ゲームアプリの開発費用の相場は?費用を抑えるコツも解説

ゲームアプリの開発費用の相場は?費用を抑えるコツも解説

ゲームアプリは一般的なアプリと比べて開発に労力がかかり、コストも高くなるイメージがあるかと思います。

本記事ではゲームアプリの開発を考えているが費用感がわからない、と悩んでいる企業に向けて、ゲームアプリの開発費用の相場や内訳などを解説します。

なお、自社の要望に応えてくれるゲームアプリの開発会社の探し方・選び方がわからない!という方はシステム幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。

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目次
  1. 1. ゲームアプリの開発費用は数百万〜数億円
  2. 2. ゲームアプリ開発費用の内訳
    1. 2-1. 開発にかかる人件費
    2. 2-2. デザイン費用、サーバサイド費用
    3. 2-3. 利用環境を整えるための費用
    4. 2-4. 開発後の保守・運用費用
  3. 3. ゲームアプリの開発費用を抑えるコツ
    1. 3-1. 自社対応と外注のバランスを考える
    2. 3-2. レベニューシェアを利用する
    3. 3-3. Webアプリでゲームを開発する
    4. 3-4. 相見積もりを出す
  4. 4. 【まとめ】ゲームアプリの開発費用にについて紹介しました

ゲームアプリの開発費用は数百万〜数億円

ゲームアプリの開発には、ゲーム自体の企画からストーリー作成、キャラクターデザイン、課金システムの導入など、他のアプリと比べて多くの機能やプロセスが必要です。そのため開発費用も膨らみやすく、安くても数百万円、高いものだと数億円にのぼります。

アクセス数の多い人気ゲームとなれば、同時接続に耐えられるサーバーも用意しなければなりません。アプリの規模が大きくなるほど、利用環境を整えるための構築費や保守・運用費など、かかるコストが大きくなります。

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ゲームアプリ開発費用の内訳

ゲームアプリ開発費用の内訳

ゲームアプリ開発で具体的にどのような費用がかかるのか、見ていきましょう。

開発にかかる人件費

アプリ開発費用の大部分を占めるのが、エンジニアやプログラマーなどの人件費です。開発期間が長いとその分コストも大きくなり、本人の技術力によって費用は大きく変動します。1ヶ月あたりの費用感は以下の通りです。

  • 個人のプログラマー:40〜70万円
  • 大手企業在籍のプログラマー:50〜100万円
  • 初級のシステムエンジニア:70〜100万円
  • 中級のシステムエンジニア:90〜120万円
  • 上級のシステムエンジニア:100〜180万円

コーディングや修正などプログラミングを専門で行うのがプログラマーで、システムの設計から運用まで一貫して対応するのがシステムエンジニアです。エンジニアの方が対応範囲が広いため、人件費も高くなります。

デザイン費用、サーバサイド費用

ゲームアプリではボタンや画像の配置、キャラクターの動作など、ゲーム全体のデザインを向上させる必要があるため、その分デザイン費がかかります。目安は1ヶ月あたり80〜100万円程度です。

また、ゲームの動作を円滑にしたり、データベースを使って情報を掲載したりする場合、サーバサイドの構築も必要です。これらの費用はアプリの規模やクオリティによって異なりますが、おおよそアプリ開発費用の2〜3倍が相場と言われています。。

利用環境を整えるための費用

ユーザー側のゲーム利用環境を整えるための費用もかかります。ドメインの取得やアプリストアへの登録費用などが代表例です。

ドメイン取得は数千円〜1万円程度。アプリストアとは「App Store」や「Google Play」など、PC・スマホデバイスからアプリをダウンロードできるストアのことを指します。App Storeは年間99ドル〜、Google Playは登録に25ドルが発生します。

開発後の保守・運用費用

ゲームアプリ公開後もアプリが正常に動作させるために、保守・運用費用が発生します。具体的にはOSやAndroidのアップデート対応、バグやトラブルへの迅速な対応などの場面でコストが別途かかります。

保守・運用費用に関しては、年間あたりアプリ開発コストの20%程度を見ておきましょう。

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ゲームアプリの開発費用を抑えるコツ

ゲームアプリの開発費用を抑えるコツ

ゲームアプリは他ジャンルのアプリと比べて開発費用が高くなりがちですが、アプリの開発費用を抑えるためにも以下のポイントを意識してみてください。

自社対応と外注のバランスを考える

開発会社に作業のすべてを丸投げすれば、費用も大きくなります。費用を抑えるなら、可能な範囲で自社対応するのがおすすめです。

たとえば、アプリ設計の要件定義だけ自前で行う、キャラクターのデザインだけ用意しておくなど。自社で対応できる作業がないか改めて考えてみましょう。

レベニューシェアを利用する

レベニューシェアとは、発注者とアプリ開発会社の間でアプリの利益を分配することです。アプリをリリースした後の売上はお互いで決めた割合で分配されますが、開発費用も折半します。大規模なアプリを制作したいが予算が足りない企業にはおすすめの方法といえます。

Webアプリでゲームを開発する

Webアプリとは、アプリをインストールしなくても、インターネットから利用できるアプリのことを指します。YouTubeやGmail、Skypeなどが代表例です。

ネイティブアプリ(インストールする形式のアプリ)は、App StoreやGooglePlayといった各ストアに仕様をあわせる必要があり、両方のストアを利用する場合はコストが膨らみます。

その点Webアプリはブラウザから利用できるため、ネイティブアプリと比べたコストが安く済む傾向にあります。

相見積もりを出す

アプリ開発会社によって料金形態が異なるため、複数の会社で見積もりを出し、それぞれの費用感を比較します。価格を比べやすくするためにも、最低でも3社以上の見積もりを出し、最終的に1社に絞りましょう。

選ぶ際は価格だけでなく、「機能ごとに細かく見積もりを出してくれるか」も確認するのがポイントです。大ざっぱな見積もりだけだと、どこの機能にどの料金が発生しているのか分からず、トラブルに発展する可能性もあります。

【まとめ】ゲームアプリの開発費用にについて紹介しました

ゲームアプリの開発費用は数百万円〜数億円とレンジが広いのが特徴です。アプリの規模やエンジニアやプログラマーの技術レベル、デザインやサーバサイドにどの程度コストを投下するかで大きく変動します。

開発費用を抑えるためには、自社対応と外注のバランスを考えたり、複数の開発会社に相見積もりを出したりといった工夫が重要です。

なお、自社の要望に応えてくれるゲームアプリ開発会社の探し方・選び方がわからない!という方はシステム幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。

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