ShopifyとAPI連携できる在庫管理アプリ10選【2024年4月最新版】

ShopifyとAPI連携できるアプリ10選

Shopifyの在庫管理で、「どのアプリを選んだら良いかわからない…」などの悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。

本記事ではShopifyとAPI連携できるおすすめのアプリと、在庫管理の注意点について解説します。この記事を読むことで、Shopifyの在庫管理でどのようなアプリを導入すべきか、在庫管理をどう効率化できるかイメージできるようになります。

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目次
  1. 1. APIとはアプリケーションどうしをつなぐもの
  2. 2. Shopifyの在庫管理をするメリット
    1. 2-1. 在庫数を把握することで在庫切れをなくす
    2. 2-2. 物流の管理のコストを削減できる
    3. 2-3. ABC分析によって販売の傾向がわかる
  3. 3. ShopifyとAPIで連携できる在庫管理アプリ10選
    1. 3-1. 1.AnyLogi(エニーロジ)
    2. 3-2. 2.はぴロジ
    3. 3-3. 3.LOGILESS(ロジレス)
    4. 3-4. 4.ロジクラ
    5. 3-5. 5.mylogi(マイロジ)
    6. 3-6. 6.NEXT ENGINE(ネクストエンジン)
    7. 3-7. 7.SHIPPINNO(シッピーノ)
    8. 3-8. 8.Zoho Inventory(ゾーホーインベントリ)
    9. 3-9. 9.SPEED LOGI(スピードロジ)
    10. 3-10. 10.OPEN LOGI(オープンロジ)
  4. 4. Shopifyで利用できる在庫管理機能
    1. 4-1. 1.商品の在庫数を確認できる機能
    2. 4-2. 2.商品の在庫状況を追跡する機能
    3. 4-3. 3.商品の在庫数量を変更する機能
    4. 4-4. 4.在庫によって商品を非表示にする機能
    5. 4-5. 5.仕入れ時の在庫情報を記録する機能
    6. 4-6. 6.ABC分析結果を確認できる機能
  5. 5. Shopifyで在庫管理をする際の注意点
    1. 5-1. 各機能を有効にするためには設定が必要
    2. 5-2. 在庫切れを起こさない
  6. 6. Shopifyの在庫管理のノウハウをお伝えしました

APIとはアプリケーションどうしをつなぐもの

APIとは、「Application Programming Interface」の頭文字を取ったもので、アプリケーションとアプリケーションの間をつなぐもの。

Shopifyでいえば、Shopifyと他のアプリを連携させるための窓口を示し、APIがあることで、Shopifyをより便利に使いこなせます

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Shopifyの在庫管理をするメリット

Shopifyの在庫管理をするメリット

Shopifyの在庫管理は、コスト削減や、トラブル防止に役立ちます。

具体的には以下のメリットがあるでしょう。

在庫数を把握することで在庫切れをなくす

Shopifyでの在庫数を把握することで、在庫切れをなくすのに効果的。在庫管理がうまくできていないと、在庫切れにより、チャンスロスを生み出す、クレームになる可能性があります。

Shopifyでは、商品の在庫数量の変更や、在庫切れ商品を非表示にする機能、仕入れ時の在庫情報を記録する機能があります。これらの機能により、「購入しようと思っていた商品が在庫切れで購入意欲を無くしてしまう」などのようなトラブルが回避可能です。

物流の管理のコストを削減できる

Shopifyを利用することで、物流の管理コストを削減できます。

Shopifyを利用することで、以下のようなことができるためです。

  • アプリ活用により、配送を効率化できるサービスが利用可能
  • 通常配送・店舗受け取り・デリバリーが選択可能

配送に関するもの以外に入庫や検品、梱包など物流に関するサービスが利用できるため、商品工程を、自社の戦略にあわせて最適化可能です。

また、通常配送以外に、店舗受け取りやローカルデリバリーも選択できます。そのため、事業者に向けての配送であれば、配送料の削減が可能。ローカルデリバリーとは、飲食物などの出前に利用できるもので、手数料4%ほどで利用できます。

ABC分析によって販売の傾向がわかる

レポートアプリによるABC分析によって、商品の売れ行き傾向が分かることもメリット。

ABCレポートの分析機能を利用することで、どの商品の在庫を優先的に確保するか、判断するのに役立ちます

ABC分析を利用することで、商品を以下のようにカテゴリ分けします

  • Aクラス:トップセラー商品で売上の80%を占める
  • Bクラス:収益の15%を占める商品
  • Cクラス:収益の5%を占める商品

これらのクラス分けを通して、Aクラスの商品の在庫を多く確保する、Cクラスの在庫を少し減らして、保管費用の削減を図るということが可能です。

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ShopifyとAPIで連携できる在庫管理アプリ10選

Shopifyに備わっている機能だけでは、在庫管理が難しく、出荷の手配などまで自動化したい場合には、外部アプリの導入がおすすめ。外部アプリを導入することで、事業の幅も広がるでしょう。今回は、日本語対応のshopifyで、APIで連携して在庫管理ができるアプリを厳選してご紹介します。

1.AnyLogi(エニーロジ)

1.AnyLogi(エニーロジ)

画像引用:AnyLogi
「AnyLogi」はECカートと物流を管理できるサービス。商品管理、在庫・出庫管理、決済確認・カスタマーサポートまで大部分の物流業務をAnyLogiで一元管理できます。
初期費用・固定費がかからず、完全従量課金制で、運営店舗数や商品点数による追加費用もかからないのが特徴です。

1.AnyLogi(エニーロジ)②

画像引用:AnyLogi

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2.はぴロジ

2.はぴロジ

画像引用:はぴロジ

「はぴロジ」は、株式会社はぴロジが提供する、あらゆるカート・モール・受注管理システムとWMS(在庫管理システム)の両方を合わせ持つサービス。あらゆる商品を、入荷から検品、同梱対応、ギフトラッピング、配送までボタン1つで管理できます。

料金は月の出荷件数で決められ、100件まではスタートプランとして無料で利用できます。

2.はぴロジ②

画像引用:はぴロジ

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3.LOGILESS(ロジレス)

3.LOGILESS(ロジレス)

画像引用:LOGILESS

「LOGILESS」は株式会社ロジレスが提供するOMS(オーダーマネジメントシステム)・WMS(倉庫管理システム)が一体となったEC自動出荷システム。

業種や・業態様々な700社以上に導入されています。受注業務・出荷業務・在庫管理を自動化するのに役立つシステムです。

フリーロケーション管理、出荷期限日管理、ロット管理などができ、出荷についても作業のグルーピング、送り状の発行、帳票の出力などの作業を自動化できます。

利用料金は基本料金月額22,000円(税込)と出荷件数ごとの従量課金で計算されます。

3.LOGILESS(ロジレス)②

※画像引用:LOGILESS

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4.ロジクラ

4.ロジクラ

画像引用:ロジクラ

「ロジクラ」は、無料でも利用ができる在庫管理ソフト。在庫管理からiPhoneを使った検品や、出荷業務の効率化、高速スキャンにも対応しています。

自社倉庫でも委託倉庫でも利用でき、24時間365日稼働のフルフィルメントセンターの利用やOMOストアでの対応も可能です。初期費用は無料で、出荷量や利用できる機能で金額は変わります。

4.ロジクラ②

画像引用:ロジクラ

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5.mylogi(マイロジ)

5.mylogi(マイロジ)

画像引用:mylogi

「mylogi」はアートトレーディング株式会社による、商品管理、受注、出荷、在庫管理、出荷、配送までワンストップで管理できるEC特化の物流システムツール。

商品在庫管理や入荷出荷管理など、物流に関係する作業を1つにまとめて管理できます。OMS(オーダーマネジメントシステム)でもWMS(倉庫管理システム)でも、mylogiのみで管理可能です。

初期費用は0円で月額料金は2種類のプランから選択できます。出荷件数300件まで15,000円のBasicプランと出荷件数1,000件まで30,000円のStandardプラン2種類のプランから選択可能です。

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6.NEXT ENGINE(ネクストエンジン)

6.NEXT ENGINE(ネクストエンジン)

画像引用:NEXT ENGINE

「NEXT ENGINE」は、Hamee株式会社が提供する、複数のネットショップを一元管理し、受注・在庫・商品の業務の自動化・効率化を実現できるサービスです。

受注管理、在庫管理、商品登録、決裁連携、送り状発送、POS連携、メール送信、発注、仕入れ、メールマーケティングの機能など、200種類以上の機能が搭載されています。

初期費用0円、月額利用料金11,000円(税込)と利用量に応じた従量課金で料金設定されています。400件以下の場合には、基本料金で利用可能です。

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7.SHIPPINNO(シッピーノ)

7.SHIPPINNO(シッピーノ)

画像引用:SHIPPINNO

「SHIPPINNO」は受注確認や注文処理、発送依頼まで、ECの出荷に関する業務の自動化をサポートするサービス。受注から出荷依頼、在庫同期まで24時間自動処理してくれます。

FBAなど国内800以上の物流倉庫と、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Shopify、Amazon、ネクストエンジンをつなぎ、物流体制づくりまでサポートします。

店舗と物流サービスの連携数で金額は決められており、1連携につき月額10,780円(税込)と、出荷件数の合計による従量課金、全ストアのSKU(受発注・在庫管理を行うときの、最小の管理単位)の合計で計算されます。また、1ヶ月の利用トライアルも利用可能です。

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8.Zoho Inventory(ゾーホーインベントリ)

8.Zoho Inventory(ゾーホーインベントリ)

画像引用:Zoho Inventory

「Zoho Inventory」はZOHO JAPAN CORPORATIONが提供する在庫管理、注文管理、在庫管理サービス。

マルチチャンネルの在庫管理システムで、注文管理や、配送との連携、会計ソフトとの連携、一気通貫の在庫管理や倉庫管理に対応しています。

利用料金は1月あたりの注文数や、配送状況追跡数で決められ、ビジネスの規模にあわせて選択可能です。

8.Zoho Inventory(ゾーホーインベントリ)②

※画像引用:Zoho Inventory

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9.SPEED LOGI(スピードロジ)

「SPEED LOGI」は トランスコスモス株式会社による、Shopify専門の物流業務支援サービスです。入荷・保管・出荷・返品から利用でき、最短3日で利用開始できます。Shopifyと自動で連携できるため、複雑な設定不要で利用可能です。

利用料金はパレット1枚単位からの利用が可能で、配送料金がかかります。パレットは1枚6,930円(税込)から、配送料金は、商品の大きさや配送場所によって異なります。

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10.OPEN LOGI(オープンロジ)

10.OPEN LOGI(オープンロジ)

画像引用:OPEN LOGI

「OPEN LOGI」は株式会社オープンロジが提供する、物流に関するすべての業務を代行する物流プラットフォームです。

10,000社以上の導入実績があり、50拠点のフルフィルメントネットワークの拡張性と、ソフトウェアによる自動化・効率化に対応しています。また、成長への伴走とデータ活用による品質マネジメントのサポートも可能です。

利用料金は初期費用と固定費が無料で、入庫保管費と配送料金が従量課金制となっています。なお、詳細な金額については、別途お問い合わせください。

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Shopifyで利用できる在庫管理機能

Shopifyでは、APIを導入せずに利用できる在庫管理機能もあります。

それが以下の6つです。

  1. 商品の在庫数を確認できる機能
  2. 商品の在庫状況を追跡する機能
  3. 商品の在庫数量を変更する機能
  4. 在庫によって商品を非表示にする機能
  5. 仕入れ時の在庫情報を記録する機能
  6. ABC分析結果を確認できる機能

在庫管理のための設定は、管理画面から操作可能です。できることや簡単な使い方について解説します。

1.商品の在庫数を確認できる機能

Shopifyは、全商品の在庫数の確認と管理が可能。「商品管理」ページを開くと、色や種類ごとの在庫数まで確認できます。

詳細な在庫状況の確認は「在庫ページ」にて確認可能です。出品状況やタグ、在庫数量などの条件を指定して検索できます。

2.商品の在庫状況を追跡する機能

商品の在庫状況の追跡では、元々の在庫から売れた商品を差し引いた最新の在庫数を確認可能です。Shopifyの管理画面から「商品」→「すべての商品」を選択し、在庫確認したい商品を選択します。次に「在庫」から、「在庫を追跡する」を選択しましょう。在庫追跡は最大90日間の在庫追跡ができます。

3.商品の在庫数量を変更する機能

商品を入荷し、在庫数に変更がある場合には、在庫の数量を変更する必要がでてきます。商品の在庫数量を変更する方法は、「在庫ページ」や「商品の詳細ページ」で変更する方法と、CSVファイルをアップロードする方法の2種類です。

複数の場所で在庫がある場合には、場所ごとに在庫数量を変更する必要があります。

4.在庫によって商品を非表示にする機能

Shopifyは在庫のない商品を非表示にする機能があります。商品の在庫がない状態で、掲載しておくこともできますが、在庫のない商品を非表示にすれば、ユーザーの購入意欲をなくす状態を回避可能です。

ただし、在庫確保がすぐにできる場合には、「入荷待ち」の表示をしておくことも選択肢の1つ。在庫を非表示にする機能は、「自動コレクション機能」を利用します。「自動コレクション機能」で、「在庫数が0より大きい」を指定することで、在庫がない商品を非表示にできます。ただし、在庫の追跡機能を有効にしていない場合には利用できません。

5.仕入れ時の在庫情報を記録する機能

Shopifyでは、仕入れ時の在庫状況を場所ごとに記録することも可能。そのためには、まずShopifyで、小売店や倉庫など、在庫に関わる場所をロケーションとして記録する必要があります。記録が完了したら、在庫を転送した際に、商品在庫の自動更新が可能です。

また、商品ページからは、入荷中のアイテムと数量、商品ごとの到着予定日を確認できます。
なお、ロケーションの利用可能数は、Shopifyのプランによって変わります。そのため、事前にプランを確認しておきましょう。

ただし、外部業者によるフルフィルメントサービスを使用する商品に関しては、別のサービスを利用しなければ、記録できません。

6.ABC分析結果を確認できる機能

ABC分析とは、商品を売上高、コスト、在庫などの指標からランク分けし、カテゴリごとに優先順位を分けて分析する手法。ABC分析を行うことによって、売れる商品とそうでない商品のすみ分けができ、在庫の無駄を削減できます。

Shopifyでは、スタンダードプラン以上のプランで、管理画面からレポート内容が確認可能です。
ただし、Shopify Liteやベーシックプランの場合でも、専用アプリを導入すればABCレポートを確認できます。

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Shopifyで在庫管理をする際の注意点

Shopifyで在庫管理をする際の注意点

Shopifyで在庫管理する際には、事前の設定や、管理時に注意したい点があります。

各機能を有効にするためには設定が必要

Shopifyの管理画面は、分かりやすいUIですが、自社の状況にあわせてより適切な管理をするためには、設定が必要です。

在庫の追跡機能や、在庫切れの商品を非表示にする機能では、事前の設定が必要になります。管理画面の操作に慣れていない初心者の方には難しいこともあるでしょう。

在庫切れを起こさない

在庫がない場合に、商品が売れてしまうというのは、ECサイトを運営する際に、避けたいトラブルの1つ。Shopifyでは、在庫がない場合に非表示にする機能など、トラブル防止の機能があります。しかし、在庫切れを起こさないことがベターなのは間違いありません。

在庫切れによるチャンスロスにならないよう、在庫管理をしっかりとして、在庫が常にある程度ある状態を維持しましょう。

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Shopifyの在庫管理のノウハウをお伝えしました

本記事では、Shopifyでの在庫管理に活用できる在庫管理アプリや利用できる機能について、紹介してきました。

提供するサービスやビジネスの規模で最適な在庫管理の方法は変わるため、自社のビジネスの業態にあわせた方法の選択が大切です

今回ご紹介したアプリだけでなく、英語版なども含めると様々機能を備えた在庫管理アプリが存在しており、どのサービスが一番自社に適しているのか悩む方もいるかと思います。

※Shopifyの在庫管理の方法にお困りの方はシステム幹事にご相談ください。専門のコンサルタントがあなたの要望を丁寧にヒアリングし、最適な方法についてアドバイスします。相談料は一切かかりません。

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Q. ShopifyとAPI連携できるアプリのおすすめは?

ShopifyとAPI連携できるおすすめのアプリとして「AnyLogi(エニーロジ)」「はぴロジ」等が挙げられます。それぞれの詳しい特徴は記事内で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Q. Shopifyで在庫管理するメリットは?

Shopifyで在庫管理するメリットとして「在庫切れの防止につながる」「物流の管理コストを削減できる」詳しい内容については記事をご覧ください。