- 更新日 2023.10.25
- カテゴリー ECサイト開発
Shopifyはいくらで始められる?料金や費用について解説【2024年最新版】
Shopifyに興味があるものの、料金や費用に関して分からないことがあり、導入を踏みとどまっている人もいるでしょう。どれだけ機能が充実していても、予算を超える料金がかかるようでは長期的に利用するのは困難です。
そこで、本記事ではShopifyの料金体系や入金サイクルについて詳しく解説します。また、Shopifyの利用料金・費用を安くする方法についても解説するため、ぜひ参考にしてください。
- Shopifyの利用料金や手数料について理解したい
- BASEやMakeShopなどのECサイトとの違いを知りたい
- Shopifyを導入するメリットを知りたい
上記の項目に該当する方は、ぜひ参考にしてください。
※なお、ShopifyでECサイトを作れる制作会社の探し方・選び方がわからない!という方は、当サイト「システム幹事」へお気軽にご相談ください。目的・予算にあった制作会社をご紹介します。相談料、会社紹介料はすべて無料です。
Shopifyとは
Shopifyとは、世界NO.1のシェアを誇るECサイトの開発・運営を支援するプラットフォームです。2006年にカナダで設立された企業によってサービスが展開されています。
従来は日本ではあまり使われていなかったものの、2017年に日本向けに仕様が施されてから利用者が増えました。2022年11月時点では175か国で100万ショップ以上が開設されており、日本においても多くの利用者が存在します。費用の安さや機能が充実していることなどが、高い評価を得ている要因です。
Shopifyには3つの主要プランが存在し、好きなタイミングでプランを切り替えられるのも嬉しいポイントです。
Shopifyの費用体系や入金サイクル
Shopifyは、初期費用がかからないため気軽に導入できます。また、商品が売れると最短5日で入金されるのも魅力の1つです。
Shopifyには様々なプランがありますが、最も安いスタータープランを利用すれば、月たったの5ドルでネットショップが開設できるため、導入ハードルが低いといえます。
ここでは、Shopifyの料金体系や入金サイクルについて詳しく解説します。
Shopifyの主要プランは3種類
Shopifyの主要プランは以下の表のとおりです。
プラン |
ベーシックプラン |
スタンダードプラン |
プレミアムプラン |
初期費用 |
0円 |
||
月額費用 |
$25 |
$69 |
$299 |
決済手数料 (クレジットカード) |
国内カード:3.4% 海外カード:3.9% JCBカード:4.15% |
国内カード:3.3% 海外カード:3.85% JCBカード:4.15% |
国内カード:3.25% 海外カード:3.8% JCBカード:4.05% |
アカウント数 |
2人 |
5人 |
15人 |
商品登録数 |
無制限 |
||
無料体験期間 |
14日間 |
上記の表3種類をまとめて標準プランと呼ぶ場合もあります。また、上記とは別にスタータープランと呼ばれるものもあります。
月5ドルから始められるスタータープランとは
初めてネットショップを開設する人には、月額5ドルから始められるスタータープランがおすすめです。スタータープランは、顧客管理等はできないものの、すぐに商品の販売を始められます。具体的な機能としては、最大4つ登録できる在庫のロケーションや、24時間体制の英語のサポート機能のほか、クーポンコード・ギフトカード・顧客セグメントなどが挙げられます。
軌道に乗るかどうか分からない段階でも気軽に始められるため、ぜひスタータープランを検討してみてください。
月2,000ドルで利用できるShopifyPlusは法人向けのプラン
取引の多い法人がネットショップを開設する場合は、ShopifyPlusというプランも用意されています。ShopifyPlusは、越境ECを運営している企業や大規模なECサイトを運営している企業におすすめです。
ShopifyPlusのプランを選択すれば、月2,000ドルでビジネス運営に必要なツールや、重い負荷に耐えられるサーバーが利用できます。また、他のサービスから移行する際の費用はかからないのも嬉しいポイントです。
Shopifyペイメントとは
Shopifyペイメントとは、Shopifyが提供する決済手段の1つです。Shopifyペイメントを利用すると、Shopify ペイメントを介した決済とPayPal Express Checkoutを使用した決済に対する取引手数料がかかりません。また、Shopifyペイメントを利用しない場合は、プランごとに異なる取引手数料が発生してしまいます。
Shopifyペイメントを利用するのは簡単で、Shopify管理画面を通じてストア情報を入力するだけで導入できます。ECサイトで決済サービスを使い始める際には審査に時間がかかるのが一般的ですが、Shopifyペイメントなら、設定が完了してすぐに決済に対応できます。
Shopifyと他のECカートとの費用比較
Shopifyの利用料と他のECサイトとの費用の違いは、以下の表のとおりです。
初期費用 |
月額費用 |
|
Shopify |
0円 |
5ドル~2,000ドル |
カラーミーショップ |
3,300円 |
4,950円~9,595円 |
Make shop |
11,000円~110,000円 |
11,000円~55,000円 |
BASE |
0円 |
0円~5,980円 |
futureshop |
22,000円 |
22,000円~52,000円 |
STORES |
0円 |
0円~2,178円 |
ECサイトには様々な種類がありますが、初期費用が0円のところは比較した6個中3個と多くありません。また、月額費用も5ドルから利用できるShopifyが比較的安いことがわかります。
Shopifyを導入するメリットとは
ここまで、Shopifyの料金体系や費用について解説してきましたが、そもそもShopify自体にどのようなメリットがあるか分からない人もいるでしょう。そこで、ここではShopifyを導入するメリットを解説します。
具体的には、以下のとおりです。
- 低コストで導入可能
- 豊富なアプリと連携できるため拡張性が高い
- 海外向けにネットショップが開設できる
- 必要に応じてamazonや楽天とも連携できる
Shopifyは、月額5ドル〜と低価格で導入可能ながら、豊富なアプリと連携できて拡張性が高いです。また、海外向けにネットショップを開設できるため、越境ECを運営したい人のニーズにも対応します。さらに、必要に応じてamazonや楽天とも連携できるため、規模の大きくしたい人にもおすすめです。
Shopifyの費用を安くする方法
少しでもShopifyの費用をおさえたい人には、以下の方法が有効です。
- スタータープランで始める
- Shopifyペイメントを導入する
- 年間契約を行う
スタータープランで始める
先述したとおり、スタータープランを選択すれば月額5ドルと格安でShopifyを利用できます。14日間の無料体験期間が設けられてるうえに好きなタイミングでプラン変更ができるため、費用を抑えたい人はまずはスタータープランで始めるのがおすすめです。
売り上げが好調に伸びたりECサイトの規模が大きくなってきたタイミングで、スタンダードプランやプレミアムプランに移行すれば、不自由なく移行できる上に新機能を使えるようになります。
Shopifyペイメントを導入する
Shopifyペイメントを導入すれば、取引手数料が無料になります。一方で、Shopifyペイメントを利用せずに外部決済サービスのみ利用する場合、以下の手数料が発生します。
ベーシックプラン |
スタンダードプラン |
プレミアムプラン |
Shopify Plus |
2.0% |
1.0% |
0.5% |
0.15% |
取引手数料は商品が売れる度に発生するのもだからこそ、Shopifyペイメントを導入して無料にすればECサイトの運営コストを大きく抑えられるでしょう。Shopifyペイメントは簡単に導入できるため、ぜひ試してみてください。
年間契約を行う
Shopifyの利用料金・費用を少しでも安くしたい人には、年間契約を行うのもおすすめです。月額契約ではなく年間契約をすれば、1年で10%、2年で20%の割引が受けられます。
使える機能には相違ないため、長期的にShopifyを利用することが確定している場合、年間契約をして費用を抑えるのがおすすめです。
逆に短期間でお試しとしてShopifyを使ってみようと思うなら月額で支払って様子を見ることもできます。しかし、長期で見れば損をする可能性も高いため、Shopifyを使い続けると決めれば年間契約を結ぶようにしましょう。
ShopifyのEC開発を依頼するときにかかる費用
ShopifyでEC開発をする場合、必要な費用は手数料だけではありません。ECサイトを構築する際にも料金が発生します。ECサイトを構築する際は、ASPを使う方法とオリジナルの開発をする方法があります。
ASP(Application Service Provider)とは、インターネット経由でソフトウェアそのものや稼働環境を提供する事業者のことです。別の言い方として「ASP業者」というのもあります。
ShopifyはASPに該当し、構築費用はピンキリです。無料で構築できるものもあれば、100万円程度料金が発生する場合もあります。また、費用が高いほど細かな設定やカスタマイズができる傾向にあります。
Shopifyは低コストで始められる点が魅力ですが、構築が難しいようであればシステム幹事に依頼をするのも手段の1つです。目的・予算にあった制作会社をご紹介します。
Shopifyの費用 まとめ
Shopifyの費用は、初期費用0円で月額費用は5ドルからと、他の主要ECサイトとより安いのが特徴です。様々なプランが用意されており、金額が上がるごとに使える機能が増えていきます。いつでもプランを変更できるため、まずは一番安いスタータープランから始めるのがおすすめです。
また、Shopifyの費用を少しでも抑えたい人には、スタータープランで始める・Shopifyペイメントを導入する・年間契約を行う、といった方法がおすすめです。ぜひ、本記事を参考にしてShopifyを導入するかどうか検討してみてください。
コンサルタントのご紹介
岩田
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Q. Shopifyの費用相場は?
Shopifyの費用相場は、スタータープランだと月額5ドル、ベーシックプランは月額25ドル、スタンダードプランでは月額69ドル、プレミアムプランになると月額299ドルです。
この記事を書いた人
久保田 幹也
専門分野: SEO、取材、書籍代筆、note運用代行
Web上のライティングをほぼ一括で請け負うライター。集客の困りごとやマーケティング戦略の手段まで幅広くご相談いただけます。最適なマーケティング方法がわからない方も、一度ご相談ください。最善と思われる施策をご提示いたします。