- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー 業務システム
営業支援システム(SFA)とは?おすすめ14選|比較選ぶポイントも解説【2024年最新版】
営業部門のマネージャーの方のなかには、案件管理や振り返りなどを各営業社員に任せていることで時々トラブルが生じたり、営業部内での認識にズレが生じているという悩みが尽きないかと思います。また、営業課題の原因が見つかるまでに、時間がかかったりもするでしょう。
社内の営業活動を「見える化」する、社員の行動を可視化することで営業課題を明確にするには、営業支援システムの導入がおすすめ。営業支援システムを導入すれば、営業活動を効率かつ正確に行えることに期待できます。
トップ営業社員とそれ以外の営業社員の成績に差があれば、システムによって営業ノウハウも共有できます。
しかし、
「自社に合った営業支援システムを選びたいが、数が多すぎて決められない」
「比較表を見ながら、最終的に自社に合ったシステムを選びたい」
「営業支援システムをどのように選んだり比較すればいいの?」
と悩んでいるかと思います。
そこで本記事では、営業の最適化に役立つ「おすすめの営業支援システム」をご紹介します。営業支援システムの比較表や選び方もお伝えしているので、ぜひ自社のシステム導入にお役立てください。
※自社に合う営業支援システムの選び方がわからない、選ぶ時間がない、おすすめのシステムを選んでほしい方はシステム幹事にお問い合わせください。予算や目的などをヒアリングした上で、御社に最適な営業支援システムを選定します。相談料・紹介料はいっさいかかりません。
営業支援システムの基本機能
おすすめの営業支援システムを比較する前に、営業支援システムの基本機能を今一度整理しておきましょう。最初に整理しておけば、後ほど紹介する各システムの特長をよりイメージしやすくなり、より正確に比較しやすくもなります。
※おすすめの営業支援システムを早く見たい方は下記をクリック! 『比較表付|おすすめの営業支援システム13選』に移動
営業支援システムは、営業活動をデータ化して組織的に行うことで、企業や営業マン個人の業務を効率的に進めるために利用されるシステムです。Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)の頭文字を取って「SFA」とも呼ばれています。
営業支援システムの基本的な機能として、以下のものがあげられます。
・案件管理:提案製品や進捗状況、見込み度合いなど案件情報を管理
・活動管理:テレアポ数や訪問数、受注数などを管理
・顧客管理:社名や所在地など顧客の基本的な情報を管理
・商談管理:どのようなやり取りをしたかなど商談内容を管理
・日報作成:外出先でも日報を作成可能
・売り上げ管理:クラウド上で売り上げの管理が可能
上記以外にも、スケジュール管理や売上予測管理など、業務効率化に役立つ機能が揃っています。
営業支援システムを導入することで、日々の営業活動のプロセスや売上予測などが「見える化」されます。社内の営業マン全員に情報が共有されるため、業務効率化はもちろん、社員によって成果に差が出る「営業の属人化」防止にもつながります。
CRM:受注とリピート・アップセル、MA:リード獲得とリード育成
CRMとは、「カスタマーリレーションシップマネジメント(Customer Relationship Management)」を略した言葉で、顧客管理を指します。CRMの役割は、顧客情報を管理・分析し、顧客データを活用し営業支援・マーケティング支援を行うことです。
MAとは、「マーケティングオートメーション(Marketing Automation)」を略した言葉で、マーケティング業務を自動化して効率化できるツールを指します。
下記のように、SFAとCRM・MAの違いについて表にまとめました。
種類 |
目的 |
内容 |
MA |
マーケティングの効率化 |
|
SFA |
営業活動の組織化 |
|
CRM |
顧客情報を一元管理 |
|
営業支援システム(SFA)導入のメリット
営業活動を見える化できる
顧客の予算や競合データ、見積書提出など、案件がどのフェーズにいるのか、必要なアクションができているか、他担当者がどのフェーズや行動に時間をかけているのかなどを見える化できます。その結果、受注確度の判断ができたり、他営業担当者に的確なアドバイスができます。成功事例や営業ノウハウの共有により、組織全体の営業力底上げも可能です。
効果 |
内容 |
営業戦略 |
|
課題 |
|
イレギュラーな事象 |
|
データ分析 |
|
レポート作成 |
|
引き継ぎ |
|
数字をすぐに把握できる
業績報告会議では、レポートが必要でしょう。営業担当者からのヒアリングや日報から作成すると、時間と手間がかかります。
営業支援システムを活用すれば、定形フォームへの入力で、データを簡単に集計・分析できます。数時間かかっていた集計作業も、数分で完了可能です。
営業活動を標準化できると以下のような効果があります。
効果 |
内容 |
情報資産の流出防止 |
|
ナレッジの蓄積 |
|
教育コストの削減 |
|
ただし、市場にはたくさんの営業支援システムがあるため、自社の導入目的を明確にして、最適なシステムを選ぶ必要があります。次章ではシステム幹事おすすめの営業支援システムを紹介します。
比較表付|おすすめの営業支援システム14選
システム名 |
特徴 |
料金 |
おすすめの企業 |
Zoho CRM |
企業ニーズに応じてプランが選べる |
月額無料~ |
とにかく無料で使いたい企業 |
Salesforce Sales Cloud |
他システムとの連携によって 機能を拡張できる |
3,000〜 36,000円 |
数多くの顧客データを 管理している大企業 |
kintone |
自社業務に合わせたアプリを 自由に追加できる どのようなデバイスにも 自動的に最適化 |
780〜 1,500円 |
長年社内で情報共有が 進んでいない企業 適宜いろんなアプリを追加して 営業支援システムを カスタマイズしたい企業 |
ネクストSFA |
「入力のしやすさ」に徹底的に こだわっている 充実したアフターフォローで 定着率は97%超 |
50,000〜 130,000円 |
チーム内のコミュニケーションに 課題を感じる企業 |
GENIEE SFA/CRM |
月額1,480円という低コストながらも 機能が充実 管理画面が見やすく 直感的に操作できる |
1,480〜 9,800円 |
システム操作に 慣れていない社員が多い企業 |
センシーズ |
営業の「現場」に こだわった機能が充実 外部ソフトとの連携による 業務のシームレス化が可能 |
25,000〜 300,000円 |
最小限のコストで コスパのよい利用にこだわる BtoBの中小企業 |
cyzen |
業務報告や位置情報などを スマホで確認できる 営業マンの行動量を 「歩数」で見える化 |
3,500円〜 |
スマホでSFAを利用したい企業 外回りが多い企業 |
Knowledge Suite |
業務効率化に役立つ機能を 「オールインワン」で搭載 ユーザー数が無制限の クラウド型サービス |
50,000〜 80,000円 |
社員数が多く テレワーク割合が高い企業 |
BizMagic |
最小のライセンス数で始められる セレクト型 3つの根幹機能で 営業マンのリソースを削減 |
25,000円〜 |
SFAを初めて利用する 少人数の中小企業、 ベンチャー企業 |
AppSuite |
欲しい機能の「アプリ」を インポートできる アプリの蓄積データを グラフで可視化できる |
400円〜 |
作業効率を挙げて社員間で 頻繁に情報共有をとりたい企業 |
Ecrea |
カスタマイズ性が高く、 選んだ分だけ料金が発生する インターフェースや操作も シンプルで使いやすい |
1,000円〜 |
専門知識はないがシステムを 色々カスタマイズしたい企業 |
eセールスマネジャー |
SFA機能から名刺管理、 社内SNSまで幅広い 豊富な実績と95%の利用継続 |
6,000円〜 |
すでに様々なツールを 導入している企業 |
LaXiTera |
営業マンやマネジャーの負担を 最小限にできる ライセンスがサーバ単位なので 大人数にはお得 |
要問い合わせ |
入力作業を最小限に 押さえたい企業 |
Sales Force Assistant |
商談内容が「一日一覧」で表示される 一人ひとりが自由にレイアウトできる |
667円〜 |
既存顧客への営業が中心で 日報をよく活用している企業 |
本記事ではクラウド型とオンプレミス型のシステムを紹介しています。
※クラウド型:Googleスプレッドシートなどのように、クラウド環境に構築されたシステムにユーザーがインターネット経由で接続・利用する形態
※オンプレミス型:用意した自社サーバにパッケージソフトウェアをインストールして利用する形態
無料で使えるシステムのおすすめ
Zoho CRM
※画像引用:Zoho CRM
「Zoho CRM」は、インドに開発拠点を持つ非公開会社「Zoho」が開発・提供するクラウド型CRM / SFAツールです。
顧客管理などのCRM機能、商談管理などのSFA機能を搭載したスタンダードプランが用意されています。また、3ユーザーまで使える無料プランも用意され、約6万ユーザーから活用されているツールです。
帳票管理などのベーシックSFA機能を追加したプロフェッショナル、承認プロセスの自動化・AIアシストが利用できるエンタープライズなどもラインナップされ、企業ニーズに応じて選べます。
アドオン・他ツール連携も充実。開発ベースとなるプラットフォームに、45種類以上のアプリを自在に追加できる「Zoho One」もラインナップされ、自社独自システムを構築できるのもポイントです。
導入タイプ |
クラウド型 |
プラン |
無料 / スタンダード / プロフェッショナル / エンタープライズ / アルティメット |
料金体系 |
1ユーザー月額0円 / 1,440円 / 2,400円 / 4,200円 / 5,400円(年額契約の場合) |
モバイル対応 / アプリ |
○ |
主な機能 |
CRM・ベーシックSFA・エンタープライズSFA機能など |
おすすめの企業 |
とにかく低コストでシステムを導入したい企業 |
クラウド型のおすすめ7選
まずは、近年主流となっている「クラウド型」の営業支援システムをご紹介します。数ある中でも7つのシステムをピックアップしているので、ぜひご参考ください。
世界トップシェアを誇るSFA | Salesforce Sales Cloud
Salesforceは、世界トップシェアを誇る顧客管理ソリューションシステムです。Salesforce Sales Cloudの機能は、主に「顧客管理」「売上予測」「案件管理」の3つが特徴的です。
顧客管理機能では、取引先や担当者の基本情報をはじめ、問い合わせ履歴、提出した提案書や見積書など、さまざまな顧客情報を一元管理できます。
売上予測機能では、現状の実績が事前に設定した売上目標を達成できるかいなかを把握でき、今後の営業活動を調整するきっかけ作りになります。
案件管理機能では、見込み客を社内で共有して、見込み客に営業活動をかけて顧客にするための施策を行うことができるようになります。クレーム内容や見積もりなども同システム内にて一元管理でき、業務の効率化が図れます。
また同ツールは、CRM(顧客管理)系システムとの連携も充実しています。たとえば、「Salesforce Marketing Cloud」と連携すれば、顧客が訪れたサイト内のページや行動履歴などの情報を基に、AIが顧客ごとに最適な広告を表示できます。「Salesforce Service Cloud」と連携すれば、AIが各顧客に最適な社内の担当者を自動で割り振ってくれます。AIが業務を適材適所に配分することでロスが削減され、売上アップが期待できます。
SlackやTeamsなどのチャットツール、freeeなどの会計システムなどの外部システムとも連携できます。これにより、取引先や商談内容などのデータをSlackの会話内と容易に照らし合わせることができたり、入金後の消込をSalesforceに反映することもできます。
提供会社 |
株式会社セールスフォース・ジャパン |
|
機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
◯ |
|
顧客管理 |
◯ |
|
商談管理 |
◯ |
|
スケジュール管理 |
◯ |
|
週報や日報などの活動報告 |
◯ |
|
請求書や見積書の作成 |
◯ |
|
無料トライアル |
◯(30日間) |
|
導入実績 |
・NTTコミュニケーションズ ・株式会社パソナグループ ・日本経済新聞社etc |
|
連携できるシステム |
Slack、Teams、freee |
|
料金 |
以下すべて月額 エッセンシャル:3,000円 プロフェッショナル:9,000円 エンタープライズ:18,000円 アンリミテッド:36,000円 |
|
サポート体制 |
メール、ソーシャルメディア、 アプリなど多様なチャネルからアドバイス、 Webセミナーetc |
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おすすめの企業 |
数多くの顧客データを管理している大企業 |
プログラミング不要でアプリを自由に追加 |kintone( キントーン)
画像引用:kintone
kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型のシステムです。
同システムは、自由にアプリを追加・削除できる「プラットフォーム」のような位置づけです。たとえば、案件管理や商談管理など、営業支援に関するアプリを適宜追加していくイメージです。いずれもノンプログラミングで作成できるため、誰でも簡単に業務を最適化できます。
会社名などの顧客情報と関連する案件を1つの画面で一目で確認できます。過去の案件や営業内容を確認できるので細やかな対応ができます。また、営業担当者ごとの売上額や案件の進捗状況も図やグラフで見やすく確認できるのです。
また同システムは、さまざまなデバイスに対応しており、追加したアプリは自動的にスマートフォン(あるいはタブレット)に最適化されます。いつでも・どこでもアプリに接続できるため、移動の多い営業マンでも活用しやすいのが魅力です。
同システムは、MAツールSATORIを初めとする外部システムと連携できます。とくにSATORIと連携すれば、サイト内の限定ページを閲覧したユーザーやメールマガジンの開封してくれたユーザーなど、顕在的ユーザーを自動でピックアップしてくれます。それらのユーザーから優先して営業活動を行えば、売り上げアップにもつながるでしょう。
提供会社 |
サイボウズ株式会社 |
|
機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
- |
|
顧客管理 |
〇 |
|
商談管理 |
◯ |
|
スケジュール管理 |
◯ |
|
週報や日報などの活動報告 |
◯ |
|
請求書や見積書の作成 |
◯ (プラグインを導入した場合) |
|
無料トライアル |
◯(30日間) |
|
連携できるシステム |
SATORI、マネーフォワードクラウドなど |
|
導入実績 |
・日清食品ホールディングス ・パーソルキャリア ・ANA成田エアポートサービスetc |
|
料金 |
以下すべて月額 スタンダード:1,500円 ライト:780円 |
|
サポート体制 |
導入前の電話やチャット相談、 定着化に向けたアドバイス、 ユーザーや管理者の教育etc |
|
おすすめの企業 |
長年社内で情報共有が 進んでいない企業 適宜いろんなアプリを追加して 営業支援システムをカスタマイズしたい企業 |
「入力のしやすさ」に徹底的にこだわったSFA | ネクストSFA
画像引用:ネクストSFA
ネクストSFAは、見やすく、使いやすいことを徹底追求したクラウド型営業支援システムです。
同システムは、「入力のしやすさ」に徹底的にこだわっています。案件管理はすべてドラッグアンドドロップで直感的に操作でき、パッと見ただけで案件数や金額を把握可能です。
そのほか、日付や進捗状況など項目別にデータを並べたり、カレンダーに予定を追加したりと、付属機能も充実しています。
主な利用者層が営業支援システムの利用経験のない中小企業であることから、アフターフォローにも注力。メールや電話はもちろん、直接訪問、ビデオ会議など、導入企業の要望に合わせたサポートを提供しており、97.5%という高い定着率を実現しています。
同システムは、Chatworkやfreee会計ソフト、Googleカレンダーなどの様々なシステムと連携可能。とくにChatworkと連携できれば、タイムリーに営業社員間でChatwork内でディスカッションやアドバイスなどコミュニケーションがとりやすくなります。
提供会社 |
株式会社ジオコード |
|
機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
- |
|
顧客管理 |
〇 |
|
商談管理 |
◯ |
|
スケジュール管理 |
◯ |
|
週報や日報などの活動報告 |
◯ |
|
請求書や見積書の作成 |
◯ (他システムと連携した場合) |
|
無料トライアル |
◯ |
|
連携できるシステム |
Chatworkやfreee会計ソフト、 Googleカレンダーなど |
|
導入実績 |
・バズエリア株式会社 ・株式会社デジタルハーツ ・株式会社中央図研etc |
|
料金 |
以下すべて月額 ユーザー数10名:50,000円 ユーザー数30名:130,000円 ※11ユーザー以降は1ユーザーあたり4,000円 |
|
サポート体制 |
電話やチャットでの相談、初期設定サポート、 運用後のヒアリングとアドバイスetc |
|
おすすめの企業 |
チーム内のコミュニケーションに課題を感じる企業 |
直感的な操作だけで誰でもすぐに使える| GENIEE SFA/CRM
画像引用:GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供するクラウド型の営業支援システムです。
日本マーケティングリサーチ機構の調査でランキング1位を獲得するなど、高い評価を得ています。定着率は脅威の99%です。直感的な操作で設定や入力、分析できるため、本来の業務にフルコミットできます。
同システムは「低コストで始められる」を売りに、最安の「ライト」プランであれば月額1,480円で利用可能。最上プランの「エンタープライズ」でも月額9,800円と低コストを実現しています。
また、管理画面が見やすいのも強みです。顧客情報など重要データはすべて1ページに集約されており、プログラミングなしで自由に画面をカスタマイズできます。SFAの基本機能はもちろん、名刺管理やレポート作成、GmailやGoogleマップとの連携も可能です。
提供会社 |
株式会社ジーニー |
|
機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
◯ |
|
顧客管理 |
◯ |
|
商談管理 |
◯ |
|
スケジュール管理 |
◯ (Googleカレンダーと連携) |
|
週報や日報などの活動報告 |
◯ |
|
請求書や見積書の作成 |
◯ |
|
無料トライアル |
◯(15日間) |
|
連携できるシステム |
Gmail、Googleマップなど |
|
導入実績 |
・株式会社プットアップ・スタイル ・サクラサクマーケティング ・シャープ化学工業株式会社etc |
|
料金 |
以下すべて月額 ライト:1,480円 スタンダード:2,980円 プロ:4,980円 エンタープライズ:9,800円 |
|
サポート体制 |
チャット、メール |
|
おすすめの企業 |
システム操作に慣れていない社員が多い企業 |
「現場ファースト」を考えた機能が充実 | センシーズ
画像引用:センシーズ
センシーズは、現場ファーストで事業の成長を支援するクラウド型の営業支援システムです。
同サービスでは、案件や進捗状況を一目で確認できる案件ボードを採用。画面上ですぐに確認・共有ができるため、リモートワーク下における営業活動にも役立ちます。
公式ホームページで「これからの営業は現場主義で行こう」とあるように、案件の受注予測や類似案件の提示、名刺スキャンなど、現場に立つ営業マンのことを考えた機能が充実。管理画面では、案件がカード形式で表示されるため、直感的な操作が可能です。
また、外部ソフトとの連携機能も充実。Googleの各種サービスやビジネスチャットのSlack、会計システムのfreeeなど大手サービスとの連携も可能です。センシーズから外部ソフトの利用が円滑になり、業務のシームレス化につながります。
提供会社 |
株式会社マツリカ |
|
機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
◯ |
|
商談管理 |
◯ |
|
行動管理 |
◯ |
|
スケジュール管理 |
◯ |
|
週報や日報などの活動報告 |
◯ |
|
請求書や見積書の作成 |
◯ (他システムとの連携) |
|
無料トライアル |
◯ |
|
連携できるシステム |
Google各アプリ、Slack、freeeなど |
|
導入実績 |
・株式会社ハウテレビジョン ・大道エンジニアリング株式会社 ・やまぜんホームズ |
|
料金 |
以下すべて月額 スターター:25,000円〜 グロース:100,000円〜 エンタープライズ:300,000円〜 |
|
サポート体制 |
チャットやメールでの質問の受付 |
|
おすすめの企業 |
最小限のコストでコスパよく利用することにこだわる BtoBの中小企業 |
スマートフォンに最適化されたSFA | cyzen
画像引用:cyzen
cyzenは、スマートフォンで簡単に使えるクラウド型の営業支援システムです。
同システムは「スマホ特化型」のシステムです。取引先や見込み客などの情報をスマホの地図にマッピングできる位置情報機能、写真付きで報告書を共有できる業務報告機能など、ツール内の機能をすべてスマホで完結できます。訪問件数など営業に関するデータも即座にグラフ化できるため、売上の推移も把握しやすいです。
また同システムには、営業マンの行動を「歩数」で可視化できる機能が搭載されています。行動量をデータで可視化することで、的確な指導や業務改善ができるようになるのです。これによって、「行動しているけど成果が出ていない」という営業マンも適切に評価でき、組織全体の営業力の底上げにつながるでしょう。
提供会社 |
レッドフォックス株式会社 |
|
機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
◯ |
|
商談管理 |
◯ |
|
行動管理 |
◯ |
|
スケジュール管理 |
◯ |
|
週報や日報などの活動報告 |
◯ |
|
請求書や見積書の作成 |
× |
|
無料トライアル |
◯(14日間) |
|
連携できるシステム |
Googleカレンダー |
|
導入実績 |
・太陽化学株式会社 ・株式会社エリア・パーキング ・株式会社幸楽苑ホールディングス |
|
料金 |
スタータープラン:月額3,500円〜/1ユーザー |
|
サポート体制 |
電話やメールでの質問の受付 |
|
おすすめの企業 |
外回りが多い企業 |
ユーザー数が「無制限」で利用可能 | Knowledge Suite
画像引用:Knowledge Suite
Knowledge Suiteは、営業支援のみならず業務効率化に役立つあらゆる機能を搭載しているシステムです。
会社の売上を上げたい経営者から、データ分析をしたいマネージャー、報告業務をスムーズにしたい営業マンなど、立場によって異なるニーズに対応しています。
同システムには、SFAやCRM、グループウェア、分析、集計、問い合わせ管理など様々な機能が「オールインワン」で搭載。インターフェースや操作もシンプルな上に、必要な機能だけを選別できるため「機能が多すぎて使いこなせない」といった懸念も払拭できます。
ユーザー数が無制限であることも魅力です。ユーザー数に関係なく「データ蓄積量」に応じて利用した分だけ料金が発生するため、アカウントは無制限で作成できます。
提供会社 |
ナレッジスイート株式会社 |
|
機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
◯ |
|
商談管理 |
◯ |
|
行動管理 |
◯ |
|
スケジュール管理 |
◯ |
|
週報や日報などの活動報告 |
◯ |
|
請求書や見積書の作成 |
◯ |
|
無料トライアル |
◯ |
|
連携できるシステム |
knowledge suite API |
|
導入実績 |
・NTTエレクトロニクス 株式会社 ・アーク株式会社 ・株式会社ソックスジャパン |
|
料金 |
以下すべて月額 スタンダード:50,000円 プロフェッショナル:80,000円 |
|
サポート体制 |
導入運用のコンサルティング、操作ガイド作成、 オペレーション研修、 設定代行サービスetc |
|
おすすめの企業 |
社員数が多くテレワーク割合が高い企業 |
クラウドとオンプレミス両方対応のおすすめ6選
スモールスタート向けのセレクト型SFA | BizMagic
画像引用:BizMagic
BizMagicは、スモールスタートに向いている営業支援システムです。
同システムは、最小のライセンス数と最小のオプション数で始められる「セレクト型」の営業支援システムです。顧客管理や日報、メールなどのベース機能に加えて。必要なオプションを1つずつ追加できます。
またシステムには、「顧客情報」「気づかせ機能」「接点記録」の3つの根幹機能があり、営業マンの負担を最小限にする工夫がされています。顧客情報では顧客の基本データや名刺管理などが搭載。気づかせ機能は、顧客長期未接触を避けるためにシステム側でメッセージを残してくれます。
接点記録では、日々の顧客との接点情報を簡単なシートに入力します。いつ、どこで商談を行ったかが一目でわかるため、次のアクションが明確になりやすいです。
上記の根幹機能によって、余計なリソースを使わずに済み、本業である訪問やアポイント獲得にコミットできるようになるでしょう。
同システムは、GoogleMapと連携できます。GoogleMapと連絡すれば、マップ上に顧客の位置と周辺にある顧客を表示できるので、無駄のない訪問経路を計画できます。
提供会社 |
株式会社カイエンシステム開発 |
|
機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
◯ |
|
商談管理 |
◯ |
|
行動管理 |
◯ |
|
スケジュール管理 |
◯ |
|
週報や日報などの活動報告 |
◯ |
|
請求書や見積書の作成 |
◯ |
|
無料トライアル |
◯(30日間) |
|
連携できるシステム |
GoogleMap、Office365 |
|
導入実績 |
・株式会社エイコー ・株式会社タンケンシールセーコウ |
|
料金 |
【クラウド版】 初期費用:58,000円 月額2,000円/1ライセンス 【オンプレミス版】 25,000円/1ライセンス |
|
サポート体制 |
導入支援、操作研修、設定代行etc |
|
おすすめの企業 |
SFAを初めて利用する少人数の中小・ベンチャー企業 |
使いたい機能の「アプリ」を自由にインポートできる | AppSuite
画像引用:AppSuite
AppSuiteは、desknet's NEOが提供しているサービスの一つです。
簡単なクリック操作だけで各種台帳を作れる業務アプリ作成ツールです。営業支援特化型ではありませんが、営業向けのアプリとして、案件管理や商談管理など営業に関連するアプリも多数備わっています。そのため、SFAとしても活用可能です。
AppSuiteは「アプリ作成ツール」として利用します。プラットフォームに案件管理や商談管理、見積書の作成、作業日報など様々なアプリがあり、その中から「使いたいアプリ」をインポートします。また、プログラミング不要でオリジナルアプリを作ることも可能です。
アプリに蓄積されたデータは、集計やグラフに落とし込めます。部門別や地域別、シーズン別などカテゴリーに分けられるため、データの分析や共有にも便利です。
提供会社 |
株式会社ネオジャパン |
|
機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
◯ |
|
商談管理 |
◯ |
|
行動管理 |
◯ |
|
スケジュール管理 |
◯ |
|
週報や日報などの活動報告 |
◯ |
|
請求書や見積書の作成 |
◯ |
|
無料トライアル |
◯ |
|
導入実績 |
・濱田酒造株式会社 ・株式会社システムアプローチ ・株式会社スペース二十四 |
|
料金 |
【クラウド版】 初期費用なし 400円/1ユーザー 【オンプレミス版】 39,800円〜/5ユーザー |
|
サポート体制 |
導入支援・運用支援 メール、電話 |
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おすすめの企業 |
作業効率を挙げて社員間で |
必要な機能を自由にコーディネートできるSFA | Ecrea
画像引用:Ecrea
Ecreaは、業界でも珍しいコーディネート型の営業支援システムです。
コーディネート型とは、欲しい機能だけを選んで利用できるシステムを指します。業界初のコーディネート型SFAともいわれています。
Ecreaの最大の特徴は、カスタマイズ性の高さです。公式HPでも「業界初のコーディネート型システム」と謳っており、顧客管理や商談管理、メール配信など機能を自由に選択できます。料金は選んだ機能の分だけ加算されるため、必要最低限の機能での業務効率化が期待できるでしょう。
また、選択された機能しか表示されないため管理画面もシンプルです。インターフェースやボタンなどの無駄が省かれているため操作もしやすいので、営業支援システムが初めての企業にはおすすめのサービスといえるでしょう。
同システムは、SlackやGoogleカレンダーなどの外部システムと連携できます。とくにSlackと連絡すれば、1日に1回スケジュール、Ecrea内で自身への活動・コメントなどがあった際に、自動で通知されます。
提供会社 |
株式会社エクレアラボ |
|
機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
◯ |
|
商談管理 |
◯ |
|
行動管理 |
◯ |
|
スケジュール管理 |
◯ |
|
週報や日報などの活動報告 |
◯ |
|
請求書や見積書の作成 |
◯ |
|
無料トライアル |
◯(30日間) |
|
連携できるシステム |
Slack、アタックリストNo.1 Googleカレンダー |
|
導入実績 |
・株式会社マネジメントサポート ・エクサラモー株式会社 ・有限会社クレスト |
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料金 |
【クラウド型】 月額1,000円/1ライセンス 【オンプレミス型】 14,000円/1ライセンス |
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サポート体制 |
ユーザーの悩みに応じたサポート (詳しくは問い合わせでご確認ください) |
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おすすめの企業 |
専門知識はないがシステムを 色々カスタマイズしたい企業 |
万全のフォロー体制で高い定着率を実現 | eセールスマネージャー
画像引用:eセールスマネージャー
eセールスマネージャーは、テレワーク下でも営業工数を削減できる営業支援システムです。
同システムは、案件管理や顧客管理といった基本的な機能だけでなく、名刺管理や社内SNSまで幅広い機能を搭載しています。営業活動のみならず全体業務のシームレス化が可能です。
また同サービスでは、社員数100人以下の中小企業から5,000人を超える大企業まで、合わせて5,500社を超える導入実績を持ちます。利用継続率も95%を超えています。
高い利用継続率を実現している背景として、導入から定着までのサポート体制があります。SFAの基本機能の使い方を教えてくれるのはもちろん、業務効率アップのための具体的な方法、さらには営業戦略の立案まで、ワンストップでのサポートを行っています。
ZoomやSlack、Dropboxなどとのシステムとも連携できます。とくに、Slackと連絡すれば、同システムで登録された商談情報がリアルタイムにSlackで通知されます。Zoomと連絡すれば、スケジュールの登録だけでZoomの会議リンクが自動で生成されるのです。
提供会社 |
ソフトブレーン株式会社 |
|
機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
◯ |
|
商談管理 |
◯ |
|
行動管理 |
◯ |
|
スケジュール管理 |
◯ |
|
週報や日報などの活動報告 |
◯ |
|
請求書や見積書の作成 |
◯ (他システムとの連携) |
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無料トライアル |
◯(30日間) |
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連携できるシステム |
Zoom、Slack、Dropbox |
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導入実績 |
・パナソニック株式会社 ・楽天損害保険株式会社 ・ミサワホーム株式会社 |
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料金 |
【クラウド型】 ナレッジシェア:月額6,000円 スタンダード:月額11,000円 【オンプレミス型】 要問い合わせ |
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サポート体制 |
導入サポート、稼働サポート 定着サポート |
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おすすめの企業 |
すでに様々なツールを 導入している企業 |
最小限の手動入力で営業を「ラク」に管理 | LaXiTera
画像引用:LaXiTera
LaXiTeraは、「こんなに【ラク】していんですか?」をコンセプトとする営業支援システムです。
同システムには、案件管理や顧客管理などを「ラク」にしてくれる機能が揃っています。スケジュールや活動状況などの入力作業を最小限に抑えることで、営業マンのリソース削減が可能です。ポータル機能もあるため、社内の情報共有もスムーズです。
また昨今、コロナ禍におけるリモートワーク急増によって「報告書」が増えて大変な企業が増えました。同サービスの日報機能を使えば、報告書の作成・共有のリソースが大幅に削減されます。
同システムのライセンスは「サーバ単位」となっており、社員数が多かったり変動が激しい企業にはお得です。最低利用人数も20人と低めに設定されているため、これから売上を伸ばしていきたい中小企業にはぴったりでしょう。
提供会社 |
日鉄システムエンジニアリング株式会社 |
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機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
◯ |
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商談管理 |
◯ |
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行動管理 |
◯ |
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スケジュール管理 |
◯ |
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週報や日報などの活動報告 |
◯ |
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請求書や見積書の作成 |
◯ (他システムとの連携) |
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無料トライアル |
◯(30日間) |
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連携できるシステム |
コールセンターシステム |
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導入実績 |
・日鉄SGワイヤ株式会社 ・ワイズ通商株式会社 |
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料金 |
要問い合わせ |
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サポート体制 |
※公式サイトに記載なし |
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おすすめの企業 |
入力作業を最小限に押さえたい企業 |
AI秘書が営業をアシストしてくれる | Sales Force Assistant
Sales Force Assistantは、AIのアシスタントが営業活動をサポートしてくれる営業支援システムです。
同サービスの頭文字を略すと「SFA」になりますが、本来のSFAの「Automation」ではなく「Assistant」のAなので、間違えないように注意してください。
同システムでは、AI秘書がその日に行った商談や業務内容を「一覧」として日報画面に集約します。商談ごとにレポートや資料を開く必要がないため、営業マンだけでなくマネジャーや経営者も「一覧を見るだけ」で現状を把握できるのです。
また、管理者用のトップページを一人ひとりが自由にレイアウトできるのも魅力です。営業スタイルに合わせてポータルタイプや列数を変更可能です。情報が可視化される上に、個人でも自由にカスタマイズできるため、利便性の高いシステムといえます。
提供会社 |
株式会社NIコンサルティング |
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機能 |
案件管理 |
◯ |
活動管理 |
◯ |
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商談管理 |
◯ |
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行動管理 |
◯ |
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スケジュール管理 |
◯ |
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週報や日報などの活動報告 |
◯ |
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請求書や見積書の作成 |
◯ (他システムとの連携) |
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無料トライアル |
◯(30日間) |
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連携できるシステム |
BIZTEL、商奉行 |
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導入実績 |
・清水食品株式会社 ・東亜薬品工業株式会社 ・株式会社芝浦電子 |
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料金 |
【クラウド型】 初期費用:50,000円 月額:3,500円〜 【オンプレミス型】 667円(5年利用の月額換算) ※サーバー費用などは別途必要 |
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サポート体制 |
サポートデスクによる問い合わせ対応、 訪問またはWeb会議による説明etc |
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おすすめの企業 |
既存顧客への営業が中心で日報を |
※自社に合う営業支援システムの選び方がわからない、選ぶ時間がない、おすすめのシステムを選んでほしい方はシステム幹事にお問い合わせください。予算や目的などをヒアリングした上で、御社に最適な営業支援システムを選定します。相談料・紹介料はいっさいかかりません。
営業支援システムを比較・選ぶ際のポイント5つ
おすすめの営業支援システムをご紹介しましたが、選びきれなかったり、何を基準に選べば良いのかわからない方も多いはずです。
そこで本章では、営業支援システムの選び方のポイントをご紹介します。営業支援システムを選ぶときは、以下の5つのポイントを意識してみてください。
機能は多ければ良い訳ではない
機能がありすぎると操作が煩雑になり、かえって社員のシステム離れが進む恐れがあります。企業によって必要な機能、不必要な機能は異なります。
機能数に応じて料金が加算されるシステムもあります。そのため導入前に、自社で重視している機能は何か、無くても問題ない機能をしっかりと議論しておくことが大切です。
運営側のサポート体制がどうなっているか
営業支援システムを導入しても、「使い方がわからない」「設定を間違えてしまった」といったトラブルは必ずといっていいほど起こります。
そのため、
・電話やメールなどの対応だけなのか
・導入後の訪問サポートが付いているのか
・導入時の支援やフォローがあるか
などサポート体制はどのようなものが用意されているかも確認しましょう。自社がほしいとするサポート体制があるかを社員から聞いておくといいでしょう。運営側のサポート体制はシステムを社内に浸透させるためにも大切です。
どこまでカスタマイズできるか
営業支援システムは、機能だけでなくインターフェースも重要となります。どれだけ機能が多くても、使い勝手が悪ければシステム自体が社内に浸透しません。そのため、ユーザー側のカスタマイズ性についても確認しておきましょう。
ただ、カスタマイズができるシステムは便利な分、料金がやや高くなります。コストを押さえてカスタマイズできないシステムを選ぶのか、投資と考えてカスタマイズ性の優れたシステムを選ぶのか、自社に最適な選択をしましょう。
どのような他システムと連携できるか
システムによって連携内容は異なりますが、以下のような例があげられます。
・名刺管理ツールと連携
・グループウェアやチャットツールと連携
・会計システムと連携
・MA(マーケティングオートメーション)ツールと連携
営業支援システムの主な機能は顧客管理や商談管理です。たとえば、名刺管理ツールと連携していれば、顧客とのやり取りがスムーズになります。会計システムと連携させた場合、顧客ごとの売上やコストなどを可視化できるでしょう。
MAツールでは、顧客情報の統合やメールの自動送信など、さまざまな業務の自動化が可能です。従来のマーケティング業務を自動化できるため、営業活動がいっそう効率的になります。業務最適化のためにもぜひ一度、連携システムの内容を確認してみてください。
自社と同じ業界で導入実績があるか
「同じ業界」での導入実績があるかを必ず確認しましょう。当然、同じ業界の会社が利用していれば、自社と相性の良い可能性が高いです。
自社との相性を見極めるためにも、公式HPで公開されている導入実績や事例にしっかりと目を通しておきましょう。システムの感触を掴むためにも、一度無料トライアルがある場合は、利用してみるのもおすすめです。
営業支援システム(SFA)導入事例
実際にどんな会社がどんなシステムを導入してどのように変化できたか、事例を見ることで、さらに自社の営業支援システム導入イメージがわくでしょう。
【情報通信業】NECネクサソリューションズ
「NECネクサソリューションズ」は40年以上、企業向け情報システムの提案・構築・運用などを行ってきたIITシステムインテグレーターです。同社は5社の合併会社であるため、従来は統一的なマネジメントもなく、顧客課題や要求を整理した紙ベースのマップを作成していました。しかし、紙ベースだったため、プロセスに応じた営業活動が実現できない課題を持っていたようです。
「eセールスマネージャー」を導入した結果、以下のことが可能になり、顧客へのフォローアップの効率化・迅速化に成功しました。
- 営業のプロセスマネジメントを実践
- マーケティング部門と営業部門相互で情報共有
- PDCAサイクルを回す
- リード獲得から営業のフォロー状況まで視覚化
従来1日がかりだったヒアリング時間を1時間程度に短縮し、営業効率も2〜3倍になりました。
※参照元:NECネクサソリューションズ株式会社
営業支援システム導入事例の詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:SFA(営業支援システム)の導入事例6選!メリットや導入時の注意点も解説
営業支援システムの導入時の注意点
いいことばかりではなく注意点を把握して、導入後のトラブルも最小限にできるでしょう。
目的・KPIを明確にしておく
営業支援システムを導入してもすぐに効果が出るとは限りません。システム導入で何を達成したいかを明確にし、目標数値などに落とし込んでPDCAサイクルを回して初めて投資対効果が見込めます。
KPI(key performance indicator)とは、目標達成のために必要なプロセスの評価指標。KPIを設定すると、営業担当者のモチベーションが上がり、PDCAを回しやすくなります。営業管理で設定されるKPI指標は下記の通りです。
- 訪問件数
- 成約率
- 営業案件数
- 顧客単価
上記の指標について「10%アップ」「2時間短縮」など具体的な数値目標を立て、営業支援システム導入後は定期的に各指標を確認します。営業支援システムの投資効果は下記のポイントに注意しましょう。
- 妥当なKPI目標を明確に設定する
- 営業支援システム導入後、当初見込んだKPIの目標達成度を定期的に把握する(3ヶ月・6ヶ月・1年ごとなど)
- 達成されていな場合は原因を必ず分析する
- 改善を半永久的に続ける
運用体制を構築する
SFAを導入する場合、実際に扱う各スタッフに操作に慣れてもらうことが重要です。慣れた手順や作業が異なるSFAの導入に対して、スタッフのなかには拒否反応を起こすこともあるでしょう。拒否反応された状態で無理矢理に導入してしまうと、現場の反発を招くなるでしょう。
そのため、SFA運用のルールは事前にマニュアル化しておくのがおすすめ。入力した顧客データをどのように活用するのかも、マニュアルに入れておくと良いでしょう。特に運用開始から3ヶ月間はサポートの窓口が重要。事前のチームだけではなく事後のチームも想定しておくと、現場のスタッフは安心できるでしょう。
営業支援システム比較まとめ
本記事では、企業におすすめの営業支援システムをご紹介しました。システムの形態の違いをはじめ、連携機能やサポート体制の有無など、システムによって特色は異なります。
自社に合ったシステムを選ぶためにも、自社の導入目的や予算を明確にし、運営側の導入実績なども下調べしておくことが大切です。
※自社に合う営業支援システムの選び方がわからない、選ぶ時間がない、おすすめのシステムを選んでほしい方はシステム幹事にお問い合わせください。予算や目的などをヒアリングした上で、御社に最適な営業支援システムを選定します。相談料・紹介料はいっさいかかりません。
コンサルタントのご紹介
岩田
専任のコンサルタントが、
お客様の予算と目的を丁寧にヒアリング。
最適な会社をピックアップ・ご紹介させていただきます!
初心者の方でも安心してご相談いただけます。
Q. 営業支援システム(SFA)のおすすめは?
おすすめの営業支援システム(SFA)として「Zoho CRM」「Salesforce Sales Cloud」等が挙げられます。それぞれの詳しい特徴は記事内で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
Q. 営業支援システム(SFA)を選ぶ際のポイントは?
営業支援システム(SFA)を選ぶ際のポイントとして「自社と同じ業界で導入実績があるか」「カスタマイズできる範囲で選ぶ」等が挙げられます。詳しい選び方については記事をご覧ください。
この記事を書いた人