Webサイトのアプリ化とは?向いているサイト・具体的な方法を紹介

Webサイトのアプリ化とは?向いているサイト・具体的な方法を紹介

Webサイトを運営しており、事業拡大に向けてスマホユーザーからのアクセスを増やしたい方も多いのではないでしょうか。

本記事では、Webサイトのアプリ化に向いているサイト、メリット・デメリット、具体的な方法などを紹介します。Webサイトのアプリ化を検討するために、本記事をお役立てください。

なお、Webサイトのアプリ開発会社の探し方・選び方がわからない!という方はシステム幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。

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アプリ開発に役立つ記事もご覧ください Webサイトのアプリ化におすすめ!アプリ開発かんたんマニュアル

目次
  1. 1. Webサイトのアプリ化とは
    1. 1-1. Webサイトとアプリの違い
  2. 2. アプリ化に向いているWebサイト
    1. 2-1. ECサイト
    2. 2-2. ニュースサイト
  3. 3. Webサイトをアプリ化するメリット
    1. 3-1. ユーザーの利便性が高まる
    2. 3-2. 離脱防止につながる
    3. 3-3. リピーター獲得につながる
  4. 4. Webサイトをアプリ化するデメリット
    1. 4-1. インストールの手間がかかる
    2. 4-2. アンインストールされる可能性がある
    3. 4-3. コストがかかる
  5. 5. Webサイトをアプリ化する方法
    1. 5-1. 方法1:PWA(Progressive Web Apps)の活用
    2. 5-2. 方法2:Webview(ウェブビュー)の活用
    3. 5-3. 方法3:ネイティブアプリの開発
  6. 6. 【参考】アプリ開発の費用相場
  7. 7. 【まとめ】Webサイトのアプリ化を紹介しました

Webサイトのアプリ化とは

Webサイトのアプリ化とは、既存のWebサイトをベースにアプリを開発することです。スマートフォンのアプリ上でWebサイトを閲覧できるようになります。

Webサイトとアプリの違い

Webサイトのアプリ化が本当に必要なのかを検討するために、Webサイトとアプリでどのような違いがあるかを把握しましょう。

項目

Webサイト

アプリ

ダウンロード

ブラウザでWebサイトを

閲覧できるため、

アプリのインストールが不要

アプリをインストールするとWebサイトを閲覧できる

機能性

ユーザーが一方的に

閲覧するための機能が多い

プッシュ通知といった企業側からの

コミュニケーション機能が使える

通信速度

情報取得のために、

常にサーバーと通信しているため

通信回線の影響を受けやすい

端末にインストールすると、

コンテンツ更新時のみ通信するため、

Webサイトよりも通信回線の影響を受けづらい

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アプリ化に向いているWebサイト

アプリ化に向いているWebサイト

続いて、アプリ化に向いているWebサイトを紹介します。

ECサイト

ECサイトとは、商品やサービスを販売するWebサイトのことです。ECサイトをアプリ化することでユーザーはホーム画面のアプリからECサイトにアクセスできるため、すぐに商品を探して購入できます。

また、ECサイトでクーポンの配布やセールなどを実施する際、アプリであれば通知を送れるので購買につながりやすくなります。

ニュースサイト

ニュースサイトは、インターネット上で政治や経済、スポーツなどさまざまなニュースを閲覧できるサイトです。コンテンツの更新頻度が高いため、アプリ化に適しています。

ニュースサイトをアプリ化することで、ユーザーがサイトにアクセスしやすくなり、必要な情報を素早く取得できます。さらに、プッシュ通知を活用することで、新着記事を素早くお知らせしたり、興味を引くニュースをおすすめできたりもできるでしょう。

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Webサイトをアプリ化するメリット

Webサイトをアプリ化するメリット

続いて、Webサイトをアプリ化すると、どのようなメリットがあるのかを紹介します。

ユーザーの利便性が高まる

Webサイトをブックマークしていても、一度検索サイトを表示して、ブックマークを開く手間がかかります。

その点Webサイトをアプリ化していると、ユーザーはホーム画面のアイコンをタップするだけで、Webサイトにアクセスできます。そのため、ユーザーの利便性が高まったり、アクセス数の増加・リピート率の向上につながったりします。

離脱防止につながる

Webサイトを開こうとすると、読み込みに時間がかかるケースがあります。すぐにサイトが開けばよいですが、通信環境によっては時間がかかることもあるでしょう。あまりにも読み込み時間がかかると、ユーザーが離脱する原因になります。

アプリは、すでに必要なデータが端末にインストールされている状態です。アプリを開くと素早くWebサイトが表示されるため、ユーザーに離脱されることなくサイトを閲覧してもらえます。

リピーター獲得につながる

Webサイトのアプリ化を行うと、プッシュ通知機能を使って、サイト運営者側からダイレクトにコミュニケーションが取れるようになります。例えば新着商品・再入荷、セール情報などをユーザーの元に届けられます。ユーザーは、いち早く新情報を獲得できるため、リピートしてもらいやすくなります。

Webサイトをアプリ化するデメリット

Webサイトをアプリ化するデメリット

Webサイトのアプリ化はメリットだけでなく、デメリットもあるので紹介します。

インストールの手間がかかる

アプリでWebサイトを閲覧するには、アプリをインストールする必要があります。インターネットで検索するだけで閲覧できるWebサイトよりも、ユーザーに手間がかかります。アプリのインストールを面倒だと思うユーザーには、敬遠される可能性があるでしょう。

アンインストールされる可能性がある

アプリはユーザーに必要ないと判断されると、アンインストールされる恐れがあります。スマートフォンの容量がなくなったり、単純に使わなくなったりなどがアンインストールの理由として考えられます。

アプリを一度アンインストールすると、再度インストールする必要があるため、ユーザーによっては面倒に感じるでしょう。Webサイトをアプリ化する際は、ユーザーに継続的に使ってもらい、アンインストールを防ぐような対策が必要です。

コストがかかる

Webサイトをアプリ化するには、開発コストがかかります。開発するアプリによりますが、数十万円から、高い場合は数百万円以上するケースも珍しくありません。アプリを開発する際は、自社の予算にあう方法を選択しましょう。

なお、アプリ開発の費用相場については「【参考】アプリ開発の費用相場」の見出しにて説明しているので、ご確認ください。

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Webサイトをアプリ化する方法

Webサイトをアプリ化する方法

Webサイトをアプリ化する方法を紹介します。

方法1:PWA(Progressive Web Apps)の活用

PWAとは、Webサイトをアプリのような感覚で利用できるようにする技術です。WebサイトをPWAに実装すると、オフラインでの動作、プッシュ通知など、ネイティブアプリと同じような機能が使えます。さらに、Apple StoreやGoogle Playなどのアプリストアからのインストールが不要なため、ユーザーの負担をかけずに利用を開始してもらいやすいでしょう。

方法2:Webview(ウェブビュー)の活用

Webviewとは、アプリ内ブラウザとも呼ばれており、アプリ内でWebサイトを表示できるようにする機能のことです。

Webviewは、Webサイトを構成するHTMLやCSSといった言語を使ってサイトを表示するので、iOSやAndroidなどのOSを問わず使用できます。そのため、OSごとに開発する必要がなく、開発工程や費用を削減しやすくなるでしょう。

また、Webviewは、ネイティブアプリのようなプッシュ通知を実装したり、ホーム画面にアイコンを追加したりできます。さらに、Webサイトに搭載されている機能もそのまま導入可能です。

方法3:ネイティブアプリの開発

ネイティブアプリとは、App StoreやGoogle Playなどのアプリケーションストアから、端末へインストールして使用するアプリのことです。OSごとにプログラミング言語を使って開発する必要があり、各アプリストアの審査基準を持たすことで配信が可能です。

ネイティブアプリは、アプリ内のUIを使用するため、自由に画面設計を行えます。他には、スマホとの連携がしやすく、カメラや位置情報など端末の機能をアプリに実装できます。

ただし、OSごとに適したプログラミング言語で開発しなければならず、開発費用が高額になる可能性があるので注意しましょう。

【参考】アプリ開発の費用相場

最後に、参考としてスマホアプリ開発の費用相場を紹介します。スマホアプリ開発を外注する際の費用相場は、以下のとおりです。

アプリの種類

主な特徴

費用相場

EC系アプリ

  • ECサイトをアプリ化するもの
  • プッシュ機能や位置情報機能など、
  • 通常のECサイトには搭載できない機能が実装できる

200~300万円

金融系アプリ

  • 銀行や投資用証券口座などのアプリ
  • 明細や残高をすぐに確認できたり、
  • 投資信託などの金融商品の取引に気軽に対応できる

1,000万円~

メディア系アプリ

  • ニュース配信アプリのみならず、
  • マンガアプリ、音声・ラジオアプリなども含まれる

180万円~

店舗系アプリ

  • 飲食店や美容室などの店舗でリピーターの獲得のために
  • スタンプ・クーポン配信・
  • プッシュ通知などの機能が搭載されたアプリ

200万円~

SNS位置情報系

アプリ

  • ランニング・歩いた距離に応じて消費カロリーを計算するアプリ
  • 友達や家族のいる位置を地図で表示するアプリ など

300万円~

 上記のように、開発するアプリによって費用が異なります。外注する際は、自社の開発したいアプリを明確にした上で、予算を決めましょう。スマホアプリ開発について、詳しく知りたい方は以下の関連記事をご確認ください。

関連記事:スマホアプリ開発に必要な環境・言語をニーズごとに紹介|開発費用や開発の流れも【2023年最新版】

【まとめ】Webサイトのアプリ化を紹介しました

ここまで、Webサイトのアプリ化を紹介しました。アプリはプッシュ通知といったWebサイトにはない機能を実装し、ユーザーにダイレクトにアプローチできます。ユーザーの利便性が高まったり、リピーターの獲得につながったりします。本記事を参考に、Webサイトのアプリ化を検討してみてください。

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