管理システムにはどういった費用体系があるのか」
「相場がいくらなのか」
「どのような顧客管理システムが自社に合っているのか」
とお悩みではないでしょうか。
顧客管理システムには大きく3種類あり、種類ごとに費用の相場が異なります。また、クラウドサービスで販売されている顧客管理システムにもたくさんの種類があり、あなたの会社の導入検討対象の顧客管理システムが費用と機能のバランスが妥当か判断することは難しいです。
そこでこの記事では、顧客管理システムの種類ごとの相場・クラウドサービスでおすすめのシステムの費用を比較しつつ紹介。各システムの主な機能やおすすめの企業について紹介します。
※システム幹事では「どのような顧客管理システムが必要かがを自社では選べない」「そもそも自作すべきか開発会社に依頼すべきかの判断が難しい」などといった悩みに対して、専任のコンサルタントがご予算にあった最適な会社をご紹介します。相談料などは一切かかりません。システム幹事へどうぞお気軽にお問い合わせください。
- 1. そもそも顧客管理システム(CRM)とは?
- 2. 顧客管理システムの種類と費用相場
-
3.
【比較表付】おすすめ顧客管理システム(CRM)の費用・機能を比較
- 3-1. Salesforce Sales Cloud
- 3-2. Zoho CRM
- 3-3. Sansan
- 3-4. kintone
- 3-5. HubSpot CRM
- 3-6. eセールスマネージャー
- 3-7. カスタマーリングス
- 3-8. GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)
- 3-9. Synergy!
- 3-10. Eight Team
- 3-11. Ambassador Relations Tool
- 3-12. Freshsales Suite
- 3-13. Fullfree
- 3-14. Pipedrive
- 3-15. Microsoft Dynamics 365
- 3-16. Knowledge Suite
- 3-17. Mazrica Sales
- 3-18. MOTENASU
- 3-19. Kairos3 Marketing
- 3-20. GEOCRM.com【2024 年9月30日にてサービス終了】
- 4. 顧客管理システム(CRM)導入時の注意点
- 5. 顧客管理システム費用まとめ
そもそも顧客管理システム(CRM)とは?
画像引用:Salesforce
まずは顧客管理システムがビジネスにどれだけ有効か、正直なところ理解できていないと感じる方もいると思うので、顧客管理システムについておさらいしておきましょう。
※顧客管理システムの費用を早く見たい方は下記をクリックしてください 『顧客管理システムの種類と費用相場』に移動
顧客管理システムとは、顧客情報を一元管理して社内で共有し、顧客獲得や業務効率によって生産性向上を図り、企業の利益につなげるシステムのことです。顧客との円滑な関係づくりにより、さらなる収益アップも期待できます。
より多くの消費者に購入してもらうためのマーケティング戦略を立てるには、顧客にあった販売戦略を立てる必要があります。膨大な顧客情報を管理するには、各社員が手帳にメモを取ったり、メモの情報を社員同士で会話等で共有するようなアナログ的な考えでは困難とのことから、データを一元化して顧客管理をする「顧客管理システム」が登場しました。
顧客管理システムは自作できるもの?
確かに、ExcelやGoogleスプレッドシートで代用するという方法もあります。
しかし、膨大な量の顧客データを扱う場合には適切ではありません。データ量が多くなるほど、顧客情報の入力や編集に時間と手間を要してしまいます。
顧客管理システムを導入すると、顧客情報を一元管理して社内で情報共有でき、購買率や顧客満足度を向上させるための顧客分析を容易に行えます。顧客管理システムを導入したほうが、長期的な視点からみればコストパフォーマンスがよいといえます。
顧客管理システムの詳細は、下記記事をご参照ください。
関連記事:顧客管理システムとは?ビジネスに不可欠なCRMの重要性・基礎知識を解説!
顧客管理システムの種類と費用相場
顧客管理システムには主に3種類あります。
クラウド型
クラウド型は、自前でハードウェアやソフトウェアを管理する施設を持たずに、インターネット経由でサービスを利用する形式です。
ユーザーがインフラやソフトウェアなどを持つ必要がないので、開発費用が掛からないメリットがあります。自社でサーバーを持つ必要がなく、ChromeやSafariなどのWebブラウザからアクセスすることでツールの利用が可能です。
システム利用料のみがかかる場合と、システム利用料に加えてユーザー数ごとに費用が発生する場合があります。
費用の相場はシステム利用料が3~20万円程度、ユーザー1人あたりにかかる費用は500~1,000円程度です。
オンプレミス(パッケージ)型
オンプレミス(パッケージ型)は、社内のパソコンにソフトウェアをインストールしてサービスを利用する形式です。
買い取り型でありライセンス料を支払う形で製品を利用できます。そのため、ユーザーの希望で必要な機能をシステムに追加していくなどとカスタマイズができるメリットがあります。また、クラウド型と違って、顧客情報を自社サーバー内に保管できることから、外部への情報流出が防げるのもメリットです。
導入後のサーバー管理や障害対応などのセキュリティ対策も利用者側に委ねられることから、メンテナンスができる人材を確保する必要があります。
パッケージに必要機能を追加することから、50万~200万円程度の導入費が必要です。
スクラッチ開発(1から自社向けに開発)
オンプレミス(パッケージ型)との違いは、雛形がなくオリジナルのシステムを開発するところ。自社の予算や工数に応じて開発可能で、自社で使いやすいスタイルにシステムを構築できるメリットがあります。
ただし、導入後は自社での運営となることから、サーバー管理や障害対応、メンテナンスができる人材を確保しておく必要があります。
開発費用の一般的な目安は、200~300万円程度です。
※開発にかかる全体の費用相場も参考にしたい方は、こちらもあわせてご活用ください。
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【比較表付】おすすめ顧客管理システム(CRM)の費用・機能を比較
顧客管理システムにはさまざまな種類があり、費用、機能が異なります。各システムの機能が自社に必要かいなか、そして機能と費用が見合っているかを見ていく必要があります。
ここでは、クラウド型の顧客管理システムを特徴や費用を比較しつつ紹介します。
システム名 |
特徴 |
料金 |
おすすめの企業 |
Salesforce Sales Cloud |
・SFAとの連携可能 ・売上予測や見込み客管理機能あり |
月額3,000円~ |
さまざまな機能を使いたい企業 |
Zoho CRM |
・シンプルな画面構成 ・商談・受注の活動管理も可能 |
月額1,400円~ |
営業の効率アップを図りたい企業 |
Sansan |
・紙の名刺をスキャンして 電子名刺を作成 ・名刺情報の編集や更新が可能 |
要問合せ |
紙で受け取った名刺情報を 一元管理したい企業 |
kintone |
・画面のカスタマイズが マウス操作できる ・業務や情報の集約が可能 |
月額780円~ |
長年社内で情報共有が 進んでいない企業 |
HubSpot CRM |
・無料で利用可能 ・営業、マーケティング、 アフターサービスに 特化した機能を付け足せる |
無料 |
なるべくランニングコストを 抑えたい企業 |
eセールスマネージャ |
・ダッシュボードから 案件情報の可視化が可能 ・現場の営業向けの機能も充 |
月額3,000円~ |
システムを着実に定着するまでに 入念でていねいなサポートを得たい企業 |
カスタマーリングス |
・顧客の感情や行動の見える化 ・さまざまな観点から情報を分析可能 |
要問合せ |
顧客の感情や行動を 正確に把握したい企業 |
GENIEE SFA/CRM (旧ちきゅう) |
・管理画面がシンプルで操作が簡単 ・コミュニケーションツール連携可能 |
月額1,480円~ |
営業情報の見える化を図りたい企業 |
Synergy! |
・導入前に無料相談が可能 ・カスタマーサポートが充実 |
113,300円~ |
少ない顧客数を低料金で 顧客管理したい企業 |
Eight Team |
・紙の名刺をデータでの 一元管理ができる ・CSV形式へのダウンロード可能 |
120,400~ |
名刺情報を有効活用したい企業 |
Ambassador Relations Tool |
|
無料プランあり 月額29,480円(税込)~ |
サービス業や小売業など 三次産業の企業 |
Freshsales Suite |
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無料プランあり 月額$15~ (税込価格は 要問い合わせ) |
手間をかけずに 多機能のシステムを導入したい企業 |
Fullfree |
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ダウンロード無料 (CD:550円(税込)) |
導入後すぐに システムを活用したい企業 |
Pipedrive |
|
月額US$14~ (税込価格は 要問い合わせ) |
シームレスな連携による 業務効率化を図りたい企業 |
Microsoft Dynamics 365 |
|
月額10,719円(税込)~ |
さまざまな機能を使いたい企業 |
Knowledge Suite |
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月額55,000円~ (税込価格は 要問い合わせ) |
導入コスト、ランニングコストを なるべく抑えたい企業 |
Mazrica Sales |
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月額30,250円(税込)~ |
デジタル化が長年進んでいない企業 |
MOTENASU |
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月額29,800円~ (税込価格は 要問い合わせ) |
顧客年齢層の幅が広い サービス業や小売業など |
Kairos3 Marketing |
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16,500円(税込)~ ※最短利⽤期間12ヶ⽉ |
マーケティング業務に関して 課題を抱えている企業 |
GEOCRM.com 【2024 年9月30日にて サービス終了】 |
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初期費用55,000円(税込) 月額19,800円(税込)~ |
顧客件数の多い企業 |
Salesforce Sales Cloud
画像引用:Salesforce
Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する顧客管理(CRM)と営業支援(SFA)を兼ねたシステムです。
顧客管理と営業支援の機能を兼ねている点が最大の特徴です。顧客情報を管理して自社のユーザーにどのような顧客がいるのかを把握しながら、営業支援機能で営業活動の効率化も行うことが可能です。顧客情報や案件情報をシステム上で管理しているため、チームやプロジェクトなどと会社全体で情報をリアルタイムに共有できます。
情報管理機能に加えて、売上予測や見込み客管理の機能もあります。売上予測機能により現状の実績があらかじめ設定した売上目標に達するか否かを把握でき、今後の営業活動の進め方を調整するきっかけ作りになります。見込み客管理機能により、見込み客を社内で共有し、見込み客に対して営業活動をかけて顧客にするための施策を講じることが容易になります。
クレーム内容や見積もりなどもまとめることができ、業務の効率化が図れます。さまざまな機能を使いたいというユーザーにおすすめです。
月額料金はユーザー数10名までの「Essentials」が3,000円、自社にあったカスタマイズが可能な「EnterPrise」が18,000円などと4種類用意されています。
特徴 |
・SFAとの連携可能 ・売上予測や見込み客管理機能も搭載 |
料金 |
Essentials:月額3,000円/1ユーザ Professional:月額9,000円/1ユーザ Enterprise:月額18,000円/1ユーザ Unlimited:月額36,000円/1ユーザ |
導入社数 |
15万社以上 |
おすすめの企業 |
さまざまな機能を使いたい企業 |
Zoho CRM
画像引用:Zoho CRM
Zoho CRMはゾーホージャパン株式会社が提供する、既存顧客の情報管理から商談・受注の活動管理までできるクラウド型CRMツールです。
営業活動を行う上での機能全てが揃っています。営業の効率アップを図りたいというユーザーにおすすめです。シンプルで簡潔な画面構成が特徴で、表示項目や画面レイアウトなどを変更するためのカスタマイズ機能もあることから操作性も抜群です。
データの欠損や紛失時にも早急に復旧できるなど、セキュリティにも優れているのも特徴です。
月額料金は1ユーザーあたり1,400~5,400円までの4つのプランがあります。
顧客管理などのCRM機能、商談管理などのSFA機能を搭載したスタンダードプラン。帳票管理などのSFA機能を追加したプロフェッショナル。承認プロセスの自動化やAIアシストが利用できるエンタープライズプラン。
また、3ユーザーまで無料で使えるプランもあります。
特徴 |
・シンプルな画面構成 ・商談・受注の活動管理も可能 |
料金 |
スタンダード:月額1,400円/1ユーザー プロフェショナル:月額2,400円/1ユーザー エンタープライズ:月額4,200円/1ユーザー アルティメット:月額5,400円/1ユーザー |
導入社数 |
25万社以上 |
おすすめの企業 |
営業の効率アップを図りたい企業 |
Sansan
画像引用:Sansan
SansanはSansan株式会社が提供する名刺管理システムです。
名刺をスキャンするだけでデータ化できるという「AI名刺管理」が代表的な機能の法人向けクラウド名刺管理のツールです。名刺をデータベース化することで、スマホやパソコンなどで取り込んだ名刺情報を編集できます。
また、役員四季報など公開されている取引先の人物で新しいプロフィール情報があった場合、それらの情報を常時取り込めます。そのため、最新の取引先情報を社内で連携を図りたい企業におすすめです。
価格に関する情報を知りたい場合は、個別で見積もりによる提案となるため、Sansanの公式HP経由でお問い合わせが必要です。一律の料金体系が用意されていません。
特徴 |
・紙の名刺をデータ管理 ・取り込んだ名刺情報が編集可能 |
料金 |
要問合せ |
導入社数 |
8,000社 |
おすすめの企業 |
紙で受け取った名刺情報を一元管理したい企業 |
kintone
画像引用:kintone
kintoneはサイボウズ株式会社が提供している業務アプリ構築クラウドサービスです。そのため、あらかじめ顧客管理システムが用意されているのではなく、自社独自にkintone上で顧客管理ができる画面を簡単に構築する形になります。
エクセルやメール・紙媒体などの分散されたデータを一元管理ができ、ワークフロー機能やログ管理機能があるので、仕事の進捗管理ができる特徴があります。長年社内で情報共有が進んでいない企業にとくにおすすめです。
顧客管理するための仕組みや画面レイアウトはプログラミングや専門知識なく、ドラッグアンドドロップのマウス操作で実現が可能です。
1ユーザーあたりの月額はライトコースが780円で、スタンダードコースが1,500円です。プランごとに、顧客や協力会社など社外の人・企業をゲストで招待できる数が異なります。
特徴 |
・画面のカスタマイズがマウス操作できる ・業務や情報の集約が可能 |
料金 |
ライトコース:月額780円/1ユーザー スタンダードコース:月額1,500円/1ユーザー |
導入社数 |
20,000社 |
おすすめの企業 |
長年社内で情報共有が進んでいない企業 |
HubSpot CRM
画像引用: HubSpot CRM
HubSpot CRMは、アメリカのHubSpot社が提供する顧客管理システムです。
登録企業とのメール・メモなどの業務に関する情報を自動化するツールなど、豊富な機能を兼ね備えています。ランディングページの作成など顧客に興味を抱かせるための仕組みを作成できるマーケティングツールや、過去に契約につながった実績のあるやりとりをテンプレート化し、効率的に営業を行うための機能を付け足すなど機能のカスタマイズまでできます。さらに、ITの知識がなくても簡単な操作で利用できるところが特徴といえます。
また、無料で利用ができるところもポイントです。そのため、なるべくランニングコストを抑えたい企業にとってはおすすめです。
営業活動の効率化に伴うコスト削減や顧客からの返答率を増やしたいなどの課題をお持ちの企業にとっておすすめなツールです。
特徴 |
・無料で利用が可能 ・営業、マーケティング、アフターサービスに特化した機能を 付け足すことができる |
料金 |
無料 |
導入社数 |
135,000社以上 |
おすすめの企業 |
なるべくランニングコストを抑えたい企業 |
eセールスマネージャー
画像引用:eセールスマネージャー
eセールスマネージャーはソフトブレーン株式会社が提供する顧客管理システムです。
案件ごとに、顧客・営業担当者・商品などの情報を紐づけてダッシュボードで情報を管理できる「マネジメント機能」や、Web会議での商談をスムーズに行うためにZoomとのシステム連携、スマホアプリで商談報告ができる「現場営業向け機能」などがあります。顧客情報や名刺情報を1度入力すれば必要な情報が反映される機能もあるので、業務の効率化に繋がります。
基幹システムと簡単に連携するための部品を提供しているので、社内で利用している基幹システムと連携可能です。連携することで、売上や受注などの情報を再度基幹システムに入力する必要がなくなります。
企業の体制が定着するまで専属のサポート部隊がシステムの導入、導入後の稼働サポート、システムを社員に定着させるための教育など、万全のフォロー体制を敷いているところもおすすめポイントです。
1ユーザーあたりの月額料金は3,000円・6,000円・11,000円の3つの料金プランが用意されています。プランによって、スタッフの業務・役割に応じて閲覧・登録権限が異なります。
特徴 |
・ダッシュボードから案件情報の可視化が可能 ・現場の営業向けの機能も充実 |
料金 |
スケジュールシェア:月額3,000円/1ユーザー ナレッジシェア:月額6,000円/1ユーザー スタンダード:月額11,000円/1ユーザー |
導入社数 |
5,500社以上 |
おすすめの企業 |
システムを着実に定着するまでに 入念でていねいなサポートを得たい企業 |
カスタマーリングス
画像引用:カスタマーリングス
カスタマーリングスは株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する顧客管理システムです。
顧客データを統合することでさまざまな観点から情報を分析していくツールです。顧客情報や行動履歴をシステムに登録することで、顧客満足度などを分析していくことが可能で、イベントなどに有効活用ができます。
データ分析機能やデータ統合機能という機能が使えます。現在は「顧客体験(CX)」の重要性が高まっており、自社の顧客をより深く理解することが重要です。当システムは顧客の行動や感情を見える化する機能があるため、顧客の感情や行動を正確に把握したい企業におすすめです。
料金体系は初期費用と顧客のデータ件数によって変動する月額料金の2点で構成されており、複数のプランが用意されています。具体的な金額については公式ホームページに記載されていないため、一度問い合わせが必要です。
特徴 |
・顧客の感情や行動の見える化ができる ・さまざまな観点から情報を分析することが可能 |
料金 |
要問合せ |
導入社数 |
600社 |
おすすめの企業 |
顧客の感情や行動を正確に把握したい企業 |
GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)
画像引用:GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRM(旧:ちきゅう)は株式会社ジーニーが提供する営業管理ツールです。
管理画面がシンプルなことから、入力や設定が簡単なところが人気の理由です。「顧客管理」、「商談管理」、「名刺管理」、活動履歴や商談状況の情報を円グラフや棒グラフが作成できる「グラフ作成」などの機能があります。
Gmailをはじめとしたコミュニケーションツールと連携ができ、営業業務の効率が図れるところも特徴です。
1,480円~9,800円までの4つの月額料金プランがあります。プランによって管理できる名刺の数などが異なります。
特徴 |
・管理画面がシンプルで操作が簡単 ・コミュニケーションツールとの連携が可能 |
料金 |
ライト:月額1,480円/1ユーザー スタンダード:月額2,980円/1ユーザー プロ:月額4,980円/1ユーザー エンタープライズ:月額9,800円/1ユーザーあたり |
導入社数 |
不明 |
おすすめの企業 |
営業情報の見える化を図りたい企業 |
Synergy!
画像引用:Synergy!
Synergy!はシナジーマーケティング株式会社が提供する顧客管理システムです。
ヒアリングをもとに導入時には、ユーザーの悩みや要望に沿った機能を組み込んでくれます。例えば、メール経由の受注件数が思い通りに伸びない課題に対しては、メール配信機能を組み込むことで効率的なメールマーケティングを実現します。操作も電話、チャットやメールで相談が可能なサポートデスクがありますので、運用も安心して利用ができるところも特徴です。
業務形態や規模に合わせて機能が組み込めるので、費用を最小限に抑えられます。最小限で利用する場合は、初期費用の118,000円と基本機能が月額15,000円がかかります。
顧客情報や購買データなどを扱うことから、メールの誤送信などを防ぐなどのセキュリティ管理機能にも力を入れています。必要最低限の機能によって、少ない顧客数を低料金で顧客管理したい企業におすすめです。
特徴 |
・導入前に無料相談が可能 ・カスタマーサポートが充実 |
料金 |
113,300円(初期費用118,000円+月額15,000円)~ |
導入社数 |
7,000社 |
おすすめの企業 |
少ない顧客数を低料金で顧客管理したい企業 |
Eight Team
画像引用:Eight Team
Eight Teamは中小企業向けの名刺管理サービスを行うツールです。顧客から受け取った紙の名刺をデータ化することで情報の共有を図り、業務の効率化が可能となります。
スマートフォンで名刺を撮影して、名刺情報をデータ化することができるので操作も簡単です。データ化することでメンバー間での閲覧や検索ができます。
また、名刺情報をCSV形式でダウンロードすることが可能で、お客様への一括メール配信や、年賀状などの宛名作成などで名刺情報を有効活用したいという企業におすすめです。
月額の基本料金は12,000円で1名あたりのアカウントが別途400円必要です。
特徴 |
・紙の名刺をデータで一元管理ができる ・CSV形式へのダウンロード可能 |
料金 |
基本料金:12,000円 アカウント料:400円/1ユーザー |
導入社数 |
2,300社 |
おすすめの企業 |
名刺情報を有効活用したい企業 |
Ambassador Relations Tool
画像引用:Ambassador Relations Tool
Ambassador Relations Toolは、株式会社コンファクトリーが提供している顧客管理システムです。MA(マーケティングオートメーション)機能が全て無料で利用できるフリープランがあります。
フリープランでは、アンケートやキャンペーン情報をサイト上に自動で表示して顧客に働きかけを行う機能や、業種に合わせたアンケートフォームが作成可能なフォーム機能、顧客への一斉送信が可能なメール配信機能などが無料で導入が可能です。さらに購入頻度や購入金額などから顧客をグループ分けする機能を活用し、顧客特性に合わせたピンポイントな訴求につなげることもできます。
また、EC-CUBE(オープンソースのECサイト構築パッケージ)と連携し、EC-CUBEで構築したECサイトで同システムの機能が活用できます。そのため、多様な顧客層に対して訴求が必要なサービス業や小売業など三次産業の企業におすすめです。
料金プランは4つ用意されており、顧客数やシステム導入環境によってプランが分かれています。クラウド型では、無料で利用できるフリープランの他、2つの有料プランが用意されています。自社内にサーバーを設置するプランは、別途個別見積もりとなります。
特徴 |
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料金 |
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導入社数 |
要問い合わせ |
おすすめの企業 |
サービス業や小売業など三次産業の企業 |
Freshsales Suite
画像引用:Freshsales Suite
Freshsales Suiteは、Freshworks社が提供する顧客管理システムです。マーケティング自動化ソフトウェアや営業支援機能も搭載しており、普段使っているコミュニケーションツールとの連携や、内蔵のクラウドテレフォニー機能などを利用することで、同システム上から顧客に対して素早いアプローチが可能になります。
また、Webサイト訪問者の行動をヒートマップにより分析、セッションリプレイやABテストを使用し、コンバージョン改善のためのWebサイト最適化も可能です。そのため、手間をかけずに多機能のシステムを導入したいと考えている企業におすすめです。
AIを活用することでWebサイトのチャットメッセージから関連情報を抽出、顧客に合ったコンテンツも提供。SNSで公開されているプロフィールから、自動的に顧客情報更新も行えます。
また、iOS/Android版アプリを導入することで、場所を選ばず顧客データにアクセスできるため、リモートワーク環境が進んでいる企業でも活用できます。
料金は、無料で利用できるフリープランを含め、4つのプランが用意されています。有料プランには21日間の無料お試しが用意されているので、本格導入前に試してみてもよいでしょう。
特徴 |
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料金 |
(税込価格は要問い合わせ) |
導入社数 |
要問い合わせ |
おすすめの企業 |
手間をかけずに多機能のシステムを導入したい企業 |
Fullfree
画像引用:Fullfree
Fullfreeは、株式会社フリースタイルが提供する顧客管理システムです。自分のパソコンに無料でダウンロードが行えますので、手軽に顧客管理システムを導入したいと考えている方におすすめです。
また、ダウンロードしたパソコンだけではなく、他のパソコンともクラウドでつなげられるので、インターネット接続できる環境であれば場所を選ばずデータ共有や編集が可能です。そのため、リモートワーク環境が進んでいる会社でも活用できます。
表形式や操作性はエクセルと似ており、エクセルの計算式がそのまま使えます。また、請求書や領収書など帳票を作る際には、ネットで公開されている無料のエクセルテンプレートが使用可能です。そのため、導入後すぐにシステムを活用したいと考えている方におすすめです。
料金は、無料ダウンロードで使用できる「Fullfree」の他に、「Fullfree PRO」にアップグレードできます。Fullfree PROは8,800円の買い切りで、バージョンアップは無料で行えます。
特徴 |
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料金 |
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導入社数 |
要問い合わせ |
おすすめの企業 |
導入後すぐにシステムを活用したい企業 |
Pipedrive
画像引用:Pipedrive
Pipedriveは、Pipedrive社が提供しているマーケティング自動化機能や営業支援機能を備えた顧客管理システムで、400以上の外部ツールと連携が可能です。
例えば普段使用しているコミュニケーションツールと顧客管理データを連携させ、顧客との円滑なコミュニケーションをとることができます。また、通話サービスとの連携で、システム上から直接電話でのやりとりが可能です。これにより、迅速に顧客にアプローチができて、新規顧客獲得や既存顧客の離脱を防ぐことにつなげられます。既に多くのツールを利用していることで、それぞれの業務が分断されてしまっていると感じている企業におすすめです。
またAIの活用により、メール自動作成や受信メールの要約が可能になり、時間節約による業務効率化を図れます。数ある連携可能な外部ツールの中から、自社業務やマーケット戦略に合ったツールもAIが自動検索してくれるので、どの外部ツールを選んでよいか分からない場合にも役立ちます。
料金は、利用できる機能や顧客数に応じて5つのプランが用意されています。全てのプランで14日間の無料トライアルが用意されているので、本格導入前に試してみるとよいでしょう。
特徴 |
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料金 |
(税込価格は要問い合わせ) |
導入社数 |
100,000社以上 |
おすすめの企業 |
シームレスな連携による業務効率化を図りたい企業 |
Microsoft Dynamics 365
Microsoft Dynamics 365は、Microsoft社が提供しているビジネスアプリケーションで、顧客管理システムや業務システムなどを統合的に提供するものです。取引先の追跡やリードから注文までの支援が行える「Sales」や、顧客データのパーソナライズ化を構築する「Customer Insights」など、さまざまなツールが利用できます。
また、顧客動向の分析結果から、ECショップや実店舗で扱う商品をAIがすすめてくれる「Commerce」は小売業などで活用できるでしょう。
またMicrosoft社製品のためAIアシスタントであるCopilotが使用可能で、同システムを構成しているさまざまなアプリケーションにAIが活用できます。
料金は、構成アプリケーションそれぞれにプランが決まっており、例えば「Sales」の場合、4つのプランが用意されています。また、30日間の無料試用版が用意されているので、本格導入前に試してみるとよいでしょう。
特徴 |
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料金 |
(Dynamics 365 Sales)
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導入社数 |
要問い合わせ |
おすすめの企業 |
さまざまな機能を使いたい企業 |
Knowledge Suite
画像引用:Knowledge Suite
Knowledge Suiteは、ブルーテック株式会社が提供している、クラウド型ビジネスアプリケーションです。営業支援や顧客管理システム、社内での情報共有機能などが一体となっています。
ユーザー数は無制限で利用可能、データ蓄積容量に応じた従量課金なので、導入コスト、ランニングコストをなるべく抑えたいと考えている企業におすすめです。また、PCだけでなくスマホやタブレット端末にも対応しているため、場所を選ばず利用できます。そのため、リモートワークが進んでいる企業でも活用できるでしょう。
同運営会社が提供している別ソフトである名刺管理ソフトと、スマホアプリ「24/365」との併用で、名刺をデジタル化して記録しておくことも可能です。そのため、煩雑になりがちな名刺管理がラクになります。
料金は3つのプランが用意されており、データ蓄積容量に応じてプランが分かれています。無料トライアルを希望される方は、公式サイト経由で問い合わせが可能です。
特徴 |
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料金 |
(税込価格は要問い合わせ) |
導入社数 |
要問い合わせ |
おすすめの企業 |
導入コスト、ランニングコストをなるべく抑えたい企業 |
Mazrica Sales
画像引用:Mazrica Sales
Mazrica Salesは、株式会社マツリカが提供している、営業支援も兼ねたクラウド型顧客管理システムです。GmailやSlackなどさまざまなコミュニケーションツールや、他のクラウドサービスとも連携が可能です。そのため、使うツールが違うことで業務が分断されることなく、円滑な社内連携で業務効率化が図れます。また案件管理や行動管理、売り上げ予測をグラフで可視化できるレポート機能など、社内での情報共有に役立つ機能も搭載しています。
AI機能も利用でき、過去の案件情報を基に受注確度や契約予定日などを算出、リスク分析のアドバイスもしてくれます。またモバイルアプリと併用することで、手書きメモや名刺のデジタルデータ化も行えます。そのため、デジタル化が進んでおらず顧客情報が書類で溜まっている企業などにおすすめです。
また同運営会社によるセミナーや相談会なども実施しているので、システムの利用開始から運用定着までを支援してもらえます。そのため、システム導入や運用に不安を抱えている企業でも任せることができるでしょう。
料金は3つのプランが用意されており、ユーザー数や使用できる機能でプランが分かれています。その他にスタートアップ支援プランがあり、同運営会社で定めている条件に当てはまるスタートアップ企業は、ライセンス費用の割引などの特典が受けられます。
特徴 |
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料金 |
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導入社数 |
要問い合わせ |
おすすめの企業 |
デジタル化が長年進んでいない企業 |
MOTENASU
画像引用:MOTENASU
MOTENASUは、株式会社FIDが提供している法人向け顧客管理システムです。マーケティング自動化機能を搭載。また、API連携により既存業務システムとの連携が可能なので、乗り換え作業に不安を感じている方でも安心して任せられます。
顧客が入力する登録フォームは、ユーザーがストレスなく入力できるよう簡略化され、既存サイトのどこにでも設置が可能です。入力された内容は即時にデータとして蓄積され、その後の情報配信や顧客とのコミュニケーションに活用できます。
その他にも、顧客への豊富な配信チャネルを持っていることも特徴です。メールでの配信だけではなく、LINEやDM、SMSなどさまざまなツールで顧客にアプローチが可能です。例えば10代や20代の若い世代に対しては、LINEのスタンプで親近感のあるメッセージが作成可能です。そのため、顧客年齢層の幅が広いサービス業や小売業での導入がおすすめです。また、DMを送る際には、顧客情報を基に顧客特性に合った配布物を自動で発注、適切なタイミングで配布が可能です。
料金体系は顧客数や配信数に応じた月額従量課金なので、ランニングコストをなるべく抑えたい方にもおすすめです。
特徴 |
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料金 |
顧客件数
(税込価格は要問い合わせ) |
導入社数 |
要問い合わせ |
おすすめの企業 |
顧客年齢層の幅が広いサービス業や小売業など |
Kairos3 Marketing
画像引用:Kairos3 Marketing
Kairos3 Marketingは、カイロスマーケティング株式会社が提供しているビジネスアプリケーション「Kairos3」の内、マーケティング自動化機能を搭載している顧客管理システムです。「Kairos3」には他に、営業支援の「Sales」と商談などの日程調整の「Timing」があります。
Kairos3は統合型のビジネスアプリケーションと違い、自社に必要と感じている機能だけを導入できます。そのため、Kairos3 Marketingの場合は、マーケティング業務に関して課題を抱えている企業におすすめです。
また、見込み顧客情報の一元管理や、マウス操作でメール作成と配信ができる機能などさまざまな基本機能があり、オプション機能としてAPI連携で外部アプリケーションとの連携も可能です。
オンラインによるサポートを受けられるのも特徴で、例えば実際のレポート画面を一緒に確認しながらサポートやアドバイスを受けることができます。そのため、システムの活用方法に不安を感じている方も安心して任せられます。
料金体系はユーザ数とデータ使用量に応じた従量課金になるので、ランニングコストをなるべく抑えたいと考えている会社にもおすすめです。
特徴 |
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料金 |
※最短利⽤期間12ヶ⽉ |
導入社数 |
要問い合わせ |
おすすめの企業 |
マーケティング業務に関して課題を抱えている企業 |
GEOCRM.com【2024 年9月30日にてサービス終了】
画像引用:GEOCRM.com
GEOCRM.comは、ブルーテック株式会社が提供している、クラウド型の顧客管理システムです。GPS位置情報を活用し、地図上での顧客管理が可能です。
さらにiOS/Androidアプリを併用すれば、営業先にいても見込み顧客情報を地図上でリアルタイムに見ることができます。競合製品を導入している顧客情報や、製品を使用している顧客の契約満了月などの情報と、自分の現在地情報を照合し、次に訪問すべき顧客が地図上で把握できます。
顧客からのヒアリング内容は3ステップで簡単に記録でき、社内資産として蓄積、更新、社内共有されます。そのため、営業訪問件数が多い企業や、顧客管理が属人化してしまっている企業におすすめです。また、API連携で他クラウドサービスとの連携が可能です。そのため、既存の顧客データを活用しつつ、同システムを運用できます。
料金は、利用できる機能に応じて2つのプランが用意されています。また、PC版、iOS/Androidアプリ版共に14日間の無料お試しが用意されているので、本格導入前に試してみるとよいでしょう。
特徴 |
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料金 |
スタンダード
プロフェッショナル
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導入社数 |
要問い合わせ |
おすすめの企業 |
顧客件数の多い企業 |
システム幹事では、顧客管理システムの比較をくわしく説明した記事が別途あります。詳細をご覧になりたい方は下記記事をご参照ください。
関連記事:顧客管理システム・CRMツール比較10選!ニーズごとの最適なツールを紹介!
※システム幹事では「どのような顧客管理システムが必要かがを自社では選べない」「そもそも自作すべきか開発会社に依頼すべきかの判断が難しい」などといった悩みに対して、専任のコンサルタントがご予算にあった最適な会社をご紹介します。相談料などは一切かかりません。システム幹事へどうぞお気軽にお問い合わせください。
顧客管理システム(CRM)導入時の注意点
顧客管理システムを導入すれば全ての課題がなくなるわけではありません。事前に下記のことを知っておかなければ、システムを運用するためのコストが計画時に想定していたコストを超過したり、思わぬ形で損害賠償が課せられるなどの注意点があります。
顧客管理システムの費用以外のコストがかかる
システム導入後は、Excelで管理していた情報や別のツールで管理していた情報の移行やシステムの操作の仕方を学ぶなどと、システム導入費用以外にも労力を要します。導入して終わりではなく、運用できるまでのルール作りをしておくことも必要です。
個人情報の管理を厳重にする必要がある
顧客情報が漏洩してしまうと、民事上の法的責任(損害賠償責任)が発生します。場合によっては顧客に対して1人あたり3,000~5,000円、重要情報の場合は1人あたり35,000円程度の損害賠償や慰謝料が生じます。費用面だけではなく、信頼も同時に失うこととなります。顧客管理システムの利用者が増えれば増えるほどリスクは高まるといえるでしょう。
※参考:ベリーベスト法律事務所
このことから、個人情報の管理については厳重にする必要があります。システム管理者のみが個人情報を参照できるなどのアクセス権限の設定や社内ルールの整備や徹底をしておくことが大切です。
顧客管理システム費用まとめ
当記事で紹介したとおり、顧客管理システムにはさまざまな種類があります。自社の課題が何かを改めて把握したうえで、それらの課題を解決できる機能を保持しているツールを選ぶことが大切です。
各ホームページに記載している機能でわからないことがある場合には、ツール提供会社に確認するほか、システム幹事に一度気軽にご相談ください。予算と目的に最適なツールやシステム制作会社を無料でご紹介いたします。相談料や紹介料は一切かかりません。
コンサルタントのご紹介
岩田
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Q. 顧客管理システム(CRM)の費用相場は?
顧客管理システム(CRM)の費用相場は、クラウド型だと3~20万円程度、オンプレミス(パッケージ)型だと50万~200万円程度、スクラッチ開発なら200~300万円程度です。その他の内訳は記事内で紹介していますので、ぜひご覧ください。
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