ソフトウェアとは?種類や利用形態、開発手順まで解説します

ソフトウェアとは?種類や利用形態、開発手順まで解説します

ビジネスシーンで「ソフトウェア」という言葉をよく聞くが、詳しい意味までは知らないという方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、「ソフトウェア」について徹底解説。ソフトウェアの種類や利用形態、開発手順まで幅広くお伝えします。

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目次
  1. 1. ソフトウェアとは
  2. 2. ソフトウェアと似た用語
    1. 2-1. ハードウェアとは
    2. 2-2. ミドルウェアとは
    3. 2-3. ファームウェアとは
  3. 3. ソフトウェアは複数の種類に分かれる
    1. 3-1. OSソフト
    2. 3-2. アプリケーションソフト
    3. 3-3. プログラミングソフト
    4. 3-4. デバイスドライバ
  4. 4. ソフトウェアには4つの利用形態がある
    1. 4-1. フリーウェア
    2. 4-2. パッケージソフト
    3. 4-3. シェアウェア
    4. 4-4. オープンソースソフトウェア
  5. 5. ソフトウェア導入によるメリット
    1. 5-1. 業務の時短・効率化につながる
    2. 5-2. 知識がなくても利用しやすい
  6. 6. ソフトウェア導入の注意点
    1. 6-1. 無料ソフトはセキュリティ面の不安がある
    2. 6-2. サポート体制の整った有料ソフトがおすすめ
  7. 7. ソフトウェア開発の手順
    1. 7-1. 必要な業務・性能の洗い出し
    2. 7-2. ソフトウェアの設計を行う
    3. 7-3. ソフトウェアの開発を始める
    4. 7-4. システムが問題なく作動するか確認する
    5. 7-5. ソフトウェアの保守点検を行う
  8. 8. 【まとめ】ソフトウェアの概要や開発の流れを紹介しました

ソフトウェアとは

ソフトウェアとは、コンピュータに命令を出すプログラムのこと。ディスプレイや装置などコンピュータを物理的に構成する「ハードウェア」の対比としても使われ、コンピュータの内部でプログラムのやり取りが行われます。

WindowsやMac OSなどもソフトウェアの一種。その他にもアプリケーションソフトやデバイスドライバ(マウスやキーボードを動かすためのソフトウェア)なども含まれます。

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ソフトウェアと似た用語

ソフトウェアに似た用語に「ハードウェア」「ミドルウェア」「ファームウェア」があります。それぞれの特徴について押さえておきましょう。

ハードウェアとは

ハードウェアとは、ディスプレイや装置など物理的な機器で構成されたもの。ソフトウェアとは対照的に「目に見える」のが特徴です。ハードウェアを動かすためにはソフトウェアが必要不可欠。ハードウェアとソフトウェアの両方が揃ってはじめてコンピュータは稼働できます。

ミドルウェアとは

ミドルウェアとは、OSとアプリケーションの間を担う要素のこと。基本的な動作しかできないOSと、細かい動作ができるアプリケーションを連動させるために機能します。サーバーやデータベースの操作もミドルウェアが担っており、複雑な処理を実現できます。

ファームウェアとは

ファームウェアとは、ハードウェアを動かすためのソフトウェアを指します。PCなど電子機器に内蔵されており、コンピュータの制御が主な機能です。

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ソフトウェアは複数の種類に分かれる

ソフトウェアの種類

ひと口に「ソフトウェア」といっても種類は複数に分かれます。ここではソフトウェアの種類について具体的にお伝えします。

OSソフト

OSソフトとは、WindowsやMac OS、Android、iOSなど PCやスマートフォンに内蔵された基本的なプログラムを指します。アプリケーションを動かすために必要不可欠なプログラムであり、「基本ソフトウェア」とも呼ばれています。

アプリケーションソフト

アプリケーションソフトとは、「応用ソフトウェア」とも呼ばれ、特定の作業を行うことに特化したソフトです。日常生活でいえば、チャットアプリの「LINE」や、動画視聴の「YouTube」など。業務でいえば、文書ソフトの「Word」や表計算ソフトの「Excel」もソフトウェアです。

プログラミングソフト

プログラミングソフトとは、プログラマーが作業を円滑に進められるために開発されたソフトウェアのこと。テキストファイルを簡単に作成できる「テキストエディタ」や、ソフトウェアの編集やテストなどを一貫して行える「IDE(総合開発環境)」などがあげられます。

デバイスドライバ

デバイスドライバとは、マウスやキーボード、プリンターなどPCに接続されている機器を制御するソフトウェアを指します。OSからデータを集め、行うべき動作やタスクをハードウェアに命令する仕組みです。PCに接続されている各デバイスには、最低1つのデバイスドライバが必要となります。

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ソフトウェアには4つの利用形態がある

ソフトウェアの利用形態

ソフトウェアは「利用形態」によっても区分できます。代表的なソフトウェアの利用形態は以下の通りです。

フリーウェア

フリーウェアとは、その名の通り「無料」で利用できるソフトウェアのこと。インターネットから誰でも簡単にインストールできます。ただしフリーウェアではソースコードは未公開。コードの共有もされない代わりに誰でも利用できる仕組みです。

パッケージソフト

パッケージソフトとは、市販された「包装ソフト」を指します。消費者はCD-ROMやDVD-ROMをPCにインストールして利用するのが一般的です。パッケージソフトの例として「会計ソフト」や「販売管理ソフト」「勤怠管理ソフト」などがあげられます。

シェアウェア

シェアウェアとは、試用期間が決まっているソフトウェアのこと。いわゆる「トライアル期間」のあるサービスはシェアウェアに該当します。トライアル期間終了後も使いたい場合は有料版を契約。使わない場合はトライアル終了後に解約を行うのが一般的です。

オープンソースソフトウェア

オープンソースソースソフトウェアとは、誰でも無料で利用できるソフトのこと。フリーウェアと異なるのは、ソースコードが公開されている点です。無料でソースコードを入手し、カスタマイズしたり、共有したりできます。

ソフトウェア導入によるメリット

ソフトウェア導入によるメリット

続いて、ソフトウェア導入によるメリットをご紹介します。

業務の時短・効率化につながる

アプリケーションソフトを導入した場合、特定の作業の時短・効率化につながります。表計算ソフトによって経理の面倒な計算を簡略化させる、ビジネスチャットツールで社内連絡を円滑に進めるなど。ソフトウェア導入によって時間が短縮され、業務効率化につながります。

設定によっては自動で書類を作ったりメールを送信したりできる機能も。雑務が効率化されれば、コア業務にも集中できるでしょう。

知識がなくても利用しやすい

ソフトウェアは、知識がなくても使える仕様になっている場合がほとんど。たとえば、SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)など、一覧で営業進捗を確認できたり、簡単な検索で欲しいデータを取得できたりします。

請求書作成ソフトでも、最初からフォーマットが用意されているため、それに順して項目を入力するだけ。初めての人でもスムーズに利用できます。

ソフトウェア導入の注意点

ソフトウェア導入の注意点

ソフトウェア導入にはメリットがある反面、デメリットも。ここではソフトウェア導入時に注意すべきポイントをご紹介します。

無料ソフトはセキュリティ面の不安がある

さまざまなソフトウェアがありますが、無料ソフトはセキュリティ面に注意が必要です。無料で使える反面、マルウェアなどウイルス対策がされていない場合も。ウイルスに感染した場合、個人情報や決済情報が抜き取られて悪用される可能性があります。

サポート体制の整った有料ソフトがおすすめ

無料のソフトウェアは、サポート体制が整っていないケースが多いです。有料ソフトの場合、多くはセキュリティ体制をはじめ、トラブルが起きた際の対応、商品の仕様や使い方に関する相談窓口などサポート体制が整っています。予算に余裕のある場合は、無料ではなく有料版を契約するのがおすすめです。

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ソフトウェア開発の手順

ソフトウェア開発の手順

自前でのソフトウェア開発を考えている方もいるでしょう。ここでは、ソフトウェア開発の手順をお伝えします。

必要な業務・性能の洗い出し

まずは、ソフトウェアを必要とする業務や性能を洗い出しましょう。この段階は、いわゆる「要件定義」とも呼ばれます。要件定義をまとめるために、業務の既存フローを把握した上で、問題点や改善すべき面をまとめます。

ソフトウェアの設計を行う

続いて、ソフトウェアの設計です。ここではソフトウェアの仕様や全体像をまとめます。たとえば以下のような項目です。

  • データベースや画面の入出力をどうするか
  • データベースの処理方法をどうするか
  • セキュリティ確保をどうするか
  • 開発後のテストや運用をどう進めるか

上記をまとめた設計書は、ソフトウェアの開発をスムーズに進めるためにも必須です。想像できる範囲で最大限項目を詰めておきましょう。

ソフトウェアの開発を始める

設計ができあがったら、いよいよソフトウェアの開発です。設計書に基づき、JavaやC言語といったプログラミング言語を用いて開発を進めます。

システムが問題なく作動するか確認する

開発を終えたら、システム自体が問題なく作動するか確認しましょう。テストの方法として以下の4つがあげられます。

  • プログラム自体の検証を行う「単体テスト」
  • 複数プログラムの検証を行う「統合テスト」
  • システム全体の検証を行う「システムテスト」
  • 顧客の操作に基づいた検証を行う「運用テスト」

無事に開発を終えたと思っても、多くの場合、テストでバグが発生します。再度デバッグ(手直し)を行い、滞りなくシステムが作動するよう修正しましょう。

ソフトウェアの保守点検を行う

ソフトウェア稼働後、正常にシステムが作動し続けられるよう保守点検を行いましょう。たとえば以下のような項目です。

  • システム障害が起こった際の対応
  • 大量データのバックアップ
  • UI/UXの改良

運用開始後、システム障害が起こることも十分に考えられます。その際の対応内容を考えたり、保存しているデータのバックアップを行ったりなどの準備が大切です。ユーザーが使いやすいよう、ソフトウェアの視認性や操作性を意味する「UI/UX」の改良も続けましょう。

【まとめ】ソフトウェアの概要や開発の流れを紹介しました

ソフトウェアとはコンピュータに命令を出すプログラム全般を指し、種類や利用形態もさまざま。ソフトウェア導入によって時短や業務効率化につながります。自社でソフトウェアを開発する際は、必要な機能を見極めた上で設計・開発を進めましょう。

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