Swiftを使ったiPadアプリの開発方法とは?利用メリット・デメリットも説明します

Swiftを使ったiPadアプリの開発方法とは?利用メリット・デメリットも説明します

Swiftを活用したiPadでのアプリ開発を考えているが、開発方法がわからないと悩んでいる方もいるかと思います。

そこで本記事ではSwiftを活用したiPadアプリの具体的な開発方法や、Swiftのメリット・デメリットをご紹介します。

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目次
  1. 1. iPadでのアプリ開発には「Swift」が必要不可欠
  2. 2. Swiftを利用するメリット
    1. 2-1. 初心者でも学びやすい
    2. 2-2. アプリの処理速度が速い
    3. 2-3. Apple製品に対する汎用性が高い
  3. 3. Swiftを利用する際の注意点
    1. 3-1. コンパイルの処理が遅い
    2. 3-2. Androidでの開発ができない
  4. 4. Swiftを使ってiPadでアプリを開発する方法
    1. 4-1. 1.「Swift Playgrounds」をインストールする
    2. 4-2. 2.2つの画面を見ながらコーディングを行う
    3. 4-3. 3.アプリをApp Storeにアップロードする
  5. 5. 【まとめ】Swiftを使ったiPadアプリ開発について紹介しました

iPadでのアプリ開発には「Swift」が必要不可欠

PCがなくても、iPadでもアプリ開発は可能です。ただしiPadは画面サイズや処理能力などの面でPCに劣るため、本格的な開発は難しいといえます。

iPadでアプリ開発をする際に必須となるのが「Swift」と呼ばれるプログラミング言語です。SwiftはApple社が提供するオープンソース言語で、 iPadやMac、iPhone向けのアプリ開発が行えます。

Swiftを用いたツール例として、Apple社が運営する「Swift Playgrounds 4」があります。このツールを活用することで、Swiftを用いたアプリ開発から公開までが可能です。

このようにSwiftを活用することで、iPadでの開発はもちろん、プログラミングに慣れていない人でも画面上で既存のコードを組み合わせてアプリ開発ができます。

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Swiftを利用するメリット

Swiftを利用するメリット

プログラミング言語「Swift」の3つのメリットをご紹介します。

初心者でも学びやすい

Swiftはプログラミングに慣れていない人でもアプリを開発しやすいように設計された言語です。そのためコーディングの知識は必要なく、用意されたコードを埋め込むことでアプリを開発できるのが特徴です。

RubyやPythonといった汎用性の高い言語を参考にしているため、可読性が高く、文法もわかりやすいです。

アプリの処理速度が速い

開発したアプリの処理速度が速いのもSwiftのメリットです。AppleによるとSwiftを使ったアプリでは、検索アルゴリズムの処理速度が大幅に速くなったそうです。Objective-Cよりも2.6倍、Python2.7よりも8.4倍の高速処理を実現したというデータもあります。

参考:Swift公式 | Apple

Apple製品に対する汎用性が高い

SwiftはApple製品向けに開発されたプログラミング言語のため、MacやiOS、Apple Watch、Apple TVといったApple製品に適用可能です。一般的なアプリ開発では複数の言語を扱うケースも多いですが、Swiftでは1つの言語で複数のデバイス向けのアプリを開発できます。

Swiftを利用する際の注意点

Swiftを利用する際の注意点

Swiftにはメリットがある反面デメリットもあります。次の2つには注意しましょう。

コンパイルの処理が遅い

コンパイルとは記載されたソースコードを、コンピュータが実行可能なコードに変換することを指します。Swiftは処理速度の差分を埋めるためのサポートがされていないため、コンパイルへの変換作業が遅いといわれています。

Androidでの開発ができない

SwiftはApple製品のみに対応したプログラミング言語です。したがってAndroidのアプリ開発はできません

SwiftはAndroidに対応していないため、両方に登録する場合、別のプログラミング言語を使う必要があります。

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Swiftを使ってiPadでアプリを開発する方法

Swiftを使ってiPadでアプリを開発する方法

最後に、Swiftを使ってiPadでアプリを開発する方法をご紹介します。大まかな流れは以下の3つです。

1.「Swift Playgrounds」をインストールする

まずはAppleが提供するプログラミングツール「Swift Playgrounds 4」をインストールしましょう。iPadまたはMacで利用可能です。

Swift Playgroundsではツールを使いこなすためのレッスンも用意されており、基本的な使い方からスキルアップを目指すための腕試しもできます。

2.2つの画面を見ながらコーディングを行う

アプリを開くと、すぐにコードの入力画面が表示されます。入力画面は「コンテンツビュー画面」と「Appプレビュー画面」に区切られており、2つの画面を見ながらコーディングを進めましょう。

基本的には、用意されたコードをドラッグ&ドロップでアプリ開発を進めます。自分で書くことも可能です。わからないコマンドが出てきても「ヘルプ」によって説明を見ることができます。

3.アプリをApp Storeにアップロードする

アプリが完成したら、Apple製品向けのダウンロードプラットフォーム「App Store」にアップロードします。

アップロードは、Swift Playgroundsの「App設定」から「App Store Connectにアップロード」のボタンをクリックするだけ。

その後、審査の手続きを踏み、合格することでアプリが公開されます。なお、App Storeには年間99ドルの登録費用がかかるため注意が必要です。

【まとめ】Swiftを使ったiPadアプリ開発について紹介しました

PCのような本格的な開発は難しいですが、iPadでも十分にアプリを開発できます。Apple社が提供する「Swift Playgrounds」によって、さらにアプリ開発は容易になります。プログラミングに慣れていない方は、チュートリアルや既存コードを活用しながらアプリ開発を進めましょう。

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