- 更新日 2023.12.08
- カテゴリー 業務システム
オンラインストレージのおすすめ15選!失敗しない選び方も紹介
自社にオンラインストレージを導入したいが、どのようなサービスを契約すべきかわからず悩んでいる方もいるかと思います。そこで本記事では、おすすめのオンラインストレージをご紹介。そもそも「オンラインストレージ」とは何なのか、主要機能や導入のメリット・デメリット、サービス選びに失敗しないポイントまで詳しくお伝えします。
なお、データの保管・共有システムの開発を発注したいが、制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はシステム幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
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オンラインストレージとは
オンラインストレージとは、インターネット上でデータを保管する場所のこと。英語のonline(インターネット上の)と storage(保管場所)が組み合わさった言葉です。データをクラウド管理することから「クラウドストレージ」とも呼ばれます。ネット上に設置されたストレージにデータを保管したり、共有したりするのが主な機能です。
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オンラインストレージの主要機能
続いて、オンラインストレージの主要機能について見ていきましょう。
自動でのデータバックアップ
オンラインストレージは、基本的にクラウド保存となるため、データの自動バックアップが可能です。データをハードディスクに保存した場合、ディスク自体が破損するとデータが失われる可能性があります。オンラインストレージなら自動バックアップされるため、破損などでデータが消える心配がありません。
複数人でのファイル共有
オンラインストレージに保管されているファイルは複数人で共有可能です。特定のユーザーにアクセス権限を付与することで、本人は閲覧や編集ができるようになります。
インターネット環境さえあれば、いつでも、どこにいてもファイルの共有・編集ができるため、テレワーク下でも円滑なやり取りが可能です。
ファイルの転送
メールでは、ファイルのデータ容量が大きい(サイズが大きいなどで)と相手に送信できません。しかし、オンラインストレージには、大容量のファイルを転送できるサービスを提供しているものも。
ファイルをストレージ上にアップロードし、相手にファイルのURLを伝えるだけで閲覧できます。相手がファイルをダウンロードする際のパスワード設定もできるため、セキュリティ面も安心です。
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法人におすすめのオンラインストレージ15選
続いて、法人におすすめのオンラインストレージ15選をご紹介します。まずは全ツールの比較表をご覧ください。
ストレージ名 |
特徴 |
価格 |
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月額33,000円〜 |
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月額13,200円〜 初期費用55,000円 |
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月額14,784円〜 |
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月額550円/ ユーザー〜 |
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月額16,500円〜 ※無料プランもあり |
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月額1,881円/ ユーザー〜 |
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月額2,750円/5ID〜 |
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月額17,050円/50ユーザー〜 |
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月額748円/1ユーザー〜 |
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月額2,400円〜 (法人プラン) |
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月額693円/ ユーザー〜 |
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月額2,424円〜 (チームプラン) |
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1GBあたり 0.023ドル〜 |
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7.99ドル/月〜 |
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無料アカウント (20GB) 有料アカウント (300GB):8,800円/年〜 |
Direct Cloud
画像引用:Direct Cloud
Direct Cloudのおすすめポイント
- 大容量データを高度なセキュリティで保存・共有できる
- ユーザー数無制限で利用できる
- ファイルの持ち出し管理にも対応している
Direct Cloudは、株式会社ダイレクトクラウドが運営するオンラインストレージです。2,000社以上の導入実績があり、操作性やセキュリティ性にも定評があります。
PCに慣れていない人でも簡単に利用できる設計で、ストレスの少ない操作性を実現しているDirect Cloud。大容量のデータ保管・ファイル転送に対応しており、ダウンロードの有効期限やパスワード設定などセキュリティ機能も充実しています。
また、ユーザー登録は無制限で可能です。従業員ごとの個別登録はもちろん、CSVによる一括登録にも対応しています。従業員によるデータの持ち出しを制限する機能も。スマートフォンなどモバイル機器で同サービスを利用する場合、他アプリへのアクセスを制限できます。
Direct Cloudの概要・価格感
運営会社 |
株式会社ダイレクトクラウド |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり(14日間) |
価格感 ※税込み |
|
GigaCC
画像引用:GigaCC
GigaCCのおすすめポイント
- 「かゆいところに手が届く」機能が豊富に揃っている
- 単一ファイルは100GBまでアップロードできる
- 不正アクセスに対する対策も強固になされている
GigaCCは、日本ワムネット株式会社が運営するオンラインストレージです。純国産のサービスで、20年以上の運用実績があります。
GigaCCには、データやファイルの保存・共有において「かゆいところに手が届く」機能が充実。たとえば、ファイル送信時の定型文を自動作成してくれる機能や予約送信機能、ファイル受け取り専用のポスト機能など豊富です。
単一ファイルであれは最大100GBまでアップロードできます。高画質動画など容量の大きなファイルでも問題なく共有可能です。2段階認証やログ履歴の管理などセキュリティ機能も充実。不正アクセスに対する対策も十分といえます。
GigaCCの概要・価格感
運営会社 |
日本ワムネット株式会社 |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり |
価格感 ※税込み |
初期費用:55,000円
※ID数は10〜1000ID |
使えるファイル箱
画像引用:使えるファイル箱
使えるファイル箱のおすすめポイント
- 月額14,784円(税込み)の低価格ながらユーザー数無制限で使える
- 普段のPC操作のままファイルの保存・共有ができる
- 見積もりから利用開始まで最短即日で対応してくれる
使えるファイル箱は、使えるねっと株式会社が提供するオンラインストレージです。月額14,784円(税込)の低価格ながらユーザー数無制限で利用できます。ストレージ容量も1TBなので大容量データの保存・共有が可能です。
ファイルのアップロードやダウンロードは普段のPC操作のまま可能。Windowsならエクスプローラー、MacならFinderで操作できます。
また、見積もりから利用開始までは最短即日で可能です。14日間のトライアルプランも用意されているので、お試しで使ってみて判断してもよいでしょう。
使えるファイル箱の概要・価格感
運営会社 |
使えるねっと株式会社 |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり(14日間) |
価格感 ※税込み |
|
Fleekdrive
画像引用:Fleekdrive
Fleekdriveのおすすめポイント
- 「高い操作性」「便利な管理機能」「強固なセキュリティ」の3つが揃う
- 社内稟議の承認作業ができるワークフロー自動化機能がある
- AWSのセキュリティ担当者が24時間システムを監視している
Fleekdriveは、株式会社Fleekdriveが運営するオンラインストレージです。「高い操作性」「便利な管理機能」「強固なセキュリティ」の3つが揃っています。
操作性では、フォルダ階層を一目で把握できる「ツリービュー」や、ダウンロードなしで大容量ファイルを閲覧できる「ブラウザプレビュー」など誰もが使いやすい機能が充実。管理機能についても、ユーザー管理やアクセス権限といった基本機能のほか、稟議の承認作業ができる「ワークフロー自動化」機能なども揃っています。
セキュリティ面では、AWS(アマゾンデータセンター)の電子監視システムを整備。セキュリティ担当者が24時間監視しています。ファイルはアップロード時点で自動コピーされ、リスク分散のため複数の拠点に保管されます。
Fleekdriveの概要・価格感
運営会社 |
株式会社Fleekdrive |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり(30日間) |
価格感 ※税込み |
※いずれも月額料金 |
セキュアSAMBA
画像引用:セキュアSAMBA
セキュアSAMBAのおすすめポイント
- 「デスクトップアプリ」「ブラウザ」「スマホアプリ」からログインできる
- 細かいアクセス権限や複数の認証機能など強靭なセキュリティ環境が整う
- 長期間無料で利用できるフリープランを用意している
セキュアSAMBAは、Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社が提供するオンラインストレージです。従業員数が2名〜数万人まで大小さまざまな規模の企業が導入しています。
セキュアSAMBAは、「デスクトップアプリ」「ブラウザ」「スマホアプリ」の3つからログイン可能です。色々なデバイスから利用できるため、テレワークやフレックスタイムなどオフィス外の業務でも円滑に進められます。
セキュリティ対策も強固です。アクセス権限やパスワードを細かく設定できる、端末認証・2段階認証など不正ログインを防ぐ機能が充実しています。
また、有料版のみならず長期間無料で使える「フリープラン」も用意。ユーザー数が3人・データ容量5GBまでの制限はありますが、従業員数の少ない企業であれば問題なく使えるでしょう。ユーザー数無制限の「スタンダードプラン」も、トライアル期間を設けています。
セキュアSAMBAの概要・価格感
運営会社 |
Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社 |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり |
価格感 |
|
box
画像引用:box
boxのおすすめポイント
- ビジネスプラン以上はストレージ容量が無制限で利用できる
- 7種類のアクセス権限を設定できる
- Slackとの連携でデータのやり取りがスムーズになる
boxは、株式会社Box Janpan(本社はアメリカ)が運営するオンラインストレージです。日本国内のみならず世界でも広く利用されています。
スターター、ビジネス、エンタープライズなど合計5種類のプランがありますが、「ビジネス」以上はストレージ容量が無制限です。最大ユーザー数も無制限なのでデータのやり取りが膨大な企業にはおすすめといえます。
アクセス権限は7種類あり、編集者や閲覧者のほか、プレビューやアップロードのみができる「プレビューア」や「アップローダ」といった権限も設定できます。
また、ビジネスチャットツール「Slack」とも連携可能です。セキュリティを維持したままSlack上でファイルを共有・編集できます。
boxの概要・価格感
運営会社 |
株式会社Box Japan |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり |
価格感 ※税込み |
|
コワークストレージ
画像引用:コワークストレージ
コワークストレージのおすすめポイント
- 目的別に3つのフォルダが用意されている
- 独自ツール利用によって大容量データを転送できる
- Microsoft Teamsとも連携できる
コワークストレージは、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)が提供する法人向けのオンラインストレージです。
同サービスでは、データの保管・共有に関して「社内共有フォルダ」「パーソナルフォルダ」「プロジェクトフォルダ」の3つのフォルダを用意。社内での共有用、社員個人用、プロジェクト用など各シーンに応じてデータを振り分けることができます。
独自ツールを利用することで、大容量のデータ転送も可能に。送信側・受信側ともにストレスなくデータをやり取りできます。
また、Microsoft Teamsとの連携機能も。連携アプリを利用することで、Teams上で簡単にファイル共有ができるようになります。
コワークストレージの概要・価格感
運営会社 |
東日本電信電話株式会社 |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり |
価格感 |
|
ActCLOUD DR Storage
画像引用:ActCLOUD DR Storage
ActCLOUD DR Storageのおすすめポイント
- ドラッグ&ドロップで簡単にアップロードできる
- 災害対策として遠隔地バックアップを行う
- 暗号化やアクセス制限などセキュリティ対策も万全に行う
ActCLOUD DR Storageは、株式会社ケイティソリューションズが提供するオンラインストレージです。シンプルな操作画面が特徴の同サービス。Windowsのエクスプローラーを操作するように、ドラッグ&ドロップで簡単にファイルをアップロードできます。
災害対策として離れた複数ヶ所でのバックアップにも対応。東日本と西日本の2箇所のデータセンターに保管するため災害が起きた場合でも安心です。
セキュリティ対策も万全。SSL暗号化やアクセス元の制限、クライアント証明書によるデバイス制限(オプション)など強固なセキュリティ対策が施されています。
ActCLOUD DR Storageの概要・価格感
運営会社 |
株式会社ケイティソリューションズ |
機能 |
|
無料 トライアル |
なし |
価格感 |
|
Google Drive
画像引用:Google Workspace
Google Driveのおすすめポイント
- 必要に応じてストレージを拡張できる
- Google Workspaceでは多種多様なツールを利用できる
- マルチデバイスに対応している
Google Driveは、Googleが提供するオンラインストレージです。Google Driveには、Googleの個人アカウントで利用できるものと、ビジネス向けの「Google Workspace」の2種類があります。法人であれば後者がおすすめです。
必要に応じてストレージを拡張できるよう3つのプランを用意。スタータープランだと30GBまで、ビジネスプランだと2TBまで、ビジネスプラスプランだと5TBまで利用できます。
「Google Workspace」を契約すれば、Google DriveのほかGoogle Meet(ビデオ通話)、Chat(チャット)、カレンダーなどGoogleのさまざまな機能を利用可能です。
Google Driveはマルチデバイスに対応しています。PCだとブラウザ利用ですが、スマートフォンやタブレット端末ではブラウザのほかアプリ利用も可能です。
Google Driveの概要・価格感
運営会社 |
Alphabet社 |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり(14日間) |
価格感 ※税込み |
※いずれも月額料金 |
Dropbox
画像引用:Dropbox
Dropboxのおすすめポイント
- ビジネスプランでは9TBのストレージを利用できる
- デバイス数無制限、高速同期など便利な機能が揃う
- 一度削除したファイルも180日以内であれば復元できる
Dropboxは、Dropbox Japan株式会社(本社はアメリカのDropbox社)が運営するオンラインストレージです。個人と法人それぞれに向けたプランを用意しています。
法人向けプランの「Business」では、チーム全体で9TBのストレージを利用可能。同時にアクセスできるデバイス数の制限なし、高速同期、アカウント移行ツールの利用、さまざまなOSからのアクセス可能など幅広い機能が揃います。
一度削除したファイルやアカウントも180日間であれば復元可能です。万が一従業員の誰かがデバイスを紛失・盗難に遭っても、遠隔でデータを削除できます。
Dropboxの概要・価格感
運営会社 |
Dropbox Japan株式会社 |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり |
価格感 |
|
OneDrive
画像引用:OneDrive
OneDriveのおすすめポイント
- オフライン環境でもファイル編集ができる
- デバイスにOfficeソフトが入っていなくても操作できる
- アクセス権限の設定が細かくできる
OneDriveは、Microsoft社が提供するオンラインストレージです。こちらも個人と法人それぞれに向けたプランがあり、法人では「OneDrive for Business」というプランが用意されています。
OneDriveではマルチデバイスに対応しているほか、オフライン環境でもファイル編集が可能です。ExcelやWord、PowerPointなどOfficeソフトを自由に編集・保存できます。スマートフォンやタブレットにOfficeソフトが入っていなくても「Office Online」の機能を使えば作業が可能です。
アクセス権限も細かく設定できます。閲覧者やURLリンクの期限設定をはじめ、ダウンロード禁止や編集禁止、印刷禁止といった設定も可能です。
OneDriveの概要・価格感
運営会社 |
Microsoft |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり(1ヶ月間) |
価格感 ※税込み |
|
MEGA
画像引用:MEGA
MEGAのおすすめポイント
- 単一ファイルあたりのストレージ上限がない
- ゼロ知識暗号化によるセキュリティ対策を行う
- チャットやビデオ通話機能もある
MEGAは、ニュージーランドのMega Limitedが運営するオンラインストレージです。個人と法人それぞれのプランがあり、法人向けのチームプランでは3TBのストレージ容量から選択できます(以降1TBごとに追加料金)。
容量に応じて課金されるもののストレージへの保存や転送の上限はなく、単一ファイルあたりの上限もありません。基本的には使用した分だけ課金される方式です。
同サービスでは、セキュリティ対策の一環として「ゼロ知識暗号化」を実施。サインアップした際に複数のキーが発行され自動的に暗号化されます。運営会社も含め、利用企業以外の第三者は誰もアクセスできない仕組みです。
またストレージ機能だけでなく、チャットやビデオ通話といったコミュニケーションツールも搭載。チームで円滑なコミュニケーションを取りながらデータの保管や編集ができます。
MEGAの概要・価格感
運営会社 |
Mega Limited |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり |
価格感 |
※税込価格は要問い合わせ ※現地通貨を元に日本円換算するため為替による料金変動あり |
AmazonS3
画像引用:AmazonS3
AmazonS3のおすすめポイント
- ストレージ故障によるデータ紛失のリスクが極めて低い
- 従量課金制なので無駄なコストを抑えられる
- 世界各地からデータの保管場所を選択できる
AmazonS3は、Amazon独自のクラウドサービス「AWS」により提供されている法人向けのオンラインストレージです。
同サービスめ使用するデータは、「AZ データセンター」と呼ばれる極めて強固なデータセンターで保管。99.9%の耐久性であることから、ストレージの故障によるデータ紛失はほぼ発生しないといえます。
料金システムは「従量課金制」を採用。使った分だけが請求されるため無駄なコストを抑えることができます。
データの「保管場所」を自由に設定できるのも特長です。AWSは世界中に拠点をもっており、東京や大阪をはじめ韓国、シンガポール、アメリカなど、データの保存先を指定できます。
AmazonS3の概要・価格感
運営会社 |
Amazon |
機能 |
|
無料 トライアル |
あり |
価格感 |
|
pCloud
画像引用:pCloud
pCloudのおすすめポイント
- 1人あたり2TBのストレージが確保されている
- 自社ロゴやメッセージを添えてファイル共有できる
- すべてのアクティビティをログ記録を残している
pCloudは、スイスに本社を構えるpCloud AGが提供するオンラインストレージです。ユーザー1人あたり2TBのストレージが確保されており、検索機能やファイル整理、フォルダへのコメント機能など便利な機能が揃います。
ファイル共有時には、自社ロゴやメッセージなどを添えて共有可能です。取引先にファイルを共有する際などに自社ブランドをアピールできます。
アクティビティの監視も実施。ユーザーのアカウントアクティビティすべての記録を残しており、バージョン変更前のファイルにもアクセス可能です。
pCloudの概要・価格感
運営会社 |
pCloud AG |
機能 |
|
無料 トライアル |
なし |
価格感 |
※税込価格は要問い合わせ |
infiniCloud
画像引用:infiniCloud
infiniCloudのおすすめポイント
- 無料プランでも20GBのストレージが付与される
- 過去2週間のデータを復元できる
- 外部アプリとの連携が充実している
infiniCloudは、infiniCloud株式会社が提供するオンラインストレージです。純国産のストレージで、無料プランから3つの有料プランまで、必要なストレージ容量に合わせたプランを用意。「無料プラン」でも20GBのストレージが付与されます。
また同サービスは、データ復元に強いです。最大2週間分のデータを復旧できる上に、人為的ミスによるデータ削除やランサムウェアに感染した場合でも、データを戻すことができます。
連携できる外部アプリも豊富です。写真アプリや音楽アプリ、書籍アプリなどと紐づけることができ、データの共有がスムーズになります。
infiniCloudの概要・価格感
運営会社 |
infiniCloud株式会社 |
機能 |
|
無料 トライアル |
なし |
価格感 ※税込み |
|
オンラインストレージの失敗しない選び方
おすすめのオンラインストレージをご紹介しました。しかし、どのストレージが自社に合っているのかわからない方もいるでしょう。ここでは、オンラインストレージの失敗しない選び方をお伝えします。
ストレージの容量
まず注目したいのが、ストレージに保管できるデータの容量です。企業として利用する場合、「1アカウントあたりのデータ容量」をチェックしましょう。
書類ファイルをメインで扱う場合は数GB(ギガバイト)で問題ありませんが、映像ファイルを多く扱うとなればTB(テラバイト)の容量が必要でしょう。
ただし、ストレージ容量が増えると料金も高くなります。必要なデータ量と予算を考慮した上で最適なストレージを選びましょう。
対応しているデバイス
テレワークなどでモバイル利用する場合は、スマートフォンやタブレットへの対応可否もチェックしておきましょう。具体的には、契約したいオンラインストレージか「アプリ対応しているか」です。同時にトライアル期間などでアプリの使いやすさも確認しておきましょう。
アップロードの速さ
ファイル転送などでデータをアップロードすることも出てきます。その際、容量の大きなデータを扱ってもアップロードが速いか確認しましょう。アップロード速度はサービスによってさまざま。有料版でもアップロードの遅い場合があるので、トライアル期間などで確認しておきましょう。
セキュリティやシステム障害への対応
オンラインストレージにおけるセキュリティ対策やシステム障害への対応は、サービス運営側に委ねられます。契約を検討している場合は、以下の項目を確認しましょう。
- SSLによるデータ暗号化が施されているか
- IPアドレス制限などアクセス制限機能があるか
- ウイルス対策がされているか
- ログ管理でアクセス履歴を確認できるか
第三者からの不正ログインを防ぐための機能をはじめ、万が一システム障害が起きたときの対応内容も問い合わせなどで確認しておきましょう。
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オンラインストレージ導入のメリット
企業のオンラインストレージ導入には、どのようなメリットがあるのでしょうか。本章で詳しくお伝えします。
ネット環境があればいつでも・どこでもアクセスできる
オンラインストレージでは、クラウド上でデータの保管・共有ができます。したがってインターネット環境が整っていれば、いつでも・どこでもアクセス可能です。オフィス勤務だけでなく、テレワークやフレックスタイムなど従業員が「オフィス外」にいる場合でも業務を遂行できます。
ストレージ自体の管理をしなくてよい
オンラインストレージの管理やアップデートは、ストレージの運営側が実施。サーバー管理やトラブル対応もすべて運営側が行うため、企業側の管理工数はかかりません。基本的には「サービス(ストレージ)を利用するだけ」なので、業務効率化につながります。
データ管理のリスク分散ができる
オンラインストレージでは、運営側が用意したサーバー上にデータを保管します。そのため、会社とは切り離した保管が可能です。万が一、災害などのトラブルが起きてオフィスのPCや書類が破損・紛失しても、ストレージに入っているデータは守られます。このようにオンラインストレージは、「万が一のリスク分散」としてもおすすめです。
オンラインストレージ導入のデメリット
オンラインストレージにはメリットがある反面、注意しなければならない点もあります。オンラインストレージ導入のデメリットを見ていきましょう。
パスワードの管理を徹底する必要がある
オンラインストレージにおける情報漏洩の原因は、その多くが「パスワードの流出」といわれています。以下のようなパスワード管理を行っている場合は改善が必要です。
- そもそも見破られやすいパスワードを設定している
- 同じパスワードを複数サービスで使いまわしている
上記のようにパスワード管理が甘いと、第三者から不正アクセスされてしまいます。パスワードの管理を徹底するとともに、管理者がアクセス権限を誰に与えているか把握するなどの対策が重要です。
システム障害が起きた際に自社対応できない
オンラインストレージのシステム自体にトラブルが起きた際、対応するのはサービスの運営側です。自社では何もできず、システム復旧を待つしかありません。
ただしオンラインストレージの多くは、システム障害を想定した上でサービス設計を行っているため、過度な心配は不要です。しかし何も起こらないとは言い切れないため、最重要データは紙媒体で保管しておくなど、万が一を想定したリスク分散をしておきましょう。
カスタマイズ性が低い
データ容量やデザイン、操作性などサービス設計はすべて運営側が行っています。したがって自社に合わせたカスタマイズはできません。サービスによってはデザイン変更やページの仕様変更、フォルダの細分化などカスタマイズができる場合も。もしストレージ自体のカスタマイズにこだわる場合は、契約する前に運営側に確認しておきましょう。
【まとめ】おすすめのオンラインストレージを紹介しました
サービスによってストレージの容量や操作性、セキュリティ体制はさまざま。セキュリティやトラブル発生時については、基本的に運営側に委ねることになります。そのため、「万が一」が起きた際の対策内容などを確認し、自社の目的や欲しい機能の備わったオンラインストレージを選びましょう。
なお、データの保管・共有システムの開発を発注したいが、制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はシステム幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
この記事を書いた人
三浦 麗市
専門分野: SEO、ライティング
Webライター。大学在学中よりSEOライティングを学び後にフリーランスとして独立。また並行して飲食店も経営しています。仕事のモットーは「顧客第一主義」