- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー アプリ開発
スマホアプリの開発費用は?制作会社へ依頼したときの相場や事例を紹介
集客のためにスマホアプリのリリースを検討しているものの、開発費用がわからずお悩みではないでしょうか。スマホアプリ開発費用は数千万円かかる場合もありますが、開発方法を工夫すると数十万から数百万円の費用で開発可能です。
この記事では、スマホアプリ開発費用の相場や内訳、費用を抑えるポイントを解説します。発注コストを削減しながらアプリ開発をしたいと考えている担当者は、ぜひお読みください。
なお、スマホアプリ開発会社の探し方・選び方がわからない!という方はシステム幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
スマホアプリ開発費用の相場
スマホアプリ開発費用の相場を、開発手法・機能・OS別に解説します。自社アプリに搭載したい機能と照らしあわせて、費用感を把握してみてください。
システム幹事のデータによるアプリ開発の相場
システム幹事が独自に集計したシステム幹事経由のアプリ開発費用相場が以下の図です。
アプリ開発の平均費用は408万円程度、中央値は240万円程度で、全体の66%程度が500万円以下で開発されています。1,000万円を超えるようなアプリ開発は全体の10%程度に留まりました。
開発手法別の費用
スクラッチ開発【数百万~】
スクラッチ開発は、スマホアプリをゼロからカスタムメイドで開発する方法。「ゼロから開発する」と表現されますが、テンプレートやフレームワークなどのアプリ開発の枠組みを利用する場合もあります。また、テンプレートやフレームワークなどの枠組みなどを使わずに新規開発する方法をフルスクラッチ開発と呼びます。
スクラッチ開発は、自由度が高く独自の機能やデザインを実装でしやすいため、自社のブランディングをしたい企業や特別な機能が必要なアプリに適した開発手法です。
一方、開発に時間とコストがかかるのがデメリット。シンプルなアプリでも数百万円かかり、複雑な機能を実装したアプリでは数千万円の費用がかかる場合があります。また、アプリの種類や依頼する開発会社によって、かかる費用は異なることもあります。
以下の表は、SPDLOADが公表しているアプリの種類別の費用相場です。目安として参考にしてみてください。
種類 |
費用相場 |
開発時間 |
小売向けアプリ |
7,407,000〜22,221,000円 |
1,200時間 |
ARアプリ (カメラ機能を使い現実の映像に 画像やデータを重ね合わせるアプリ) |
14,814,000〜37,035,000円 |
1,600時間 |
eコマースアプリ |
8,888,000〜37,035,000円 |
1,600時間 |
SNSアプリ |
7,407,000〜44,442,000円 |
1,200時間 |
ビジネスアプリ |
7,407,000〜29,628,000円 |
1,200時間 |
学習アプリ |
8,888,000〜33,281,000円 |
900時間 |
ビデオストリーミングアプリ |
11,851,000〜44,442,000円 |
1,600時間 |
ゲームアプリ |
8,888,000〜37,035,000円 |
1,600時間 |
レストランアプリ |
5,925,000〜22,221,000円 |
900時間 |
コミュニティアプリ |
2,665,000〜22,221,000円 |
900時間 |
マッチングアプリ |
7,407,000〜51,849,000円 |
1,400時間 |
フードデリバリーアプリ |
5,925,000〜22,221,000円 |
900時間 |
ヘルスケアアプリ |
8,147,000〜44,442,000円 |
1,200時間 |
タクシーアプリ |
7,407,000〜59,256,000円 |
1,600時間 |
引用元:SPDLOAD
クラウド開発【200万円~】
クラウド開発は、既存のツールやプラットフォームを利用してアプリを開発する方法。スクラッチ開発よりも開発時間やコストを削減できる点が魅力です。費用相場は、次のとおりです。
- データベース連携あり:400万円〜
- データベース連携なし:200万円〜
クラウドサービスの提供元が環境設定や管理を行うため、初期投資も抑えることが可能。また、クラウドサービスを利用するためソースの追加がしやすく、プロジェクトに変更があっても柔軟に対応できます。ただし、プラットフォームの制限内で開発する必要があるため、カスタマイズの自由度はスクラッチ開発よりも低くなりやすいのがデメリットです。また、インターネット上で開発をするため、データの漏えいや不正アクセスなどセキュリティ面の対策が必要となります。
パッケージ型開発(またはノーコード)開発【数十万円~】
パッケージ型開発は、既存のシステムをカスタマイズしてアプリを開発する手法です。開発時間とコストを大幅に削減できるため、小規模ビジネスや個人開発者に向いています。
また、ノーコードツールを利用すると、プログラミング知識がなくても数十万円程度の低コストでアプリ開発が可能です。ただし、カスタマイズの自由度は限られており、複雑な機能を実装するのは難しい場合があります。
機能別の費用
スマホアプリの開発費用は、搭載する機能によっても変わります。例えば、GPS機能やログイン機能、決済システムなどを追加すると、それぞれ数十万円の開発費用がかかります。
ユーザーの利便性を高めるための複雑な機能や、セキュリティ対策を強化するための機能は、開発費用を押し上げる原因です。実装したい機能が複数ある場合は、開発費が高騰することを想定しておきましょう。
以下は機能別の費用の例です。
種類 |
費用相場 |
概要 |
他アプリとの連携 |
5万~40万円 |
対象アプリとの連携をできるようにする |
ログイン機能 |
10万~20万円 |
会員ページなどへのログインをできるようにする |
通知機能 |
10万~100万円 |
アプリのバッジやスマホのバナーなどでお知らせを表示する |
位置情報機能 |
12万~25万円 |
位置情報を利用したサービス・機能を追加する |
メッセージ機能 |
20万~40万円 |
ユーザーと企業あるいはユーザー同士で個別連絡する |
決済システム |
20万~50万円 |
商品やサービスをアプリ内で購入できるようにする (クレジットカード、○○Payなど) |
データの利用 |
15万~75万円 |
ユーザーの個人情報データと既存のデータをアプリで連携させる |
OS別の費用
iOSとAndroidのアプリ開発では、各OSに特有の要件があるため、OSごとに開発費用が発生します。OSごとに100〜200万円程度の開発費用がかかるので、両方のOSに対応させると2倍以上の費用がかかる場合があります。
ただし、異なるOSでも同様の環境で動作させるクロスプラットフォーム開発をすると一度に開発ができるため、開発費用を抑えられます。iOSとAndroidの両方で利用するアプリで開発費用を抑えたい場合は、クロスプラットフォームでの開発を検討してみても良いでしょう。
また、同じOSでもバージョンや機種ごとの違いに対応させるために開発工数が増える可能性もあります。特にAndroidを搭載した端末はiOSを搭載した端末よりも機種が多様なため、動作テストによる工数増加の可能性も考慮しておきましょう。
スマホアプリ開発費用の内訳
スマホアプリ開発中だけでなく、開発後にも費用がかかる点に注意が必要です。
開発中にかかる費用
人件費
スマホアプリ開発における費用の大半を占めるのは、人件費です。
アプリ開発ではエンジニア、デザイナー、プロジェクトマネージャーなど、さまざまなスキルをもった専門家が関わります。例えば、高度な技術を要するアプリ開発を依頼する場合、上級エンジニアの人件費は月に1,000,000円以上になることもあります。また、開発期間が長引くほど、開発費用は高くなる点にも注意しましょう。
デザイン・サーバーサイド開発
アプリのデザインを開発会社やデザイン制作会社に依頼すると、費用が発生します。ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)のデザインはアプリの使い心地やユーザー満足度を左右するため、専門的なデザイナーの手配が必要。外注を予定しているのであれば、100万円程度の費用を見込んでおきましょう。
また、データベースを利用したアプリの開発を依頼する場合、サーバーサイドの開発も必須。データベースの設計やAPIの開発などが含まれ、専門的な人員の手配と時間が必要です。データベースを利用しないアプリよりも2〜3倍の費用がかかる場合があります。
検証環境の準備費用
アプリ開発では、リリース前のテスト段階で正しく動作するか検証が必要。アプリがさまざまな条件で正常に動作するかを確認するために、確認用のスマートフォンを準備する必要があります。
開発後にかかる費用
サーバーのレンタル費用
アプリがリリースされた後も、サーバーのレンタル費用が発生します。アプリの規模やトラフィック量によって費用は異なり、数千円〜数万円程度の費用が発生します。。従量課金制のクラウドサーバーを使うと、初期費用を抑えられる、ユーザーの増加に柔軟に対応できるなどのメリットがあります。
アカウント登録・維持費用
アプリを公開するためには、Apple App StoreやGoogle Play Storeなどのプラットフォームにアカウントを登録する必要があります。各プラットフォームへの登録費用は、次のとおりです。
- Apple Developer Program:年間99ドル
- Google Play デベロッパー アカウント:25ドル(初回のみ)
運用・保守・メンテナンス費用
アプリのリリース後もユーザーに快適にアプリを利用してもらうために、運用や保守、メンテナンスを継続的に行う必要があります。ユーザーのフィードバックにもとづく機能改善やバグ(不具合)修正、OSアップデートへの対応など、アプリを長期的に利用してもらうために重要な作業です。以下のような作業が含まれます。
- サーバーの監視
- サーバーの管理
- データのバックアップ
- アプリのアップデート
- OSのアップデートへの対応
- 不具合の修正
- 機能の修正・追加
外部に委託する場合は、継続的に費用が発生することを忘れないようにしましょう。
目的別のおすすめの開発方法
アプリ開発を成功させるためには、目的や希望にあわせて適切な開発方法を選ぶことが重要です。3つの開発方法の特徴を簡単にまとめた表を用意しましたので、開発方法を選ぶ際の参考にしてください。
費用の安さ |
カスタマイズ性 |
開発期間の短さ |
セキュリティ |
|
スクラッチ開発 |
△ |
◎ |
△ |
◎ |
クラウド開発 |
◯ |
△ |
◯ |
△ |
パッケージ開発 |
◎ |
△ |
◎ |
◯ |
費用の安さや開発期間の短さを重視する場合は、既製パッケージをカスタマイズするパッケージ開発が向いています。
カスタマイズの自由度やセキュリティの高さを重視したい場合は、スクラッチ開発・フルスクラッチ開発を選ぶと良いでしょう。
開発にかかわる設備の導入費やサーバーの保守管理の手間を可能な限り減らしたい場合は、クラウド開発がおすすめです。
スマホアプリ開発費用のシミュレーション
スマホアプリ開発の概算費用は、シミュレーションサイトを使うとかんたんに調べることが可能です。OSや搭載機能などを入力するだけで、おおよその金額を試算してくれます。ここでは、下記の条件で開発費用をシミュレーションします。
- 対応OS:iOS・Android
- 搭載機能:SNSログイン・プッシュ通知・アプリ内決済
- 会員データ:使用する
- デザイン:コンセプトから依頼
試算結果は、CREATIVE VILLAGEで約663万円、ドコドアで708万円となりました。
画像引用:CREATIVE VILLAGE
画像引用:ドコドア株式会社
シミュレータによって金額の差異はありますが、およそ700万円の費用がかかることが把握できました。正確な金額はスマホアプリ開発に必要な要件定義をしないとわからないですが、全体的な費用感を把握するのにシミュレーションサイトの活用がおすすめです。
が、全体的な費用感を把握するのにシミュレーションサイトの活用がおすすめです。
システム幹事でもアプリの種類や対応プラットフォームなどを選択するだけで国内約6,000社のデータをもとに概算できるシミュレーターを用意しています。ぜひ、ご利用ください。
スマホアプリの開発費用が変動する理由
人件費
アプリ開発の費用の大部分を占める人件費ですが、正確に計算することは簡単ではありません。開発に参加するエンジニアのスキルもさまざまなので、1人あたりの人件費も違いますし、1人あたりの作業量も同じではありません。
また、同じアプリの開発であっても会社によって計算した工数に違いがでることもあるため、人件費の計算が変わってしまうこともあります。
開発期間
アプリ開発では、機能が複雑だったりアプリの開発規模が大きかったりするなどの理由で開発期間が長くなるほど開発費用も増えます。
ただし、自社の都合で開発期間を短縮して貰う場合は、スケジュール調整や人員の手配が難しくなる分、開発期間を短くするほど開発費用が増えてしまいます。両者を混同しないように注意しましょう。
必要な機能の数や複雑さ
必要な機能の数が多かったり、機能が複雑だったりすると設計・開発に手間がかかるため、その分の開発費用が増えてしまいます。
また、同じ機能であっても開発会社によって「どこまで作り込むか」の認識が違うこともあります。要求されたことを最低限こなせるだけの機能で設計している開発会社もあれば、利用者の使いやすさまで考慮して設計している開発会社もあります。そのため、同じ内容のアプリ開発で開発費用が変わることもあるので注意しましょう。
スマホアプリ開発費用を安く抑えるポイント
スマホアプリ開発費用を抑えるには、次のポイントを意識しましょう。
- アプリの要件をしっかりと固める
- 自社で対応可能な部分の外注はしない
- レベニューシェア型契約を導入する
- Webアプリ・ハイブリッドアプリで開発する
- 必要な機能を厳選する
- Flutterで開発する
- パッケージ開発を利用する
- フリーランスに依頼する
- クラウドでアプリ開発をする
- 補助金を申請する
- 複数の企業へ相見積もりを行う
それぞれ詳しく解説します。
アプリの要件をしっかりと固める
開発を始める前に、アプリの要件を明確にしておきましょう。要件定義があいまいだと開発過程での変更や追加作業が発生してしまい、結果的にコスト増加につながる場合があります。プロジェクトの開始前に、アプリ開発の目的やターゲットユーザー、必要な機能などを詳細に定義し、開発会社と念入りにすりあわせをすることがコスト削減に重要です。
自社で対応可能な部分の外注はしない
開発会社に丸投げせず、自社で可能な限り対応するとコスト削減につながります。例えば、自社でアプリのデザインを行えば、外注にかかる約100万円の費用を抑えられます。また、ブランドを理解している人がデザインをすると、自社の魅力をアピールできるデザインにしやすいメリットもあります。直感的に操作できるデザインツールもあるため、積極的に取り組むのがおすすめです。
レベニューシェア型契約を導入する
レベニューシェア型契約は、アプリの収益の一部を開発会社と共有して初期費用を抑える方法です。アプリが成功しないと受注社側は損をしてしまうため、開発会社が成果を挙げるために努力することを期待できるメリットがあります。ただし、収益が増えるほど開発会社に支払う報酬が増えるため、初期費用を払うよりも高額になる可能性も。
レベニューシェア型契約を導入するには、分配比率や契約期間などに関する明確なルールを決める必要があります。自社と開発会社の双方がメリットとデメリットを理解したうえで、導入を検討すると良いでしょう。
Webアプリ・ハイブリッドアプリを開発する
スマートフォンにダウンロードして使うネイティブアプリよりも、ブラウザ上で使えるWebアプリやハイブリッドアプリの開発はコストを抑えやすいです。
ネイティブアプリは各OSごとに開発する必要があり、費用が高騰しやすいのが特徴。一方、Webアプリやハイブリッドアプリは1つのプログラムで複数のプラットフォームに対応できるため、開発時間とコストを削減できます。実装したい機能を吟味して、自社に適したアプリ形式を選択しましょう。
必要な機能を厳選する
アプリの機能を厳選し、本当に必要なものだけを含めることで、開発コストを削減できます。
多くのユーザーに利用してもらうために、さまざまな機能を搭載したいと考えているかもしれません。しかし、機能を追加すればするほど、開発費用は高騰します。また、認知度が低くユーザーのフィードバックが不足している状態では、どれほどの機能が求められているかわからないでしょう。
将来的に多機能なアプリをリリースする場合、初期段階ではできるだけ機能を絞り、ユーザーのフィードバックにもとづいて徐々に機能を追加するアプローチが効果的。必要な機能だけを搭載できるため、コスト削減につながります。
Flutterで開発する
Flutterは、Googleによって開発されたオープンソースのUI開発キットです。1つのコードベースでiOSとAndroidの両方のアプリを開発できるため、開発時間とコストを削減できます。
Flutterは、視認性に優れ直感的な操作が可能なマテリアルデザインによって設計されています。ユーザーが使いやすいUIをデザインできるため、ユーザー体験の質を維持しつつコスト削減が可能です。
パッケージ開発を利用する
既存のパッケージをベースにカスタマイズして開発するパッケージ開発を利用すれば、開発にかかる手間を大幅に削減できます。そのため、人件費も大きく抑えられるので、開発費用も安く抑えられます。
ただし、パッケージ開発ではカスタマイズできる範囲が限られてしまうので、自社が開発したいアプリにあうパッケージがない場合は利用できません。
フリーランスに依頼する
フリーランスの開発者にプロジェクトを依頼すると、開発会社に依頼するよりもコスト削減ができる可能性があります。
フリーランスは事業を維持するための固定費があまりない分、企業に依頼するよりも開発費用が抑えられる場合があります。ただし、病気やけがなどで仕事ができなくなると、スケジュールが遅延する可能性も。また、フリーランスのなかには実績や経験が不足している人もいます。発注を考えているフリーランスの過去の実績を十分に調査したうえで、依頼を検討しましょう。
クラウドでアプリ開発をする
クラウドベースの開発ツールやサービスを活用してアプリ開発すると、コスト削減効果に期待ができます。プッシュ機能や認証機能などを開発不要で利用でき、サーバー構築も不要な場合があるため、初期費用を抑えながら開発可能です。複雑な機能が必要でない場合や、できるだけ早くリリースしたい場合におすすめです。
補助金を申請する
政府や地方自治体が提供する補助金を活用すると、開発費用の一部をカバーできます。アプリ開発に利用できる補助金には、次の4つがあります。
- ものづくり補助金
- IT導入補助金
- 事業再構築補助金
- 小規模事者持続化補助金
補助金の活用を検討しているのであれば、適用条件や申請方法を事前に確認し、計画的に申請しましょう。もし準備に時間がかけられないのであれば、申請代行業者に依頼するのもおすすめです。
以下の記事でアプリ開発に使える補助金の詳細を解説していますので、補助金の利用を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
関連記事:システム・アプリ開発の補助金はどれを選ぶ?採択率50%を突破する秘訣【2024年最新版】
複数の企業へ相見積もりを行う
適切な開発会社を選定するために、複数の開発会社に見積もりを依頼しましょう。極端に安い見積もりの場合、追加で工数や費用が発生する可能性がありますが、他社の見積もりも見てみないと妥当性が判断できません。開発の範囲や納期などを明確に提示し、作業工程ごとに詳細な費用を算出している開発会社を選びましょう。
ただし、見積もりを多くとりすぎてしまうと見積書の内容の精査や会社の選定に手間がかかってしまいます。そのため、2~3社程度に絞って相見積もりを依頼することがおすすめです。数多くある開発会社の中から2~3社程度に絞るのが難しいと感じた場合は、システム幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
スマホアプリ開発費用の事例
アプリ開発支援サービス・ツールを利用した際の開発にかかる費用(人件費は除く)を紹介します。会社によってバラツキがありますので、参考の1つにしてください。
アイユー株式会社
画像引用:アイユー株式会社
アイユー株式会社が提供するアプリメンバーズを使うと、オリジナルの店舗向けアプリが初期費用33,000円と月額費用21,780円(税込み)で開発できます。追加料金なしでプッシュ通知やクーポンなどの機能をすべて利用可能。専任スタッフによるサポートもあり、OSのバージョンアップにも対応してくれるため、運用の手間を抑えられます。
株式会社DearOne
画像引用:株式会社DearOne
株式会社DearOneの提供するModuleApps2.0を使うと、企業や自治体向けのオリジナルアプリを低価格で作れます。用意されたテンプレートから自社に必要な機能を組み込むだけで、自社アプリを開発可能。開発期間や工数を削減できるため、約1ヶ月の短納期でのストア公開もめざせます。
【まとめ】スマホアプリの開発費用を解説しました
スマホアプリの開発費用は、対応するOSや搭載したい機能により変動します。フルスクラッチ開発であれば数千万円の費用がかかる場合がありますが、クラウド開発やパッケージ開発だと数十万円から数百万円の費用に抑えられます。この記事ではほかにもスマホアプリ開発費用を抑えるポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、自社に適したスマホアプリ開発会社の探し方・選び方がわからない!という方はシステム幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
この記事を書いた人