- 更新日 2024.03.15
- カテゴリー システムの費用相場
intercomの費用は?機能・メリット・口コミも紹介【2024年最新版】
- 手動でのメール送信・電話での対応が限界
- 顧客対応の分析ができていない
- カスタマーサクセスツールを使っているが使い勝手が悪い
といった悩みをお持ちではないですか?
Intercomを導入すれば、ワンストップでのカスタマーサポートを実現可能です。しかし、費用がわかりにくい傾向にあります。
本記事ではIntercomの費用や導入メリット、口コミなどを紹介します。
ぜひ検討にお役立てください。
※「Intercomが自社に合うのかわからない」「もっといいシステムはないのか知りたい」とお悩みの方は、ぜひ「システム幹事」にご相談ください。専門のコンサルタントが御社の要望を丁寧にヒアリング・ご提案します。相談料はすべて無料です。
Intercomの費用
Intercomには最小構成で始められるStarterプラン(月額74ドル(約1万円)~)が用意されています(2022年12月現在)。
Starterプランでは、チャット、Eメール、SNS連携、SMSなどが利用でき、ユーザーの行動を分析してレポート表示するなどの機能があります。
14日間の無料トライアルがついているので、まずはお試しで導入してみてから検討できるのはうれしいポイントです。
そのほかのプランについては、要問い合わせとなります。
Intercomとは?機能を紹介
Intercomとは、Webサイト上でのカスタマーサポート業務を円滑にするためのサービスです。
Intercomは、パソコンに不慣れな方でも簡単にWebサイト上にチャットや問い合わせフォーム、ヘルプセンターを作成できるのが特徴です。
以下にIntercomの代表的な機能を簡単にまとめました。
機能 |
概要 |
チャット機能 |
Webサイトに訪れた顧客に対して、 チャットでの質疑応答をリアルタイムに行います |
チャットボット |
チャットでのやりとりの際に、 Botが自動で回答します |
ヘルプセンター |
ヘルプ記事を構築して、 一般的な質問に答えられる記事を提案します |
チュートリアル機能 |
新規顧客に対してサービスや製品の使い方を チュートリアルで理解を深める手助けをします |
メッセンジャー機能 |
Webサイトやアプリにメッセンジャー機能を追加し、 顧客との継続的なコミュニケーションを支援します |
キャンペーンビルダー |
Eメールやチャット、SMS、アンケートなどを組み合わせ、 顧客が満足しやすいシナリオを構築できます |
また、主要な導入メリットを3つ紹介します。
- チームで共有できるチャット機能
- 顧客属性に合わせた自動メール配信
- 簡単なヘルプセンター構築
チームで共有できるチャット機能
Intercomを導入すると、チャット経由での問い合わせを受けられるようになります。顧客は、疑問に思ったことを上画像のようにその場で問い合わせられるため、機会損失の防止につながるのが特徴です。
チャット問い合わせはポップアップ通知で把握できます。そのため、問い合わせを見逃す心配もありません。また、チーム内でチャット内容を共有可能で、対応履歴を一元管理できます。複数メンバーでサポート業務をしている場合、対応履歴を見ながらスムーズな応答が可能となり、顧客の満足度を高めることができるでしょう。
顧客属性に合わせた自動メール配信
Intercomでは登録された顧客情報を元に属性を分類し、検索できます。特定の属性を持つ顧客に対してピンポイントでメールを配信できるため、よりニーズに合ったアプローチが可能です。
メールのほかにも、ポップアップを使ってアクションを促す機能も搭載されています。たとえば、料金ページのアクセス数に応じてプランのアップグレードを促すことで、アップセルにつなげるなどが考えられます。細かいニーズに合わせたアプローチができれば、コンバージョンの改善や顧客満足度の向上が期待できるでしょう。
簡単なヘルプセンター構築
顧客が、疑問や課題を持ったときに自己解決ができるヘルプセンターを構築できます。ヘルプセンターとは、疑問を解消するための記事コンテンツをサイト内に配置して誘導する仕組み。顧客がヘルプセンターで疑問点を検索すると、適切な記事コンテンツを提案してくれます。
さらに、記事が顧客の疑問解消に役立ったか、記事を改善するためのフィードバック情報を自動収集します。ヘルプセンターの精度向上は、顧客からの問い合わせ頻度を低くし、サポートチームの負担を減らすことにつながるでしょう。
Intercomの導入が向いている企業
Intercomの導入が向いているのはどのような企業でしょうか。ここでは3つの例を挙げて紹介します。
- 顧客満足度を向上させたい
- 各種問い合わせに対する配信を自動化したい
- ワンストップでカスタマーサポート業務を行いたい
顧客満足度を向上させたい
「顧客の疑問点をいかに早く解消できるか」は顧客満足度に直結します。顧客からの問い合わせがあっても気づかず放置すれば、信頼を失った顧客は戻ってきません。そのため、通知機能で問い合わせをすぐに察知して対応できる状態を構築したい企業にとって、Intercomは強い味方になってくれるでしょう。
そのほか「チャット機能で気軽に問い合わせる」「ヘルプセンターで疑問を解消する」など、顧客の要望に応える体制を安価に整えられるのも魅力です。ゼロからサポート機能を実装しようとすれば、開発コスト・期間の両方が必要ですが、Intercomならオリジナルで開発するよりも短期間・低コストでサポート業務をスタートできます。
各種問い合わせに対する配信を自動化したい
サポート業務は、顧客との信頼関係の構築に欠かせない重要な業務です。しかし、サポート業務に割ける人員が限られている企業も少なくありません。
Intercomは、チャット問い合わせ機能にボット対応を任せられます。一般的な質問の33%はボットで解決できるといわれており、サポートチームの業務負担を軽減してくれます。またボットは24時間365日応答してくれるため、夜間対応の人員を配置する必要もありません。
ワンストップでカスタマーサポート業務を行いたい
IntercomはEメールや各種メッセンジャーアプリなどの外部アプリケーションと連動させ、すべての情報を同一画面で確認できます。メッセージ確認や返信、スケジュール登録のために都度アプリケーションを起動する必要がありません。そのため、スムーズな業務遂行が可能になり、スピーディーな顧客対応を実現できます。
Intercomでは250を超えるアプリケーションと連携が可能です。代表的なものをいくつかピックアップしてみました。
- Google Analytics
- Salesforce
- WordPress
すでに自社でマーケティングに活用しているツールがあったとしても、容易にIntercomと連携してワンストップで運用が可能となります。
Intercomの口コミ・評判
Intercomの口コミや評判をまとめてみました。良い口コミと良くない口コミに分けて紹介します。
良い口コミ
- チャット・ヘルプページ・MAなどWebサイトに設置できるツールの選択肢が広く、ワンストップで顧客のフォローやリード獲得ができる
- CSAT(顧客満足度)の収集やボット設計が比較的簡単にできて使いやすい
- 自社サービスの基幹システムと連携して利用でき、SlackやSalesforceともワンクリックで連携できる
良くない口コミ
- 日本語に対応していないため、自社サポートチームが英語に不慣れだと運用が軌道に乗るまで時間がかかる
- Intercomのサポートは対応スピードが決して早いとはいえない
- 英語のメニューがわかりにくく、ローカライズしてほしい
Intercomと類似しているシステムの比較
Intercom以外のツールと比較検討したい方もいるでしょう。ここでは、類似する3つのツールの簡単な比較表をまとめ、Intercomとの違いを解説します。
ツール名 |
月額料金 |
特長 |
Zendesk |
19ドル~ |
・「チケット」による顧客問い合わせ管理 ・各種Zendesk製品との連携が可能 ・マルチチャンネル対応 |
チャネルトーク |
無料プラン 有料プラン:3,000円~ |
・導入社数が20,000社を超える アジアNO.1チャットツール ・スタートアップから大企業まで対応可能 |
Zendesk
画像:Zendesk
Zendeskは、カスタマーサポートを効率化する包括的なサービスです。必要に応じて各種Zendesk製品との連携が可能で、以下の機能があります。
サービス名 |
機能 |
Zendesk for Service |
包括的なカスタマーサービスソリューション |
Zendesk for Sales |
営業支援CRM |
Sunshine |
高度なノーコード開発ツール |
価格も月額19ドル(約2,500円)~と安価なため、中小企業やスタートアップなど、スモールスタートで始めたい事業者に向いているツールといえるでしょう。
チャネルトーク
画像:チャネルトーク
チャネルトークは、無料から利用できるアジアNO.1のカスタマーサポートサービスです。顧客からのフィードバックを社内で共有し、よりよいプロダクト開発、プロセス改善を支援します。
チャット機能やサポートbot機能も搭載しており、少人数でカスタマーサポートを回せるように設計されています。韓国発の企業のため、欧米製のサービスよりも日本企業に馴染みやすい可能性があります。
立ち上げは無料で利用し、より充実した機能を利用するようになったら有料プラン(3000円~)に切り替える、といったシナリオが考えられるでしょう。
Intercomの費用について紹介しました
本記事では、Intercomの費用について、各種プランの料金や導入メリット、口コミ、評判などについて解説しました。
Intercomを利用すれば、カスタマーサポートがワンストップで行えるだけでなく、素早い問い合わせ対応によって顧客満足度を向上させられます。また、業務の自動化ができるため工数を削減し、コア業務に集中できるようになるでしょう。
もし「本当にIntercomが自社に合うのかわからない」「もっといいシステムはないのか知りたい」とお悩みの方は、ぜひ「システム幹事」にご相談ください。専門のコンサルタントが御社の要望を丁寧にヒアリング・ご提案します。相談料はすべて無料です。
コンサルタントのご紹介
岩田
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Q. intercomの費用相場は?
intercomの費用相場は、最小構成で始められるStarterプランだと月額74ドル(約1万円)からです。
この記事を書いた人
Y.KURODA
専門分野: IT・取材
ITライター兼Web開発者。
元システムエンジニアとしての経験とSEOの知見を活かした記事を執筆しています。ライター業務を効率化するWebサービス『MOJI-KA』を開発・運用中です。