会員管理システムの導入費用目安|おすすめサービスを費用で比較【2024年最新版】

会員管理システムの導入費用目安|おすすめサービスを費用で比較

「Excelでの会員管理に限界を感じている。システム化を検討している」「でも会員管理システムってよくわからない」と悩みを感じている方は非常に多いはず。

・会員管理システムの導入費用はいくらくらい?費用の仕組みは?
・会員管理システムはどう選べばいい?おすすめのサービスは?

そこで本記事では、会員管理システム導入費用の目安やできること、類似システムとの違いや選び方のポイントを解説!会員ビジネスを展開する店舗・組織におすすめの会員管理システム / サービスも紹介していきます。

※自社に合う会員管理システムの選び方がわからない、選ぶ時間がない、おすすめのサービスを選んでほしい方はシステム幹事にお問い合わせください。予算や目的などをヒアリングした上で、御社に最適な会員管理システムを選定します。相談料・紹介料はいっさいかかりません。

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目次
  1. 1. 会員管理システムの導入費用目安
    1. 1-1. 初期費用:5〜15万円程度|月額費用:高くても35,000円程度
  2. 2. おすすめ会員管理システム比較5選
    1. 2-1. hacomono
    2. 2-2. Smart Hello
    3. 2-3. Shikuminet
    4. 2-4. SmartCore
    5. 2-5. 会費ペイ
  3. 3. 費用以外での会員管理システムの選び方
    1. 3-1. システム化の目的・ゴールを明確にする
    2. 3-2. 必要な機能を洗い出す
    3. 3-3. セキュリティを確認
    4. 3-4. 連携できる外部システム
    5. 3-5. サポート体制がどうなっているか
  4. 4. 会員管理費用まとめ

会員管理システムの導入費用目安

会員管理システムの導入方法は、大きくクラウド(SaaS)型を利用するか、パッケージを購入して自社サーバに構築するか、スクラッチ(オリジナルのシステムをゼロから開発すること)で会員管理システムを開発する方法があります。ただし、会員管理システムの現在の主流となっている導入方法は、クラウド型です。そのため、本記事ではクラウド型に特化して説明していきます。

■クラウドとパッケージの違い

■クラウドとパッケージの違い

クラウド型会員管理システムの場合、大まかな導入費用目安は下記の通りです。

初期費用:5〜15万円程度|月額費用:高くても35,000円程度

クラウド型会員管理システムには、

  • 毎月決まった月額費用がかかるタイプ
  • 月額費用は無料で会費などの決済ごとに手数料が発生するタイプ

の2種類に分類できます。

とくに社員数で上記のいずれかが適するかが、わかりやすく判別しやすいでしょう。従業員数が数名と少ない場合は、「月額費用は無料で会費などの決済ごとに手数料が発生するタイプ」が適するといえます。

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おすすめ会員管理システム比較5選

実際にどんな会員管理システムがあるかイメージしやすくなるためにも、費用を中心に厳選したシステムを比較して紹介します。

サービス名

初期費用(税抜)

月額費用(税抜)

おすすめの企業

hacomono

150,000円

35,000円

スポーツ関連の施設・事業を運営している

Smart Hello

100,000円

10,000円~

会員ごとに入会の条件が異なる事業をしている


多店舗展開している

Shikuminet

50,000円~

1,000円~

オリジナルな機能をつけたい

SmartCore

無料
※有料プランもあり

13,250円〜

学術団体や協会

会費ペイ

無料

無料
※手数料はあり

社員数が少ない

hacomono

hacomono

画像引用:hacomono

費用内訳

費用(税抜)

備考

初期費用

150,000円

hacomonoの基本機能を網羅

月額費用(1店舗あたり)

35,000円

hacomonoの基本機能を網羅

クレジットカード決済オプション

5,000円

標準のQR決済に追加可能

口座振替オプション

5,000円

標準のQR決済に追加可能

独自ドメインオプション

3,000円

会員サイトを独自ドメインで運営するためのオプション

入退館連携(QR)

14,000円

hacomonoのQRと連動してドアの解鍵を

コントロールするオプション


「hacomono」は、東京都渋谷区に本社を構えるウェルネス事業会社、株式会社hacoonoが開発・提供するクラウド型会員管理・予約・キャッシュレス決済システムです。
初期費用は店舗の数に関係なく、1社あたりの計算です。独特なオプションが豊富で、とくに水素水サーバー連携をすると、会員のマイページから表示できるQRコードで、水素水オプションを契約している顧客に水素水サーバーが利用できるようになります。別途月額5,000円/店舗で可能です。3店舗以上で導入すると、1店舗あたりの月額料金が割引されます。

hacomonoは、フィットネスクラブ / スクール、公共運動施設 / セルフエステなど、店舗型会員施設のDXを推し進める基幹業務統合プラットフォームであることが特徴。マイページからの入会・決済・予約・デジタル会員証発行による顧客体験の向上、入退館・チェックイン・物販・在庫管理などの施設管理、会員管理・予約管理をはじめとしたバックオフィスの効率化を実現できるのはもちろん、データ分析をもとにしたクーポン発行・キャンペーン実施など経営のデジタル化も可能です。ZoomやLINE公式アカウントとも連携でき、とくにLINE公式アカウントと連携すれば、限定クーポンの提供やアンケートも実施しやすくなります。

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Smart Hello

Smart Hello

画像引用:Smart Hello

プラン

初期費用(税抜)

月額費用(税抜)

備考

スモール

100,000円

10,000円

会員・販売・来場管理に特化

ライトフィットネス

100,000円

20,000円

スモールにレッスン予約・

会費請求・データ分析を追加

ライトスクール

100,000円

20,000円

スモールにスクール管理・

会費請求・データ分析を追加

スタンダード

100,000円

30,000円

多店舗展開・

IP制限に対応する最上位プラン

「Smart Hello」は、京都市中央区に本社を構えるソフトウェア開発会社、株式会社システム ディが開発・提供するクラウド型会員管理システムです。利用料は店舗ごとに生じます。利用料金は年一括払いでの支払いとなるので留意しましょう。システム導入時には訪問で1回、Webで無制限でのサポートが受けられ、全プランに電話サポートが月額5,000円で提供。集金代行もしてくれます。

Smart Helloは、フィットネスクラブ / スクール / 公共施設など、会員ビジネスを展開する1,100以上の施設への導入実績を持つパッケージソフト「Hello EX」のノウハウを投入し、より導入しやすく使いやすいSaaSとして提供を開始。店頭で入会受付・チェックイン・予約・ドア解鍵・POS機能を利用できるほか、フォーム付きの入会サイトの構築や、集約されたデータをもとにした分析・会費の決済も可能。多店舗展開する企業の会員管理も一元化できます

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Shikuminet

Shikuminet

画像引用:Shikuminet

プラン

初期費用(税抜)

月額費用(税抜)

OB会・同窓会限定プラン

50,000円

1,000円

ベーシックプラン 〜500名

180,000円〜

30,000円

ベーシックプラン 501〜600名

180,000円〜

32,000円

ベーシックプラン 601〜700名

180,000円〜

34,000円

「Shikuminet」は、東京都目黒区に本社を構える、しゅくみねっと株式会社が開発・提供するクラウド型会員管理・入金管理システムです。オプションは、1か月間のメール送信件数増加、名前や住所以外の管理項目数の増加、別途見積もりが必要ですが事務代行が用意されています。決済方法も豊富に用意されており、クレジットカードやコンビニ決済のほかに、Paypal、口座引落しなどもあります。

Shikuminetは、会員情報・イベント情報・決済情報を管理する3つのデータベースを連携させ、会員管理・イベント管理・決済管理を含む会員ビジネスの効率化を図る豊富な機能を網羅。会員一人ひとりにマイページが割り当てられ、情報の更新 / 会費の支払いなどをスマートフォンで完結可能です。クレジットカード以外にもコンビニ決済、ペイジー決済が用意され、入金・消し込みも自動化。会員向け掲示板、メール配信でコミュニケーションを促進することも可能です。

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SmartCore

SmartCore

画像引用:SmartCore

プラン名

初期費用(税抜)

月額費用

(税抜、年間契約の場合)

備考

スタンダードプラン

無料

13,250円〜

会員数を含む利用規模で

月額費用が変動

オリジナルドメインプラン

58,000円

22,000円〜

会員数を含む利用規模で

月額費用が変動

グループオプション

20,000円

36,000円〜(年額)

会員をグループに分けて管理

ペイメントオプション

別途見積もり

48,000円〜(年額)

決済オプション

イベントオプション

20,000円

36,000円〜(年額)

イベント管理機能

「SmartCore」は、東京都新宿区に本社を構える会員ソリューション開発会社、株式会社イーストゲートが開発・提供するクラウド型会員管理システムです。

SmartCoreは、マイページ、SNS、メール配信機能を持つ会員サイトを簡単に構築できる基本プランに、ニーズに合わせて選べる豊富なオプションを追加することで、効率的な会員管理システムを実現可能。会員数、ファイル容量、データベース容量、トラフィック、メール送信数によって費用が決まるため、使った分だけの支払いとなるのもポイント。100名までの小規模組織から40,000名規模まで対応でき、カスタマイズを依頼することも可能です。

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会費ペイ

会費ペイ

画像引用:会費ペイ

費用内訳

費用

備考

初期費用

無料

口座登録・変更時にかかる手数料500円

月額費用

無料

 

システム手数料1

3.5%

決済手数料込みの料金に対して

システム手数料2

100円

決済1件ごと、会員負担にすることも可能


「会費ペイ」は、東京都港区に本社を構えるペイメント事業会社、株式会社メタップスペイメントが開発・提供するクラウド型会員管理・決済管理システムです。口座登録や変更時には、別途500円の手数料がかかることに注意しましょう。

会費ペイは、会員側で利用する入会申込Webフォーム、決済画面と、運営側が利用する会員管理システム / 請求管理システムを連動させ、入会手続きから集金・入金確認までをまとめて自動化可能。導入・運営にかかる費用は決済した分にかかるシステム利用料のみのため、初期費用・月額費用無料で使えるのもポイントです。

※自社に合う会員管理システムの選び方がわからない、選ぶ時間がない、おすすめのサービスを選んでほしい方はシステム幹事にお問い合わせください。予算や目的などをヒアリングした上で、御社に最適な会員管理システムを選定します。相談料・紹介料はいっさいかかりません。

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費用以外での会員管理システムの選び方

費用以外での会員管理システムの選び方

ここまでの解説でもおわかりのように、類似システムの多い会員管理システムの場合、適切なサービスを慎重に選定しなければなりません。実際、会員管理システムを導入してはみたが効果が感じられないという失敗例もあるので、必ずおさえておきましょう。

システム化の目的・ゴールを明確にする

たとえば、システム化の目的が会員獲得にあるのなら、会員管理システムよりもMA / SFA / CRMツールの方が最適。サービスや施設予約・決済を合理化したいなら予約管理システムの方が適切でしょう。「会員管理」という言葉だけにとらわれていると、業務効率化どころか間違ったシステムを導入してしまうことも考えられます。

必要な機能を洗い出す

どのような機能があればゴールを達成できるのか?会員管理システムに求める機能を洗い出していきましょう。

会員管理システムの主な機能は「効率的な会員管理」「決済・消し込み」「メール配信などのマーケティング」です。しかし、すべての機能を網羅するサービスばかりではないのです。コア機能に必要なオプションを追加すると費用のかかる会員管理システムもあるため、事前に必要機能を洗い出しておくと予算も組みやすくなります。

セキュリティを確認

個人情報を扱う会員管理システムだけに、サービスのセキュリティも確認しておきたいポイントです。ただし、近年ではクラウドサービスであってもセキュリティが問題になることはほとんどありません。むしろ、運用・保守の行き届いていないオンプレミスよりも、常にメンテナンスされているクラウドサービスの方がセキュリティも強固だといえます。先述の「会費ペイ」では、PCI DSS準拠 ・ ISMS認証取得 ・ プライバシーマーク取得が公式サイトに記載されています。神経質になる必要はありませんが、公式サイトに記述がないようであればベンダーに問い合わせてみるのも一つの方法です。

連携できる外部システム

先述の「SmartCore」はGoogleアナリティクスと連携できるため、ユーザーのサイト上での行動分析などマーケティング活用にも応用できます。また、先述の「hacomono」はLINEと連携できるため、よりスムーズにユーザーとコミュニケーションをとれます。

サポート体制がどうなっているか

システムを導入しても、「使い方がわからない」「設定を間違えてしまった」といったトラブルは必ずといっていいほど起こります。

そのため、
・電話やメールなどの対応だけなのか
・導入後の訪問サポートが付いているのか
・導入時の支援やフォローがあるか

などサポート体制はどのようなものが用意されているかも確認しましょう。自社がほしいとするサポート体制があるかを社員から聞いておくといいでしょう。運営側のサポート体制はシステムを社内に浸透させるためにも大切です。

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会員管理費用まとめ

会員管理システムの導入を検討している方に向け、本記事では、会員管理システムの費用相場、会員ビジネスを展開する店舗・組織におすすめの会員管理システム / サービスを紹介してきました。

会員ビジネスといっても、そのあり方は組織に応じて多種多様。業務を効率化して会員のエンゲージメントを高めるための最適なシステムも、それぞれの組織に応じて異なります。適切な会員管理システムを導入するには、自社の目的・ゴールを明確にし、CRMや予約システムなどの類似システムも視野に入れながら慎重にサービスを比較検討していくことが重要です。

※自社に合う会員管理システムの選び方がわからない、選ぶ時間がない、おすすめのサービスを選んでほしい方はシステム幹事にお問い合わせください。予算や目的などをヒアリングした上で、御社に最適な会員管理システムを選定します。相談料・紹介料はいっさいかかりません。

コンサルタントのご紹介 システム幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 専任のコンサルタントが、
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Q. 会員管理システムの費用相場は?

会員管理システムの費用相場は、初期費用が高くても150,000円程度、月額費用は高くても35,000円程度です。