SEの開発に関わる業務内容求めるべきスキル・必要な年収(人件費)を解説【2024年最新版】

SEの開発に関わる業務内容!求めるべきスキル・必要な年収(人件費)を解説

新規事業の立ち上げに伴い、システム開発を企画していてSEの採用を検討しているIT担当者には、
「そもそもSEの具体的な仕事内容がわからない」
「SEにはどのようなスキルを求められばいい?」
などの悩みを抱えている方もいるでしょう。

大規模なシステムを開発するなら、開発期間が長くなるため自社でSEを採用したほうがコストを抑えられる可能性があります。加えて、自社でのシステム開発において、自社のSEを採用するほうが必要な情報の伝達や共有がしやすいメリットもあります。

自社でSEを採用するなら、SEの仕事内容や開発工程などの情報を事前に把握しておきたいところです。本記事ではSEの基本情報を中心に、SEに求められるスキルなどを解説します。本記事を読むと、システム開発において、自社でSEを採用する際に必要な情報を理解できます。

※SEの採用よりも外注を少しでも検討している方は、システム幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。

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目次
  1. 1. SEの開発に関わる業務内容
    1. 1-1. システム設計と開発の違い
    2. 1-2. 開発と運用・保守の違い
    3. 1-3. 社内SEと開発SEの違い
    4. 1-4. インフラエンジニアと開発エンジニアの違い
  2. 2. SEを雇う際に!求めるべきスキル
    1. 2-1. コミュニケーション能力
    2. 2-2. マネジメント能力
    3. 2-3. プログラミングスキル
  3. 3. SEを雇うために必要な平均年収・人件費
    1. 3-1. 20代SE
    2. 3-2. 30代SE
    3. 3-3. 40代SE
    4. 3-4. 50代SE
  4. 4. SEにシステム開発を任せる際のコツ
    1. 4-1. 作りたいものを明確にする
    2. 4-2. 運用・保守を考慮して開発を進めさせる
    3. 4-3. 社内の関係者に情報共有をしながら進めさせる
  5. 5. システム開発の工程
    1. 5-1. 要件定義
    2. 5-2. 設計
    3. 5-3. 開発(プログラミング)
    4. 5-4. テスト
    5. 5-5. リリース
    6. 5-6. 運用・保守
    7. 5-7. 工程まとめ
  6. 6. 【まとめ】SEの採用が大変なら外注するのがおすすめ

SEの開発に関わる業務内容

SEを採用する前に、どのような仕事をするのか内容を把握しましょう。一口にSEと言ってもさまざまな業務があります。

SEは主に社内ユーザーや経営層からSEにシステムの要求があり、要件を決めて大まかな設計までを担当します。情報システム開発全般における上流工程(企画〜設計)を行うことがSEの主な仕事内容。その後の開発(プログラミング)やテストなどは、主にプログラマーが行うことになります。

SEはシステムの「どのようなシステムを作りたいのか」という要件決めや設計をする際に、予算・人員・進捗管理などのマネジメント業務も行うのです。SEの仕事は、プログラマーの上位職のイメージであり、システム開発の全体を管理する必要があります。ただし、企業や開発チームによっては実際の開発(プログラミング)やテスト、運用・保守も担当することもあります。

システム設計と開発の違い

システム設計とは、開発の前フェーズで「どのようにシステムを作るのか」を考える仕事です。
要件に基づいて、画面・帳票などの利用者が目にする部分や、必要な機能・実装方法といった利用者から見えない部分の設計図を書いていきます。設計の良し悪しによってシステムの品質が変わるので、重要な工程です。一方でシステム開発は、設計図に基づいてプログラムを組んでシステムを動作させる仕事です。

SEが設計したシステム要件に従い、主にプログラマーがプログラミング言語を使用して、ソフトウェアが動作するようにします。

開発と運用・保守の違い

システム開発にはさまざまな工程があり、リリースして終わりではありません。システムを安定稼働するには運用・保守が必要となります。開発と運用・保守の違いを把握することで、より詳しくSEが行う業務を理解できます。運用・保守を行うSEもいます。

開発は設計図に基づいて、システムを完成させることです。利用者に使用してもらえるように、動作するシステムの完成形を目指します。

運用保守は、システムのリリース後に稼働を管理したり、改修・修理をしたりする作業です。
運用はシステムが停止しないように監視して、稼働状態を常に把握する役割があります。例えば「サーバの起動・停止」「外部からの攻撃といったセキュリティ監視」「定型化されたオペレーション」などが運用の仕事内容です。
保守は、システムに不具合が発生した際に復旧・修正をする役割があります。安定稼働させるために、システムに変更を加えることが運用と異なる部分です。例えば「老朽化した機器のリプレイス」「バックアップの復旧」「ネットワークのメンテナンス」などが保守の仕事内容です。

社内SEと開発SEの違い

一口にSEといってもさまざまな種類があります。代表的なものだと社内SEと開発SEがいるため、それぞれの業務を理解すると自社に適した人材を採用できるようになります。

社内SEとは自社の課題を解決するために、システム構築・改修・運用をするのが仕事内容です。
経営課題や事業課題などを俯瞰しながら、目的・ニーズに合わせたシステムの企画・開発を行い、安定稼働するための運用・保守まで幅広い業務を行います。加えて、システムやITに関する社員からの問い合わせの対応も社内SEが担当します。

開発SEはシステムを開発することをメイン業務としています。要件のヒアリングから開発、システムのリリースまでが主な仕事内容です。システムの開発がメイン業務であり、リリース後の運用保守は担当しないのが普通です。

インフラエンジニアと開発エンジニアの違い

エンジニアには構築・開発する分野によって、業務内容が異なります。代表的なものにインフラエンジニアと開発エンジニアがいるので、それぞれを理解すると自社のシステム開発したい分野とマッチした人材を採用できるようになります。

インフラエンジニアとは、システムやインターネットを利用するために必要となる「サーバー」「ネットワーク」の設計・構築・運用保守を行う技術者のこと。主にシステムを稼働させるためのIT基盤の構築を担当するのが特徴となります。

一方で開発エンジニアは、IT基盤上で稼働するシステムを構築する技術者のことです。生産管理システムや販売管理システムなどの開発をすることになります。基本的にシステムの要件分析・設計を行うことが多いですが、場合によっては開発(プログラミング)・テストを行うこともあります。

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SEを雇う際に!求めるべきスキル

SEを雇う際に!求めるべきスキル

SEを雇う際に求めるスキルを明確にすることで、優秀なSEの採用につながります。

コミュニケーション能力

SEは1人で開発作業を進めることはありません。システム開発は複数人のチームになって進めるため、社内メンバーとの連携が必要です。コミュニケーション能力があるSEを採用できれば、メンバーとの連携がうまくできてスムーズな開発を行えます。例えば、SEがプログラマーが作成した要件定義書や設計書を共有する際に「どのように開発を進めるのか」といった開発方針の連携が取りやすいです。

また、システム開発を成功させるには、ユーザーが抱える悩みを引き出さなければなりません。ユーザーの悩みを引き出すにはヒアリング力が必要です。ヒアリング力があれば相手の発言から意図を汲み取ることができ、ユーザーの悩みや要望を引き出すにもコミュニケーションが不可欠です。

SEを採用する際の面接では、質問に対して自分の考えを簡潔に話せるのかを確認しましょう。すると、相手が理解しやすいように、自分の考えていることをまとめて発言できる力がわかります。
採用後の開発現場において、自分の考えを主張できてより良いシステム開発を実現できます。
例えば「システム開発において苦労したこと」「開発メンバーとのコミュニケーションで意識したこと」などの質問をしてみましょう。

マネジメント能力

SEはシステム開発全体の管理を行います。システム開発は大規模になるほど、必要な人材が多く開発期間が長くなります。プロジェクトを円滑に進め、納期通りにシステム開発を完了させるためには、メンバーをまとめるマネジメント能力が必要です。実際の開発現場では、問題が発生して予定通りにスケジュールが進まないことも少なくありません。その際に、素早く進捗確認ができて、的確な指示を出せるとスケジュールの遅れを最小限に抑えられます。

SEを採用する際は、プロジェクトマネジメントやプロジェクトリーダーの経験があるのかを確認しましょう。例えば、自社で作成したいシステム開発と似ている分野でのプロジェクトマネジメントやプロジェクトリーダーの経験があると好ましいです。過去のマネジメント経験からプロジェクトを円滑に進めやすいはずです。

プログラミングスキル

SEは要件ヒアリングや設計に加えて、開発(プログラミング)をするケースもあります。開発を行う際はプログラミング言語を記述してコーディングすることになります。また、開発をプログラマーが担当する場合でも、指示出しやソースコードの確認をするにはプログラミングスキルがなければ内容を理解できません。

SEを採用する際は、自社で作成したいシステム開発で使用予定の言語を使ったプログラミングスキルがある人材を選びましょう。プログラミングスキルのないSEを雇ってしまうと、プログラマーとの意思疎通も難しくトラブルの元になります。

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SEを雇うために必要な平均年収・人件費

SEを雇うのに必要な給与支払い・人件費を把握することで、採用予算を組みやすくなります。年代別にSEの平均年収を紹介しますので、参考にしてください。

20代SE

20代SEの平均年収は以下のとおりです。

年齢

男性

女性

20〜24歳

339万円

343万円

25〜29歳

447万円

442万円

20代は比較的SEとしての経験が浅い傾向にあるため、他の年齢と比較してそれほど高くありません。20代前半は女性のほうが年収が高いですが、後半になると男性のほうが高くなります。

20代SEは他の年代に比べてエンジニアとしての経験が浅いです。プロジェクトを先導する業務よりも、要件定義や設計、開発などの各工程を専門的に行わせるといいでしょう。小規模案件であれば、ある程度自分の力で進められるでしょう。

30代SE

30代SEの平均年収は以下のとおりです。

年齢

男性

女性

30〜34歳

546万円

496万円

35〜39歳

598万円

506万円

30代の男性SEは20代よりも100万円以上、女性は50万円以上年収が高くなります。そして、男性SEは30代前半よりも後半のほうが50万円も年収が高く、女性SEはそれほど変わりません。

30代になるとエンジニアとしての経験が増えてくるので、プロジェクトリーダーを任せられるようになります。小規模案件であれば自分の力で進められ、大規模案件を任せてもスムーズに行えるでしょう。

40代SE

40代SEの平均年収は以下のとおりです。

年齢

男性

女性

40〜44歳

658万円

613万円

45〜49歳

664万円

549万円

40代の男性SEは30代よりも50万円以上、女性は100万円以上年収が高くなります。ただし、女性SEの場合は40代前半よりも後半のほうが年収が低くなります。

40代SEはプロジェクトリーダーとしての経験が豊富にあるため、システム開発全体のマネジメントを任せられるようになります。エンジニアとしてスキルが高いので、大規模案件を任せると難なく開発を進められるでしょう。

50代SE

50代SEの平均年収は以下のとおりです。

年齢

男性

女性

50〜54歳

727万円

611万円

55〜59歳

724万円

603万円

50代の男性SEは全年齢の中で最も年収が高いですが、年を重ねると低くなります。50代前半の女性SEは40代前半の年収とそれほど変わりませんが、後半になると40代後半よりも高くなります。

50代SEはプロジェクトマネジメント・リーダーの経験が豊富にあり、技術職はもちろん管理職を任せられるようになります。開発・マネジメント経験があるので、部下の教育をしながらプロジェクトを進められるでしょう。

※SEの採用よりも外注を少しでも検討している方は、システム幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。

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SEにシステム開発を任せる際のコツ

SEにシステム開発を任せる際のコツ

システム開発をするには、3つのコツがあります。あらかじめコツを把握することで、システム開発を成功に導ける可能性が高くなるでしょう。SEにシステム開発を任せる方は、コツを把握して成功に導きましょう。

作りたいものを明確にする

システム開発を成功に導くには、要件定義の段階で作りたいものを明確にするのが重要です。そうすることで、完成形をイメージしやすくなり、必要な設定や機能などを具体的に洗い出せて、開発をスムーズに行えます。

作りたいものを明確にしないままシステム開発を進めると、完成形がイメージできず想定と違ったものが出来上がる可能性があります。また、開発中に仕様変更や機能追加といった問題が発生してスケジュールが長引く恐れもあるのです。

SEにシステム開発をさせる際は納得いくまで打ち合わせを行い、関係者間で情報共有することで、開発途中での仕様変更・機能追加を最小限にできます。

運用・保守を考慮して開発を進めさせる

システムは開発して終わりではなく、運用・保守をしなければなりません。運用・保守を考えずに開発を進めると、メンテナンスしづらいシステムになってしまいます。すると、安定稼働できずにシステムが停止するといったトラブルが発生する可能性があります。

システム開発をする際は、運用・保守を考慮して操作説明書や運用マニュアルを作成しましょう。マニュアルがあれば、開発していない人でもシステムの中身を理解できてメンテナンスしやすくなります。また、プログラミングをする際は、読みやすいコードを意識して記述するのも効果的です。万が一トラブルが発生した場合でも、素早くコードを読めるので、問題がある場所を発見して改善しやすいです。

社内の関係者に情報共有をしながら進めさせる

社内でシステムを開発する際は、チームで進めていくことになります。関係者とプロジェクトの進捗といった情報共有しながら進めることで、認識の齟齬をなくして、イメージ通りのシステムを開発できます。進捗管理をしながら開発すると、スケジュールの進行を常に確認することが可能です。スケジュールが遅延しても、人員を増やすといった調整をすぐにしやすくなるためプロジェクトを円滑に進められます。

システム開発はプロジェクトのスケジュール表を共有することや、関係者間で毎日進捗報告をするといった対策を取りましょう。

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システム開発の工程

システム開発の工程

システム開発の工程を把握していると、SE採用後にスムーズな開発を行えます。効率よくシステム開発を進めるならどのような工程があるのかを把握しておきましょう。

要件定義

要件定義

要検定義とは「どのようなシステムを実現するのか」という内容を明確にする工程です。社内の目的やニーズに合わせて開発するシステム内容を決めていき、必要な機能・予算・開発期間・人員などを要件定義書にまとめます。

要件定義は、システム開発プロジェクトの成功を左右するほど重要な工程です。「予算オーバーになる」「想定以上の開発期間がかかった」などシステム開発が失敗する原因の多くが、要件定義を詳細まで詰めていないことで起こります。関係者間で納得するまで打ち合わせを重ねましょう。

また、要件定義はプログラミングスキルがあればできるわけではありません。社内のニーズを汲み取らなければ、必要とするシステムを実現できないのです。システム開発や構築の経験があるエンジニアが担当する必要があります。過去に要件定義を行ったことがある人材や、プロジェクトリーダーの経験があるSEを採用すると、質の高い要件定義を行えるでしょう。

要件定義の詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:システム開発の要件定義とは?受託開発における重要性や進め方を解説!

設計

要件定義書に基づいて設計をしていきます。設計では「どのような機能が必要なのか」「どうすればユーザーが使いやすいのか」を決めていく工程です。

設計には以下の種類があります。
・基本設計:インターフェースを決める(画面レイアウト、機能の洗い出しなど)
・詳細設計:システムの内部を決める(実装する機能の割り振り、帳票一覧など)

システム基本設計

基本設計はインターフェースを決める役割があり、ユーザーの使い勝手に影響します。基本設計を複雑にしすぎると、使い勝手の悪いシステムになってしまいます。ユーザー目線で使い勝手を意識してシンプルな設計を意識しましょう。
基本設計の詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:システム開発の基本設計とは?その位置付け・重要性・発注者としての関わり方を解説!

システム詳細設計

詳細設計はユーザーが直接目にすることはありませんが、不備があると開発できない問題が発生します。開発者目線でスムーズに動作するにはどうすれば良いのかを意識して設計しましょう。

詳細設計の詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:システム開発の詳細設計とは?プロジェクトの位置付け・役割をわかりやすく解説!

開発(プログラミング)

システムの設計が完了したら、プログラミング言語を使って開発していきます。設計までにある程度の完成形が出来上がっていますが、プログラミングによってシステムが動作するようにします。要件定義書・システム設計書に基づいて、定められたプログラミング言語やフレームワークで開発を進めましょう。

プログラミングをする際は、誰が見てもコード内容がわかるように記述する必要があります。変数の書き方に一貫性を持たせたり、コード間にメモを加えていきましょう。運用保守において、障害が発生した際に迅速な対応が取れず、業務に影響が出るかもしれません。

エンジニア職以外の者が言語の特徴まで詳しく知っておく必要はありませんが、多少の知識があればシステムエンジニアやプログラマーとコミュニケーションが取りやすい場合もあるので、下記の記事も参考にしてください。
関連記事:システム開発の主要言語を解説!業務アプリケーションによく使われている言語は?

テスト

システムの開発が完了したら、問題なく動作するのかをテストしなければなりません。テストをしないままリリースしてしまうと、不具合が発生してユーザーからのクレームにつながります。

テスト工程ではバグがないか、欠陥はないかなどを確認しましょう。テスト段階でバグや欠陥を発見した場合は、修正して再テストを行い、実装レベルまで達しているかを確認します。テストを行う際、複数人でパソコンやスマホなどのさまざまな環境で確認するのが効果的です。1人の確認だと漏れがあって気づけないことがあります。複数人で確認することでバグや欠陥などに気づきやすくなります。

テストの詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:システム開発のテスト工程を徹底解説!システムテストと受け入れテストの違いは?

リリース

システムのテストで実装レベルに達していることが確認できたら、いよいよリリースし、実際に社内での利用を始めます。操作で困らないように、社内説明会を行ったりシステム操作マニュアルを準備しましょう。

また、旧システムを運用している場合はシステムの移行を行います。その際に業務に影響が出るのであれば、業務終了後の社員がシステムを利用していない時間帯に行う必要があります。万が一システムの停止が必要になると、業務ができなくなるためです。

運用・保守

システムを導入したら終わりではありません。継続的に運用・保守を行うことで、システムが安定稼働して、障害発生時に迅速な対応が取れます。「運用」は開発・導入されたシステムを継続的に安定して稼働させるため、管理・監視すること。「保守」は障害発生時に原因を究明してシステムを復旧・修正することです。主な仕事内容は以下になります。

運用

システム監視

日常メンテナンス

保守へのエスカレーション

保守

障害の原因究明・復旧

システムの改善提案・実施

運用・保守を行う際は、手順書を準備しておきましょう。障害発生時でも慌てずに落ち着いた対応ができるようになります。

運用保守の詳細は、下記記事をご参照ください。
関連記事:システム運用とは?作業内容、保守との違い、運用会社選びの重要ポイントをわかりやすく解説

工程まとめ

システム開発の工程おおまかにいって、要件定義→設計→開発→テスト→導入→運用保守です。これを把握していると、SE採用後にスムーズな開発を行えるでしょう。自社採用をするSEにはどのような能力を求めるべきかについて述べますが、もし外部委託がコストがかからないと判断される場合はシステム幹事に相談してみてください。

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【まとめ】SEの採用が大変なら外注するのがおすすめ

これまでSEの仕事内容や採用基準について確認しました。SEを新しく採用するには、求められるスキルが様々であり、年齢によって支払う給与が異なるので非常に大変です。さらに場合によっては、SEとプログラマーを同時に採用する必要もあるかもしれません。そうすると、人件費が上がってしまいます。

また、SEを採用するには面接や入社時期の調整など、やることが豊富にあります。SE採用を決意してから実際にシステム開発を開始するまでに時間がかかるでしょう。

自社のシステム開発を行う際は、SEを雇うよりも外注した方が楽になるかもしれません。開発経験が豊富なSEがシステム開発を行うので、高品質なシステムを実現しやすいです。

その場合は、システム開発を外注するならシステム幹事にご相談ください。

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Q. SEにシステム開発を任せる際のコツは?

SEにシステム開発を任せる際のコツとして「作りたいものを明確にする」「運用・保守を考慮して開発を進めさせる」等が挙げられます。詳しい内容は記事内で紹介していますので、ぜひご覧ください。