スマホゲーム開発の手順とは？プログラミング言語や開発ツールを紹介

「スマホゲームを開発したいけれど、やり方がわからない」とお悩みではないでしょうか。
スマホゲームを開発するには、リリースしたいOSに合わせた開発環境の整備やプログラミング言語の習得が必要です。

この記事では、スマホゲーム開発の手順や代表的なプログラミング言語、開発ツールを紹介します。スマホゲーム開発の知識を網羅できるので、ぜひ最後までお読みください。

なお、スマホゲーム開発会社の探し方・選び方がわからない！という方はシステム幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。

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スマホゲーム開発の流れ

スマホゲーム開発をする際の基本的な流れを解説します。企業ではプランナーやプログラマーなどスペシャリストが作業を分担しますが、個人だとすべての作業を一人で行う必要があります。

企画

まずは、どのようなアプリにしたいか仕様を検討しましょう。今持っているアイデアをもとに、スマホゲーム開発の目的やターゲットユーザー、デザイン、予算などを明確にしていきます。企画では発想力も大切ですが、ビジネスモデルとして成り立つかを判断するのも重要です。

はじめにしっかりと土台を固めておくと、途中でブレることなく開発を進めることができます。

設計

企画をもとに、仕様書を設計します。ゲームプランナーはメイン要素の方向性、プログラマーはプログラムの基本構造やゲームエンジン・サーバーなどの基盤技術を策定。CGデザイナーはキービジュアルを作成します。

個人でスマホゲーム開発を行う場合は、上記の作業を一人で行う必要があります。デザインを素材サイトで用意すると、作業工数を減らすことが可能です。

実装

設計した仕様書をもとに、機能や設定を実装していきます。ひとつでもないとゲームとして成立しないメイン要素を入れたアルファ版を制作をした後は、一通りの要素や機能を実装したベータ版を制作。その後、ゲームバランスを調整しながらマスター版を制作します。

テスト

不具合があれば、各制作段階で修正を実施。マスター版では、全体を通してプレイしないと見つからない細かい不具合も修正します。

また、パソコンでは問題なく動作しても、スマートフォンでプレイするとUIが使いにくい、動きがズレているなどの不具合が見つかる場合もあります。環境による不具合も繰り返し修正して、完成品をめざしましょう。

公開

スマホアプリとして形になったら、ストアに登録して公開します。ストアによって規約や審査基準があるので、確認して登録を進めましょう。

ストアに公開した後も、エラーやバグなどの報告があった場合は再度プログラムし直すなど、修正対応する必要があります。

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スマホゲーム開発で準備が必要なもの

スマホゲームを開発するには、機材や開発環境の準備が必要です。ここでは、OS別に用意するものを解説します。

パソコン

パソコンは、スマホゲーム開発に必須です。まず、制作したいアプリの対応機種によって、選ぶOSを検討しましょう。iOSアプリの場合はMac、Androidアプリの場合はWindowとMacのどちらでも構いません。

開発環境

スマホアプリを開発するには、開発環境を用意する必要があります。iOSかAndroidアプリのどちらを開発するか、もしくは両方のアプリを開発するかで選ぶべきツールは変わります。代表的なツールは、次のとおりです。

• iOSアプリ：Xcode
• Androidアプリ：Android Studio
• 両方に対応：React Native、Flutter

他にも、有名ゲームアプリの開発環境に使われるUnityや、ノーコードで開発可能なBuildboxなどのツールもあります。

スマートフォン

開発はパソコンで行いますが、動作を検証するためにスマートフォンも用意しましょう。

パソコン上でも、エミュレータ（本来とは違う環境で疑似的に動作させるソフトウェア）によって動作の確認は可能です。しかし、実際にスマートフォンでプレイすると、UIの不備やバグが見つかるかもしれません。ユーザー目線での検証を行うために、開発したいアプリのOSに対応したスマートフォンも準備するのがおすすめです。

費用

スマホゲーム開発には、環境構築の費用やストア登録費用が発生します。

パソコンやスマートフォンを持っていない場合、まず機材を購入しなければなりません。そのほか、ツールや素材の購入費、サーバーの維持費などがかかることもあります。

また、アプリ開発後にストアに登録する費用もかかります。OS別にかかる費用は、次のとおりです。

• iOS：Apple Developer Programは年99米ドル、Apple Developer Enterprise Programは299米ドル
• Android：Google Play デベロッパー アカウントへの登録費用 25米ドル（初回のみ）

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スマホゲーム開発の期間

スマホゲーム開発の開発期間は、ゲームの内容や規模によって変わります。シンプルなゲームであれば1週間で開発させることも可能。一般的には6ヶ月から1年ほどのスケジュールで見積もられますが、大規模なゲームをフルスクラッチで開発すると1年以上かかる場合があります。

スマホゲーム開発で使用されるプログラミング言語

スマホゲーム開発で使用されるプログラミング言語は、大きくiOS向けかAndroid向けかに分かれます。ここでは、iOS・Androidに対応した言語と、両方に対応した言語を5つ紹介します。

Objective-C

Objective-C（オブジェクティブシー）は、iOSアプリ開発に使用されるプログラミング言語です。Macのみで使用できる言語で、開発にはApple提供の統合開発環境であるXcodeの操作方法も押さえる必要があります。

Swift

Swift（スウィフト）は、Objective-Cの後継として開発されたプログラミング言語です。処理速度や学習コスト、読み書きのしやすさはObjective-Cよりも優れており、上位互換といっても差し支えありません。

Objective-Cと同様に開発環境はMacのみで、開発したアプリが動作するのもiOSのみ。Androidアプリも並行して開発したいのであれば、他の言語を選ぶようにしましょう。

Java

Java（ジャバ）は、ゲーム開発のほか企業のシステム開発やWebサイト開発にも使用されるプログラミング言語です。1995年に登場した歴史ある言語で、汎用性が高いのが特徴です。

iOSとAndroidの両方でアプリリリースをめざす場合、覚えておきたいプログラミング言語です。また、スマホゲーム開発以外にも応用ができるため、アプリ開発以外も視野に入れる場合も検討するのがおすすめです。

Kotlin

Kotlin（コトリン）は、Javaを簡潔に改良したプログラミング言語です。Android公式開発言語に指定されており、Googleもサポートを強化することを表明しています。

Javaよりも簡潔に記述でき、高い互換性があり移行もしやすいため、Kotlinでの開発も増えています。ただし、まだ歴史の浅い言語のため、学習に関する情報が充実していないのがデメリット。日本語で学習する場合、Google提供のオンライン学習コースや参考資料などで勉強する必要があります。

C#

C#（シーシャープ）は、ゲーム開発ツールのUnity登場によって注目されているプログラミング言語です。スマホアプリだけでなく、コンシューマーゲームやPCゲーム開発にも使用されています。

スマホゲームの開発ツール

Unity

Unity（ユニティー）は、2Dピクセルアートからハイエンドな3Dグラフィックまで制作できる開発ツールです。制作したゲームは、iOSやAndroidだけでなく、コンシューマーゲームやPCゲームなどざまざまなプラットフォームに展開可能。より多くのユーザーへリーチできます。

Unityは、ゲーム開発の素材を購入できるアセットストアが充実していることも特徴。3Dモデルやオブジェクト、BGMなどが用意されているため、自分で素材を制作せずにゲーム開発を進められます。

Buildbox

Buildbox（ビルドボックス）は、ノーコードでスマホゲームが開発できるツールです。テンプレートが用意されており、ゲーム開発に慣れていなくても約1週間で制作可能。シンプルな2Dゲームであれば無料で利用できるため、開発費用を抑えられます。

低コストで制作できるため、企業PRや販促活動などビジネス目的でも活用しやすいのが特徴です。

GameSalad

GameSalad（ゲームサラダ）は、ノーコードで2Dゲームを作成できる開発ツールです。iOSやAndroidだけでなくブラウザゲームとしても展開が可能で、公開したゲームを幅広いユーザーに遊んでもらえます。

ドラッグアンドドロップによる直感的な操作が可能で、初心者でも扱いやすいのが特徴。また、本格的なゲーム制作前のモックアップ作りにも活用でき、イメージに近いテンプレートがあれば簡単にモックを制作可能です。

実績豊富なおすすめのスマホゲーム開発会社5選

株式会社ファーストインパクト

画像引用：株式会社ファーストインパクト

株式会社ファーストインパクトのおすすめポイント

• 大手企業の有名タイトル制作実績
• 企画から開発までワンストップで依頼できる
• 他社制作のゲームの運用やコンテンツ拡張にも対応可能

株式会社ファーストインパクトには、スマホゲームや家庭用ゲームなど複数のプラットフォームに対応したゲーム開発を依頼可能。25年以上の業界経験があるスタッフが在籍しており、大手企業の有名タイトルの開発経験もあります。

同社には、企画から開発までワンストップで依頼可能。映像やキャラクターなど素材制作にも対応しており、相談に応じて開発に適切なチーム編成を行ってくれます。

同社は、他社で制作したゲームのシステム保守やコンテンツ拡張にも対応可能。どのようなプラットフォームでも不具合対応や修正をしながら、運用や検証を行ってくれます。

株式会社ファーストインパクトの概要・実績・価格感

株式会社ファーストインパクトのアプリ開発実績と評判 | 東京都千代田区のアプリ開発会社 | システム幹事 東京都千代田区に拠点を構える制作会社。スマホゲームや家庭用ゲームなど複数のプラットフォームに対応したゲーム開発を依頼可能。25年以上の業界経験があるスタッフが在籍...

株式会社BAP SOLUTION JAPAN

画像引用：株式会社BAP SOLUTION JAPAN

株式会社BAP SOLUTION JAPANのおすすめポイント

• App Storeでトップ100にランクインしたことがある
• 企画から運用までワンストップで依頼可能
• メタバースゲームの開発を依頼可能

株式会社BAP SOLUTION JAPANにはゲーム開発のほか、ブロックチェーンやビジネスアプリ開発を依頼できます。日本の大手ゲーム会社での経験があるスタッフが在籍しており、同社が制作したゲームがApp Storeでトップ100にランクインしたことがあります。

同社には、企画から運用までワンストップでスマホゲーム開発を依頼可能。カジュアルゲームからVRを使ったゲームまで、幅広いジャンルに対応しています。

同社には、オンライン上の仮想空間でコミュニケーションができるメタバースゲーム開発も依頼可能。同社のブロックチェーン技術を活用して、仮想通貨やNFT（非代替性トークン）を使った売買ができるゲーム開発をしてくれます。

株式会社BAP SOLUTION JAPANの概要・実績・価格感

株式会社BAP SOLUTION JAPANのシステム開発実績と評判 | 東京都中央区のシステム開発会社 | システム幹事 東京都中央区に拠点を構える制作会社。ブロックチェーンやビジネスアプリ開発を依頼可能。同社には、企画から運用までワンストップでスマホゲーム開発を依頼可能。カジュア...

株式会社マイティークラフト

画像引用：株式会社マイティークラフト

株式会社マイティークラフトのおすすめポイント

• 有名ゲームの開発実績がある
• 企画からサーバーインフラ開発、イベント運用まで依頼可能
• Unity3DやCocos2d-xなどを使用した開発に強みがある

株式会社マイティークラフトには、ゲームやWebシステム・アプリの開発、VRコンテンツの制作などを依頼できます。コンピューターゲーム制作からはじまった同社は創業25年以上で、有名企業のスマホゲームやソーシャルゲーム開発の実績があります。

同社には、企画からサーバーインフラ開発、イベント運用まで対応可能。ワンストップでの依頼のほか、運用のみの依頼もできます。

同社は、Unity3DやCocos2d-xなどのプログラミング言語を使用した開発が得意。ネイティブアプリやブラウザベースのアプリなど幅広く制作した実績があり、さまざまな規模のゲーム開発にも対応してくれます。

株式会社マイティークラフトの概要・実績・価格感

株式会社マイティークラフトのシステム開発実績と評判 | 東京都豊島区のシステム開発会社 | システム幹事 東京都豊島区に本社を置くシステム開発会社。北海道札幌市にもオフィスがある。メイン事業は、ソーシャルゲーム、スマートフォンアプリ、WEBシステム開発。ゲーム開発技術...

株式会社ファイン

画像引用：株式会社ファイン

株式会社ファインのおすすめポイント

• 有名ゲームの開発実績がある
• 企画から開発、運用までをワンストップで任せられるほか、部分依頼もできる
• オンラインゲームの開発支援をしてくれる

株式会社ファインには、ゲーム開発のほかアプリケーション開発やデザイン制作などを依頼できます。20年以上のゲーム開発実績があり、有名企業のスマホゲーム制作経験もあります。

同社には、企画から開発、運用までをワンストップで依頼可能。新規開発のほか、コンシューマー機からスマホゲームへの移植にも対応しています。また、サーバー開発やデザイン制作など部分的な依頼も引き受けてくれます。

同社には、オンラインゲーム開発や運用のノウハウを活かしたオンラインゲーム開発支援も依頼できます。スタンドアロンのゲームでも、ランキングやチャット機能を実施したオンラインゲームへと進化させることが可能です。

株式会社ファインの概要・実績・価格感

株式会社ファインのアプリ開発実績と評判 | 大阪府堺市のアプリ開発会社 | システム幹事 大阪府堺市にある会社で、ゲーム会社の子会社として設立したため、技術やノウハウが引き継がれている。そのためゲームアプリやゲームＷＥＢサイトなど主にゲーム関係が強み...

株式会社セルナビ

画像引用：株式会社セルナビ

株式会社セルナビのおすすめポイント

• Unityを使用したアプリ開発を依頼できる
• スマホアプリのほかブラウザゲームやコンシューマーゲームの開発も対応可能
• 大人から子どもまで使いやすいUI構築に強みがある

株式会社セルナビには、Unityを使用したゲーム開発やWebアプリ、Webサイトの開発、DX支援などを依頼できます。同社は、Unityを使用したゲームアプリやブラウザゲームの開発に対応可能。ゲームだけでなく、ビジネス向けのソフトウェアの開発も依頼できます。

マルチプラットフォームに対応したUnityを使用しているため、スマホアプリだけでなくブラウザゲームやコンシューマーゲームでのリリースにも対応可能。幅広いユーザーにリーチできます。

同社は、大人から子どもまで使いやすいUI構築が得意。「老若男女さまざまな層が遊べる」をテーマに開発した自社ゲームタイトルのリリースも行っており、UIデザインに優れたゲーム開発を期待できます。

株式会社セルナビの概要・実績・価格感

株式会社セルナビのアプリ開発実績と評判 | 神奈川県のアプリ開発会社 | システム幹事 平成12年創業の、神奈川県横浜市に本社を置くアプリ開発会社です。 主にUnityを使用したゲーム、ソフトウェア、スマホアプリの受注制作を行ってます。 企画段階からのご相...

その他のスマホゲーム開発におすすめの会社は、こちらの記事で紹介しています。
関連記事：ゲームアプリの開発におすすめの会社10選【2024年1月最新版】

【まとめ】スマホゲーム開発の手順を紹介しました

スマホゲーム開発の手順は、企画・設計・実装・テスト・公開に分かれています。iOSかAndroidのどちらに向けたスマホゲームをリリースするかで、使用するプログラミング言語や開発ツールが変わります。

自社で制作するにはノウハウや期間が必要。もし自社での開発が難しいのであれば、スマホゲーム開発に対応可能な会社に依頼することも検討しましょう。

なお、スマホゲーム開発会社の探し方・選び方がわからない！という方はシステム幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。

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