システム開発の「工数」とは?期間の目安や見積もる方法も解説【2024年最新版】

システム開発の「工数」とは?期間の目安や見積もる方法も解説

社内でシステム開発を外注することになり外注先の検討をしている担当者へ。見積もりを取ったら「工数」や「人月」という単語が出てきて、見方がわからず困っている方も多いのではないでしょうか。

  • システム開発における「工数」とは何か理解したい
  • 工程ごとの工数の割合や期間の目安を知りたい
  • 工数の見積もりの方法を知りたい

本記事では、上記の疑問を持っている方に向けてシステム開発の「工数」について解説します。最後まで読めば、見積もりの内容が妥当か見極められるようになりますので、ぜひご覧ください。

システム開発の工程や流れ、費用相場についてはこちらで説明しています。あわせて参考にしてください。

※「見積もりの内容が妥当か判断してほしい」「自社に最適な開発会社が知りたい」方はシステム幹事にご相談ください。費用のご相談だけでも無料でお答えします。予算や目的から最適な開発会社をご紹介も可能です。

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目次
  1. 1. システム開発の見積もりにおける「工数」の考え方
    1. 1-1. 工数の計算方法は「人数×期間」
    2. 1-2. 人件費は「工数×人月単価」で決まる
    3. 1-3. 工数・人月単価を用いた見積もりの例
    4. 1-4. 要件定義
    5. 1-5. 設計
    6. 1-6. 開発
    7. 1-7. テスト
    8. 1-8. 運用・保守
    9. 1-9. その他見積もりに含まれる費用
  2. 2. システム開発の費用相場は?
    1. 2-1. 基幹システムの相場
    2. 2-2. 業務支援システムの相場
    3. 2-3. Webシステムの相場
  3. 3. 【参考】工数の見積もり手法
    1. 3-1. 類推見積(トップダウン)
    2. 3-2. 係数モデル(バラメトリック)
    3. 3-3. 工数積上げ(ボトムアップ)
  4. 4. システム開発の工数と見積もりの見方を紹介しました

システム開発の見積もりにおける「工数」の考え方

システム開発における「工数」は、「特定の作業を行うのに必要な人数と時間」のことを指します。一般的に見積もりは工数の単位で記載されることが多く、工数の考え方を理解することで見積書の見方がわかるようになりますので押さえておきましょう。

工数の計算方法は「人数×期間」

人月単価は人員1人が1か月作業した場合の費用

工数は「人数×期間」で算出します。

工数を考える上で、まずは単位を理解しておく必要があります。工数の単位には「人月(にんげつ)(MM)」「人日(にんにち)(MD)」「人時間(にんじかん)(MH)」の3つがあります。中でも「人月」と「人日」を用いるのが一般的です。

具体的には、それぞれ以下の期間稼働すると仮定して計算します。

  • 人月:1人の作業者が1日8時間、20日間でできる作業量
  • 人日:1人の作業者が1日8時間でできる作業量
  • 人時:1人の作業者が1時間でできる作業量

こうした前提の上で、具体的な工数の算出方法を見ていきましょう。

たとえば、1人の作業者が3日間作業する場合の工数は「3人日」です。また、3人の作業者が1日作業する場合も同じく「3人日」になります。

また、1人の作業者が60日間作業する場合の工数は「3人月」で、3人の作業者が20日間作業する場合の工数も同じく「3人月」です。

このように、「何人の作業者がどれだけの時間作業する量か」によって工数は算出されます。工数は、見積もりや納期の妥当性を判断するための根拠となるため、システム開発の場で作業量を表す指標として使用されています。

人件費は「工数×人月単価」で決まる

人月単価の目安

ここまで「工数」の説明をしてきましたが、実際の見積もりにかかわる重要な要素として「人月単価」があり、人件費は「工数×人月単価」で決まります

人月単価とは、1人が1か月作業した場合の費用を指し、担当者の役割やスキルによって異なります。上の画像の通り、システムエンジニアであれば100万円前後が平均値です。また、プログラミングを行うプログラマーは人月単価が70万円前後となります。

「こんなにかかるの?」と感じた方もいるかもしれませんが、開発会社は人月単価からシステムエンジニアやプログラマーに給料を支払います。そのため、外注費は自ずと高額になります。

▼関連記事
システム開発には様々な役職のスタッフが関わります。どんな人が関わるのかは「システム開発の役割分担〜発注者が知るべきプロジェクト体制作りのポイントを解説」をあわせてご覧ください。

工数・人月単価を用いた見積もりの例

見積もりの計算式の概念を理解できたところで、実際に見積もり時にどのように工数・人月単価が用いられるのか見ていきましょう。

株式会社シフト見積書

上の画像はITの総合ソリューションを提供している株式会社シフト様より提供いただいた見積書の例です。「単位」の部分を見ると「人月」が使われていますよね。

たとえば上の見積書の「要件定義、打合せ」の箇所を見てみましょう。

株式会社シフト見積書

上の画像の場合、1.5人月で人月単価が1,000,000円のため、以下の計算式となります。

1.5人月×1,000,000円=1,500,000円

このように、人月(人数×時間)と人月単価によって費用が算出されます。

株式会社シフト見積書

また、実際には人月の単位だけではなく、上の画像のようにライセンス料やページ単位での見積もりなども含めて合計額が決定します。

見積もりを見る際には、開発範囲や内訳が明確か確認のうえ、無駄な範囲や機能まで含まれていないか確認しましょう。また、不明な箇所が少しでもあれば開発会社に質問することをおすすめします。

詳細を確かめずに依頼してしまうと「必要なかった機能まで実装してしまい余計に費用がかかった」「思ったようなシステムにならなかった」などの後悔につながる可能性があります。

▼関連記事
見積書の見方や注意点を詳しく知りたい方は「システム開発の見積書の見方をプロが解説!注意点も紹介【サンプル付き】」をあわせてご覧ください。

システム開発の各工程の工数割合・期間の目安

 

工数の割合(※)

期間の目安

見積金額の目安

要件定義

20%前後

1〜2か月以上

開発費全体の
10%前後

設計

25%前後

2〜3か月以上

開発費全体の
10〜20%前後

実装

30%前後

3か月以上

開発費全体の
50〜60%前後

テスト

25%前後

2〜3か月以上

開発費全体の
5%前後

運用・保守

-

-(継続的に実施)

開発費全体の

5%前後

※参考:日本情報システム・ユーザー協会「ソフトウェアメトリックス調査2020システム開発・保守調査」

続いて、システム開発の流れを工程ごとに説明しながら、各工程の工数や期間の目安を紹介します。システムの規模によって期間は変わりますが、各工程の割合はおおよそ上の表の通りです。見積書に記載されている内容が妥当か判断するための参考としてください。

また、各工程にかかる工数や人月単価、作業範囲が明確ではない場合は見積もりの妥当性が判断しづらくなりますので、詳細を開発会社に確認することをおすすめします。

要件定義

要件定義

 

工数の割合(※)

期間の目安

見積金額の目安

要件定義

20%前後

1〜2か月以上

開発費全体の
10%前後

要件定義では、発注者の希望を実現するために必要な機能や人員などを明確にする作業です。

  • 必要な機能
  • 用いられる技術
  • スケジュール(納期)
  • 必要な人員(工数)

PM(プロジェクトマネージャー)やPL(プロジェクトリーダー)、SE(システムエンジニア)とともに打ち合わせを行い、発注側と開発側の認識がずれないようにすることが大切です。要件定義をしっかり固めないと「思ったような機能にならなかった」「無駄な機能まで搭載してしまい費用がかさんでしまった」というようなトラブルにつながりかねません。

そのため、期間としては1〜2か月以上かけてしっかりと協議を行います。要件定義では、打ち合わせの参加者や要件定義に関わる資料作成のための人件費が必要になります。

▼関連記事
要件定義の重要性や進め方の詳細は「システム開発の要件定義とは?受託開発における重要性や進め方を解説!」をあわせてご覧ください。

設計

 

工数の割合(※)

期間の目安

見積金額の目安

設計

25%前後

2〜3か月以上

開発費全体の
10〜20%前後

設計では、要件定義の内容をもとに、システムに実装する機能やデータを明確化します。また、設計は「基本設計」と「詳細設計」のふたつに分かれます。

基本設計

システム基本設計の流れ

基本設計の流れは上の画像の通り。基本設計では、要件定義でまとめた自社のニーズを実現させるために、システムに実装する機能を明確にします。

基本設計では、主に打ち合わせに参加するプロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー、システムエンジニアといった担当者の人件費がかかります

▼関連記事
基本設計の重要性や発注者としての関わり方は「システム開発の基本設計とは?その位置付け・重要性・発注者としての関わり方を解説!」をあわせてご覧ください。

詳細設計

システム詳細設計

詳細設計の流れは上の画像の通り。詳細設計は、システムに必要な機能の内部仕様を定義する工程です。基本設計書をもとに、プログラマーへどのように機能実装するのかを指定する指示書を制作します。

詳細設計では、打ち合わせに参加する担当者の人件費のほか、内部設計を行うプログラマーや担当者の人件費が必要になります。

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詳細設計の位置付けや役割は「システム開発の詳細設計とは?プロジェクトの位置付け・役割をわかりやすく解説!」をあわせてご覧ください。

開発

 

工数の割合(※)

期間の目安

見積金額の目安

実装

30%前後

3か月以上

開発費全体の
50〜60%前後

開発の工程では、設計書をもとにシステムをプログラミングしていきます。

開発ではプログラミングに携わるSEやPG(プログラマー)の人件費がかかります。システム開発の工程の中でも最も人員が必要になる箇所のため、費用も多くかかります。プログラマーの人数と開発期間、人月単価によって費用が変動します。

テスト

 

工数の割合(※)

期間の目安

見積金額の目安

テスト

25%前後

2〜3か月以上

開発費全体の
5%前後

開発が完了したら、開発したシステムに不具合がないか、動作に問題がないかを確認するためにテストを行います。テストは主に4種類あります。

  • 単体テスト:画面や機能ごとに、動作の検証をする
  • 結合テスト:他の機能やシステムと連携させて動作を検証する
  • 総合テスト:実運用を想定してシステム全体の動作を検証する
  • 受け入れテスト:納品前の最終段階として仕様書の通り完成しているか確認する

問題があれば修正をして不具合を解消して再テストを行いながら、問題なく動作する状態まで達しているか確認します。基本的にシステムエンジニアやプログラマーがテストを行い、プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダーがチェックを行う流れです。そのため、テストと確認のための人件費が必要になります。

▼関連記事​​
テストの工程の詳細は「システム開発のテスト工程を徹底解説!システムテストと受け入れテストの違いは?」をご覧ください。

運用・保守

運用・保守費用

システム開発は作って終わりではありません。リリース後も継続的に稼働させるために、運用や保守をする必要があります。「運用」は、開発・リリースされたシステムを安定稼働させるために管理・監視を行うこと。「保守」は障害が発生した際の原因究明から復旧・修正をすることです。

運用費はシステム開発の5%前後が目安です。100万円で開発したシステムであれば運用・保守費用は月5万円ほどかかり、1年間で60万円になります。

システム開発を外注する場合は、運用・保守の方針や予算を決めておくことも重要です。

▼関連記事​​
システム運用・保守の作業内容やどこに依頼するかを知りたい方は「システム運用とは?作業内容、保守との違いをわかりやすく解説」をあわせてご覧ください。

その他見積もりに含まれる費用

その他必要な費用

  • 進行管理費
  • リスク費

最後に、その他見積もりで確認しておくとよい項目を紹介します。

進行管理費

進行管理費とは、担当者とのやりとりやミーティング、資料作成など開発スケジュールの進行や管理において必要になる費用です。進行・管理を担うディレクターやプロジェクトマネジャーの人件費として必要になります。目安として、開発費全体の10%前後を見ておくとよいでしょう。

リスク費

リスク費とは、開発の工程において修正が必要になった場合に発生する費用のことです。開発において修正が発生することは多々あります。見積もりにリスク費が含まれているのか、または修正が発生した場合は別途費用がかかるのかどうか確認しておきましょう。

※ここまで読んで「見積もりの内容が妥当か判断してほしい」「自社に最適な開発会社が知りたい」と感じた方はシステム幹事にご相談ください。費用のご相談だけでも無料でお答えします。予算や目的から最適な開発会社をご紹介も可能です。

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システム開発の費用相場は?

システムの種類

費用相場

基幹システム

販売管理

10万円~500万円以上

生産管理

人事管理

財務会計

業務支援システム

マーケティング

オートメーション

5万円~400万円以上

営業支援

顧客管理

セキュリティ管理

Webシステム

ECサイト

50万円〜500万円以上

マッチングシステム

予約システム

見積もりの合計金額は、実際には工数以外にも様々な要因で変動します。見積もりの金額が大きく相場から外れていないか確認するためにも、システム開発の費用相場を把握しておきましょう。まずは上の表でシステムの種類ごとの費用相場を確認してください。

基幹システムの相場

導入・開発形式

費用・相場

開発体制

開発(導入)期間

ツールの導入

10万円前後/月〜

-

1週間前後

ツール導入

カスタマイズ

100万円以上

ディレクター1名


デザイナー1名


エンジニア1名

3ヶ月〜4ヶ月

スクラッチ開発

500万円以上

ディレクター1名


デザイナー1名


エンジニア2名

4ヶ月〜8ヶ月

基幹システムは、会計・人事・生産・販売などの情報を管理するシステムです。上の表は販売管理システムの費用相場で、10万円前後~500万円以上が目安です。

基幹システムの中でも、販売管理システムや生産管理システムは業務が複雑かつ重要度が高く、複数人で使う場合が多いです。そのため、他の基幹システムに比べると費用は高くなります。一方で、人事管理・財務会計システムは従業員向けの情報管理になり、使用する人数が限られるため販売管理・生産管理システムの費用の60%ほどです。

また、すでに販売されているツールを導入するか、既存のツールを自社用にカスタマイズするか、完全オリジナルで作成するかで金額は変動します。

業務支援システムの相場

導入・開発形式

費用・相場

開発体制

開発(導入)期間

ツールの導入

5万円前後/月

-

1週間前後

ツール導入

カスタマイズ

50万~200万円

ディレクター1名


デザイナー1名


エンジニア1名

3ヶ月〜4ヶ月

スクラッチ開発

400万円以上

ディレクター1名


デザイナー1名


エンジニア2名

4ヶ月〜8ヶ月

業務効率システムは、顧客情報や営業活動、新たなプロジェクトなどを支援するシステムです。上の表は業務支援システムの中でも「顧客管理システム」の費用の目安です。費用相場は5万円前後〜400万円以上。基幹システム(販売・生産管理)の80%ほどが目安です。

Webシステムの相場

特徴

費用・相場

開発体制

開発(導入)期間

テンプレート&軽微な

カスタマイズのECサイト

50~100万円

ディレクター1名


デザイナー1名


エンジニア1名

2ヶ月〜3ヶ月

オリジナルのデザイン

100〜300万円

ディレクター1名


デザイナー1名


エンジニア1名

3ヶ月〜4ヶ月

業務に合わせた

特殊な機能もオーダーメイド

300万円以上

ディレクター1名


デザイナー1名


エンジニア2名

4ヶ月〜8ヶ月

Webシステムは、ネットショップや予約システム、マッチングシステムなど、インターネットを通じて情報を処理するシステムです。

上の表は「ECサイト」の費用相場で、50〜1,000万円以上が目安です。主に機能や扱う商品数の規模に応じて費用が大きく変わります。なお、テレビCMでおなじみのBASEのように無料でネットショップが作れるサービスもありますが、今回紹介した費用は開発会社に依頼する場合のみを想定しています。

▼関連記事
システム開発の費用・相場や開発費用を安く抑えるコツを詳しく知りたい方は、「システム開発の費用・相場を解説!料金を抑えるコツも紹介!」をあわせてご覧ください。

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【参考】工数の見積もり手法

工数の見積もり手法

最後に、システム開発の見積もりの方法を紹介します。見積もり方法を知っておくと、見積もりが適正か確認するための1つの判断材料になりますので、発注者側も頭に入れておくとよいでしょう。

類推見積(トップダウン)

類推見積は、過去の類似したシステムの見積もりを参考にして見積もりを行う手法です。

システム開発に限らず、過去に行った結果を参考にして見積もりを行うことは仕事や家事の場面でもありますよね。たとえば、過去に「豆腐・わかめ・油揚げ・ネギ・じゃがいもが入ったおみそ汁を10人分つくった場合に2時間かかった」としましょう。

こうした過去の結果をもとに「豆腐・わかめ・油揚げ・ネギ・じゃがいもが入ったおみそ汁を5人分つくる場合」の時間を算出するなら、1時間と推測できます。

同様に、システム開発のシーンでも「Javaで1000行のソースコードを書くのに1人で5時間かかった」→「2000行のソースコードを書くには1人で10時間かかる」という要領で想定される工数を見積もりします。

類推見積は、過去の類似プロジェクトがあれば実施可能なため、見積もりをすぐに行えて時間がかからないことがメリットです。しかし、逆にいえば過去データがなければ使えないということ。また、開発が大規模で複雑になるほど、正確な見積もりを出しづらくなります。こうした特徴から、類推見積は小規模の開発において使いやすい手法です。

係数モデル(バラメトリック)

係数モデルは、過去のデータを要素分解して得られた計算方法をもとに工数を算出します。

たとえば先ほども出した例で「豆腐・わかめ・油揚げ・ネギ・じゃがいもが入ったおみそ汁を10人分つくった場合に2時間かかった」というデータがあるとします。データをもとに以下の計算式が導かれたとしましょう。

具材の種類×0.2+人数×0.1=時間

上の計算式に当てはめて「豆腐・わかめ・油揚げが入ったおみそ汁を5人分つくった場合」にかかる時間を計算すると以下の通りになります。

3(具材の種類)×0.2+5(人数)×0.1=1.1時間

係数モデルは、過去の類似プロジェクトがなくても、データをもとに見積もりできる点がメリットです。一方で、データのサンプル数に応じて精度が決まるため、サンプルが不足していると見積もりの精度が低くなってしまうのが難点です。

工数積上げ(ボトムアップ)

工数積上げは、必要な作業を細分化して1つずつ工数を算出した結果を合算して見積もりを出す手法です。

おみそ汁をつくるまでの工程を細分化して工数を見積もると、ざっくり以下の通りになります。

(1)具材を切る:1時間
(2)鍋に水を入れて沸騰させる:15分
(3)具材を入れる:15分
(4)みそを入れて溶かす:30分

工程ごとに見積もりを行うため、精度の高い見積もりが作成できます。一方で、見積もりに時間がかかるというデメリットがあります。

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システム開発の工数と見積もりの見方を紹介しました

「工数」についてや見積もりの方法を知りたい方に向けて、工数の考え方や各工程の割合、期間の目安などを紹介しました。

  • 工数は「人数×時間」で計算する
  • 人月と人月単価によって見積もりの費用が算出できる
  • 見積もりは各工程にかかる工数や人月単価、作業範囲を明確にする

開発会社の見積もりの方法や記載方法は様々です。最後まで読んで「見積もりの内容が妥当か判断してほしい」「自社に最適な開発会社が知りたい」と感じた方はシステム幹事にご相談ください。費用のご相談だけでも無料でお答えします。予算や目的から最適な開発会社をご紹介も可能です。

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Q. システム開発の「工数」とは何ですか?

システム開発の「工数」とは、特定の作業を行うのに必要な人数と時間のことです。工数の考え方を理解すれば、見積書の見方がわかるようになります。

Q. システム開発における工数とは?

システム開発の工数とは「特定の作業を行うのに必要な人数と時間こと」です。「人数×期間」で計算します。詳細は記事内で紹介していますので、ぜひご覧ください。