カメラアプリにおすすめのアプリ開発会社12選【2024年4月最新版】

アプリを作りたいと開発会社を探し始めたものの、下記の問題に直面されてないでしょうか？

・開発会社のサイトを見ても特徴の違いが分からない
・自社に合う開発会社がどこか決めきれない
・何社もサイトを調べて比較する時間がない

そこで本記事では、1社1社のWebサイトをチェックした上でカメラアプリにおすすめのアプリ開発会社を厳選。

自社に合う開発会社を選びやすいよう、おすすめポイントや過去実績、料金などを整理しています。アプリケーション開発は工数が複雑で、開発会社の見積もり金額もバラバラになりがち。依頼先選定で失敗しないよう、見積もり時の参考にしてください。

※開発会社の探し方・選び方を相談したいという方はシステム幹事にお問い合わせください。あなたの目的・予算にあった最適な制作会社を「人力で」マッチングします。

【無料】カメラアプリにおすすめのアプリ開発会社を紹介してもらう

アプリ開発に役立つ記事もご覧ください カメラアプリ開発ならこちらもチェック！大手のアプリ開発会社一覧

カメラアプリ開発の実績が豊富な会社

カメラアプリ開発の実績が豊富なのは、以下の会社です。

1. 株式会社GClue
2. 株式会社デジタルジャケット
3. CLINKS株式会社
4. 株式会社タスクフォース
5. 株式会社クローバーフィールド
6. 株式会社ブラテック
7. 株式会社プロトソリューション
8. 株式会社トルクス
9. 株式会社ミライト
10. 株式会社プロジェクト・モード
11. クロスクローバ株式会社
12. 株式会社バサラ
13. 株式会社クリエイテラ

株式会社GClue

株式会社GClueのおすすめポイント ・アプリ開発は2009年から行っている
・AIを組み合わせたシステム開発が可能

株式会社GClueは福島県会津若松市に本社を置くアプリ開発会社です。
2001年から、携帯電話向けのアプリ開発を開始。

2009年から2011年にかけて国内メーカーでのAndroid第一号機となった「Sharp」、IS01向けを対象にしたプラットフォーム「Droidget」を提供。このプラットフォームを使用したカメラアプリ「Droidget Camera」も開発しています。ふきだしやプリント、心霊写真などさまざまなウィジェットが用意されており、好きなウィジェットを選んでカスタマイズすることができます。

また、コンシューマー向けのゲームアプリやIoT関連アプリに対応。日本の代表的な和楽器である琴をスマホで演奏できるようにしたアプリ「iKoto」を開発した実績もあります。

システム開発分野では、深層学習をベースにしたRobot向けの自動運転フレームワークの研究開発にも対応可能。研究開発の成果である各種AI x Robotics教材をキット化し、販売しています。

株式会社GClueの概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

株式会社デジタルジャケット

株式会社デジタルジャケットのおすすめポイント ・受託開発アプリに加えて、自社アプリに多数の実績あり
・既存のWebをAndroid・iOS両方に対応したアプリ化への対応も可能

株式会社デジタルジャケットは埼玉県三郷市に本社を置くアプリ開発会社で、数多くの受託開発案件を手掛けているほか、システムパッケージや自社開発アプリの実績も豊富です。

自社カメラアプリの代表的な事例は、表示に従って操作を進めるだけで写真や動画の撮影・編集・投稿まで簡単にできる「マイリポ」です。YouTubeやSNSの他にCMSなども投稿先に設定でき、個人から企業やアーティストまで幅広いユーザーに使用されています。

他には、コロナ禍で、オンラインサロンや、オンラインLIVE配信で収益をあげるシステムパッケージ「DJ　オンエアー」を開発。また、コンテンツマーケティングを実現するオウンドメディア構築システム「CREAMV」など、さまざまなアプリを開発しています。

既存のWebサービスやWebアプリを手軽に、低コストでアプリ化できるサービス「Play5」も提供。Android・iOS両方に対応しており、読み物アプリやコミュニケーションアプリなどで導入実績があります。

株式会社デジタルジャケットの概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

CLINKS株式会社

CLINKS株式会社のおすすめポイント ・350本以上のアプリ開発実績を保有
・ソーシャルゲームアプリ開発が得意

CLINKS株式会社は、東京都中央区に本社があるアプリ開発会社です。
アプリ市場が活性化する前の2002年に設立され、350本以上のiOS・Android向けアプリの実績があります。

カメラ機能を備えたアプリ開発を得意としています。 内包フレームと撮影画像を合成させたり、画像処理のライブラリ機能を利用した画像解析・画像加工、文字認識機能を備えたアプリ開発の実績があります。 OSや端末に合わせた開発も可能です。

同社では、業務支援に関するアプリの実績も多く、IoT、音声解析や画像解析などの新しい技術を用いた開発実績も多数。
アプリ専門のデザイナーが在籍し、イラストやキャラクターの作画も可能です。

ソーシャルゲームアプリの開発でも多数の実績があります。ゲーム開発に特化した開発チームを用意し、高品質なゲームを実現する開発体制を整備。キャラクター、背景、グラフィックデザイン、エフェクトなどを一括で依頼できることが強みです。

CLINKS株式会社の概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

株式会社タスクフォース

株式会社タスクフォースのおすすめポイント ・OSに依存しないハイブリッドアプリ開発に対応
・AIを活用した自社開発アプリ実績もあり

株式会社タスクフォースは神奈川県横浜市港北区に本社を置くアプリ開発会社。Webシステムをアプリのように利用できるPWA(Progressive Web Apps）での開発に注力しています。

※PWA：Progressive Web Apps。WebページやWebアプリをスマホ向けのアプリのように利用できる技術

実績としては、主に下記に挙げるアプリがあります。
・顔認証のAI技術を活用した表情診断アプリ
・顔を撮影するだけで社員を判別する出勤退勤登録アプリ・システム
・多機能メモアプリ
・敵を避けつつ荷物をゴール地点まで運ぶゲームアプリ

同社は受託でのシステム開発でも、実績が豊富です。主に、ビルエネルギー監視システムや新聞製作システム、クレジットカード与信・決済システムなどを開発しています。

株式会社タスクフォースの概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

株式会社クローバーフィールド

株式会社クローバーフィールドのおすすめポイント ・大手では請けないような小規模な案件でも対応可能
・視覚の専門的な技術や知見が必要なアプリ開発が可能

株式会社クローバーフィールドは、大阪市中央区にあるアプリ開発会社。
一点ものを含む小ロット製品や、社内で使用する簡易ツールなど、大手では請けてもらえないような小規模な案件のモバイルアプリ開発にも対応しています。

カメラ機能を活用したアプリでは、色覚に異常ある色覚多様性の方をサポートする「色調査アプリ」を開発。専門的な技術や知見が必要とされるアプリ開発も手掛けられることが強みです。

受託では、デジタルサイネージ用アプリを開発。また、デジタルサイネージモーションセンサーや建設業見積りシステム、製造業向け作業指示書作成システムなども開発しています。

株式会社クローバーフィールドの概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

株式会社ブラテック

株式会社ブラテックのおすすめポイント ・アプリやサイト作成、システム開発などスマホ関連に総合的に対応
・自社アプリ開発の実績あり
・オープンソースを活用したWebシステム開発が得意

株式会社ブラテックは福岡県北九州市若松区に本社を置くアプリ開発会社。
スマホのアプリ開発を始めとして、スマホ用サイトやブログの構築、スマホを活用するシステム開発などを総合的に行っています。

カメラ機能を活用したアプリでは画像の色合いを変換できるアプリ「カラチェン」、撮影した食べ物をおいしそうに見えるよう自動で加工するアプリ「YEATS（イーツ）」を自社開発した実績を保有しています。
他にも、全国のバーベキュー場を検索できるアプリ「満福バーベキュー場ナビ」、コンディションチェックやメンタルトレーニングなどができる「メントレ」などもの実績もあります。

スマートデバイスを活用した業務支援システムの開発も得意分野のひとつ。企画設計から開発、運用までワンストップで対応しています。

同社では、ECサイト向けの「EC-CUBE」やイーラーニング向けの「Moodle」など、オープンソースを活用したWebシステム開発も手掛けています。同社では、2003年の設立時からオープンソースを活用してきたため、多くのカスタマイズノウハウを保有しているのが強みです。

株式会社ブラテックの概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

株式会社プロトソリューション

株式会社プロトソリューションのおすすめポイント ・20名のスマホアプリエンジニアが在籍し受託開発に対応
・さまざまなジャンルの自社開発アプリで実績
・アプリ以外にも多種多様なソリューションを提供

株式会社プロトソリューションは沖縄県宜野湾市に本社を置くアプリ開発会社です。
同社は、スマホアプリエンジニアが20名在籍し、アプリの受託開発を行っています。

iOSやAndroidのスマホはもちろんタブレットなど各種デバイス向けの開発を行っており、新規開発から運用保守まで幅広く対応。ネイティブアプリやハイブリッドアプリの提案も可能です。

カメラ機能を活用したアプリでは、写真で日々の記録ができる写真記録アプリ「ロカロカ」を自社で開発。他にも、体内の感覚を使って遊ぶゲームアプリ「Sense 体内感覚」、似顔絵が作れる「Like me! 似顔絵をつくろう」などジャンルもさまざまです。

iPadを使った受付クラウドシステム「ラクネコ」や、シェアサイクルシステム「サイサイ」など、スマートデバイスを活用した自社サービスも提供。
さらに、アプリ開発や自社サービス以外でも広くソリューションを提供。Web集客支援、動画コンテンツ制作、クラウド構築、IT人材支援などでさまざまなサービスを展開しています。

株式会社 プロトソリューションの概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

株式会社トルクス

株式会社トルクスのおすすめポイント ・iPhone用カメラアプリ開発が可能
・フレーム画像を切り替えて撮影できるアプリ開発も可能

株式会社トルクスは島根県仁多郡のアプリ開発会社。ARやVR機器など色々なデバイスに適したアプリの開発が可能で、iOSが得意。開発したアプリは、iPhone用カメラアプリ「FrameCamera フレームカメラ」、iOSオープンソースライブラリ集「OSS Sampler」などがあります。

AR（拡張現実）技術を活用したアプリの開発などにも力を入れています。また、ビッグデータ解析やAI（人工知能）を活用した技術提供も行っています。また、フレーム画像を切り替えて撮影できるアプリや社内向けアプリの開発を行ってきました。

株式会社トルクスの概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

株式会社ミライト

株式会社ミライトのおすすめポイント ・カメラアプリの開発実績
・企画からデザイン・開発まで対応

株式会社ミライトは東京都大田区にあるアプリ開発会社。スマホアプリの企画から開発まで一貫して対応しています。カメラアプリ開発を得意領域としています。

例えば、150種類以上の豊富なフレームで写真を加工して遊ぶアプリ「スクープカメラ」、投稿された画像に点数をつけて採点して遊べるアプリ「みんなの顔採点アプリ-かおろぐ」などがあります。他にも、手相鑑定ができるアプリ「魔法の手相診断」など、カメラアプリ以外のアプリ開発も実績があります。

株式会社ミライトの概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

株式会社プロジェクト・モード

株式会社プロジェクト・モードのおすすめポイント ・フォトアルバムアプリなどの開発実績
・自社アプリでもカメラアプリ開発実績あり

株式会社プロジェクト・モードは神奈川県川崎市にあるアプリ開発会社。大手システムインテグレーター出身者が数多く在籍。要件定義から運用までワンストップで対応してくれます。

受託では、フォトアルバムアプリなどの開発実績があります。自社アプリでは、カメラ撮影した画像のアップロードなどの機能や他言語対応のアプリ「RedminePM‬」を開発しています。

同社では、Web上で社内情報を共有できる「NotePM」というSaaS型サービスを提供。Webシステム開発も対応可能です。

※SaaS：Software as a Service／サース。ユーザーがソフトウェアをインストールすることなく、ネットワーク経由でサービス利用できること。

株式会社プロジェクト・モードの概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

クロスクローバ株式会社

クロスクローバ株式会社のおすすめポイント ・ストリーミング視聴アプリを開発
・AIを用いた画像処理システムも開発可能

クロスクローバ株式会社は、愛知県名古屋市西区に本社があるアプリ開発会社。主にWebアプリケーションやスマホアプリ開発を提供しています。また、クラウドシステムの構築や運用、システムの保守などのサービスも提供しています。

遠隔地の監視カメラで撮影した映像を、サーバ経由でストリーミング配信し、スマホで閲覧できる「ストリーミング視聴アプリ」を開発。アプリ上ではチルト・パン・ズームなどの操作をできるようにしました。

また、人の動きをカメラで撮影して、リアルタイムで認識して、その動きに合わせてコンテンツと連動する「AI画像処理を用いたARシステム」を開発しています。表情、関節の動きなどを細かく認識可能です。

クロスクローバ株式会社の概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

株式会社バサラ

株式会社バサラのおすすめポイント ・カメラや動画再生・GPSなどのアプリを開発
・奈良県公式観光ナビアプリなど幅広く開発

株式会社バサラは、東京都品川区に所在する会社。スマートフォンアプリ開発、Webシステム開発、CG制作など幅広く開発を提供しています。

これまでカメラや動画再生・GPSなどのアプリを開発。とくに、『イエ・ラブ・ゾク アプリシリーズ』では、カメラアプリのみならず、アラームアプリや電話帳アプリなどの開発とデザインを行いました。

スマホアプリ開発では、他にも『奈良県公式観光ナビアプリ』『シンデレラブライド おしりペンペン世界大会』『Location Base Magazine 龍馬伝』など、幅広いジャンルにてアプリ開発しています。大手企業の案件の実績も豊富です。

株式会社バサラの概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

株式会社クリエイテラ

株式会社クリエイテラのおすすめポイント ・400以上のアプリを開発
・スポーツ映像分析のアプリも開発

株式会社クリエイテラは、東京都千代田区にある会社。同社が開発した高品質スキャナアプリは、画像をカメラで撮影して取り込み、その画像の輪郭を自動認識して、色補正などもできる特徴があります。撮影した動画をアプリに取り込み分析できるスポーツ映像分析のアプリも開発しています。

上記を含めて同社はこれまで400以上のアプリ開発をしてきています。保守作業も対応してくれ、配信作業もサポートしてくれます。

株式会社クリエイテラの概要・実績

【無料】カメラアプリの導入について相談する

カメラアプリ開発をワンストップで依頼できる会社

以下の会社には、カメラアプリ開発をワンストップで依頼できます。

1. atma株式会社
2. 株式会社ドリグロ
3. フェンリル株式会社

atma株式会社

atma株式会社のおすすめポイント ・AI技術を使ったアプリ開発に強み
・規模に関わらず柔軟な開発と支援を提供

atma株式会社は、大阪府淀川区にあるカメラアプリ開発会社です。AI技術を使ったアプリ開発を強みとしており、機械学習や画像認識といったサービスも提供しています。

動画や写真をAIで識別したり、他の機能と組み合わせたりといったことができるアプリ開発をしたい方に適しています。

また、豊富な開発実績をもとにアプリの企画段階からサポート。リリース後の保守まで、ワンストップで依頼可能です。

規模に関わらない柔軟な開発と支援が可能で、大企業から個人事業主までどなたにもおすすめできるアプリ開発会社です。

atma株式会社の概要・実績

atma株式会社のシステム開発実績と評判 | システム幹事 大阪府に拠点を構えるシステム開発会社。軽快なスピードでのシステム開発、AI開発を提供。 AI・機械学習やエンジニアリング技術を強みとし、最先端の論文や技術についての...

【無料】カメラアプリの導入について相談する

株式会社ドリグロ

株式会社ドリグロのおすすめポイント ・デザイン性の高いアプリ開発
・業務システムの開発やDX、Webサイト制作も可能

株式会社ドリグロは、大阪府北区にあるカメラアプリ開発会社です。

デザイン性の高いアプリ開発を強みとしており、企画から制作・リリース、その後の運用までワンストップで行えます。

医療関係のアプリ開発実績もあり、専門性の求められる分野にも対応できます。

また、アプリ開発の知見をもとに業務システムの開発やDX、Webサイト制作も可能です。

アプリ以外の開発について、相談してみても良いでしょう。

株式会社ドリグロの概要・実績

株式会社ドリグロのアプリ開発実績と評判 | システム幹事 大阪府大阪市に拠点を置く、関西随一のFlutterアプリ開発会社。一つのコードでiOS/Anodroidの開発が同時に可能。アプリ開発から運用、保守、ホームページ制作まで幅広く手...

【無料】カメラアプリの導入について相談する

フェンリル株式会社

フェンリル株式会社のおすすめポイント ・大手との取引実績多数
・企画段階のリサーチからトータルサポート

フェンリル株式会社は、大阪府大阪市にあるアプリ開発会社です。TVer株式会社や任天堂株などの大手企業のアプリ開発も手掛けており、豊富な実績とノウハウを保有しています。

アプリ開発の企画段階でのリサーチから開発、ストア申請・公開までを一括して行っており、全ての業務を請け負いサポートしてくれます。

アプリの運用・保守に関してもプランが用意されており、不明瞭な費用がかかることもありません。

フェンリル株式会社の概要・実績

フェンリル株式会社のアプリ開発実績と評判 | 大阪府大阪市のアプリ開発会社 | システム幹事 大阪府大阪市の本社を含め国内5カ所に拠点を構える会社。デザインと技術にこだわったプロダクトとサービスの制作を事業として展開している。スマホ向けアプリ開発は黎明期...

【無料】カメラアプリにおすすめアプリ開発会社を紹介してもらう

カメラアプリ開発の費用相場は200万円ほどが中央値

規模やカメラ以外の機能の搭載数によるため、一概にはいえません。アプリに必要な機能が多いほど、開発費用は高くなります。例えば、フィルターやエフェクト、編集機能、顔認識、AR機能などの複雑な機能がある場合は、費用がさらに高くなるでしょう

アプリの開発費用は「人件費＋諸経費」で算出されます。

•  人件費：エンジニアなどアプリ開発する人員と工数にかかる費用
•  諸経費：パソコンやサーバなどの設備費、ソフトのライセンス料など

上記の図の通り、アプリ開発費用の多くは人件費です。アプリの種類や搭載機能数、開発担当者のスキル・経験によって人件費は変動します。

人件費は「人月（にんげつ） ×人月単価 ×開発期間」で決まります。

• 人月：エンジニアなど1ヶ月間に必要な人員数
• 人月単価：1人が1ヶ月作業した際の費用
• 開発期間：開発・リリースまでに必要な期間

アプリ開発では、見積書に「〇人月」という単語が出てきます。たとえばアプリを開発することに1ヶ月で3人の人員が必要な場合、「3人月」となります。

ディレクター1名、プログラマー1名、エンジニア1名の3人で開発する場合、人月単価が全員が同じ60万円と仮定して、3ヶ月で開発する場合、人件費は以下になります。

開発人数 × 人月単価 ×開発期間
＝3人 × 60万円 × 3ヶ月
＝540万円

ただし、アプリ画面のデザインにデザイナーの人件費が別途必要になることもあることには留意しておきましょう。

【無料】カメラアプリの導入について相談する

カメラアプリの種類

カメラアプリの種類と特徴を以下の表にまとめました。

上記のようにさまざまなカメラアプリがあるため、どのようなものを開発したいのかはっきりさせておきましょう。

【無料】カメラアプリにおすすめアプリ開発会社を紹介してもらう

カメラアプリ開発の流れ

最後に、カメラアプリ開発のおおよその流れを解説します。アプリケーション開発の方法のなかで主流であるウォーターフォール型を例に、開発の流れを簡単に解説しておきましょう。

ウォーターフォール型開発とは、システムの企画から設計、プログラミング、テストと、上流から下流に水が流れるように「手順を踏んで」システムの完成を目指すシステム開発手法のことです。

アプリの企画・要求定義

要求定義とは、開発するアプリケーションに「どのようなこと求めるのか？」を明確に定義する工程のこと。

自社業務の効率化のためか、ビジネス拡大に向けたサービス提供のためか、ひとことにアプリといっても目的・ゴール・ターゲットは異なります。「なぜ開発するのか」 を念頭に、アプリ開発の目的・ゴール・ターゲットを明確にしましょう。そして、それらを達成するにはアプリでどのようなことができればいいのかを、一つひとつ明らかにしていきます。例えば、「○名が同時にアクセスして××を1秒以内に並列処理できるアプリ」といったシステムの概要を決めていきます。

要件定義

企画・要求定義をもとに、アプリの要件定義を策定していきます。要件定義とは、企画・要求定義で策定された「アプリでどのようなことができればいいか」を、アプリで「どのように実現していくか」技術的な観点から必要なことを定義することです。

要件定義をしっかり固めないと、以下のような問題につながります。

・開発工程で想定以上に時間がかかる
・作ったものの役に立たなかった
・無駄に高機能になって予算オーバーになる

開発を外注する場合、要件定義はアプリ開発会社の主導で策定されます。ただし、企画・要求定義と認識のズレがないか、打ち合わせを重ねて擦り合わせていくことが重要。どのプラットフォームでアプリ開発するのかを決定するのも、要件定義のフェーズです。

基本設計

要件定義をもとに、アプリの基本設計を進めていきます。基本設計とは、要求定義をもとにアプリの基本的な仕様を設計していくこと。主に、目に見えるインターフェースや、ユーザーの操作に対するアクションを定義していきます。

開発を外注する場合、依頼側の企業が関われる最後のチャンスとなるのが基本設計のフェーズ。思い通りのアプリに仕上げるためにも、積極的に関わっていきたい開発工程です。

基本設計は、発注者にアプリの完成イメージを提示する役割と、開発者にアプリ構築方法を提示する役割を担う重要な工程です。また、基本設計の内容をしっかり詰めておけば、開発工程の手戻りを最小限にとどめられます。結果的に、追加の開発コスト発生や納期遅延を避けられるのです。

詳細設計

基本設計をもとに、アプリの詳細設計を進めていきます。詳細設計とは、アプリの機能それぞれの内部仕様を詳細に定義する工程のこと。詳細設計がないと、プログラマーは正確にプログラミング作業ができかねてしまいます。

詳細設計の役割は、実際のプログラミングに移る前に、機能・ビジネスロジック（ビジネス・業務に関する固有のルール・ワークフローなどがシステムに反映されたもの）を整理し、開発時の生産性・保守時の効率性を高めることです。機能を整理・分解し、アプリのどこにどのように実装していくのか割り振り、プログラマーの指示書となる「詳細設計書」にまとめていきます。

詳細設計は発注側に開示されることが多くないので、内容を詳しく理解しなくてもさほど問題ではありません。「基本設計の後にこんな作業が行われるのか」という概要は把握しておきましょう。

開発・プログラミング

アプリの詳細設計図をもとに、各機能をプログラミング・開発していきます。一般的には、分解されたモジュール単位でプログラミングを進め、モジュールを結合して機能に、機能を結合してアプリへと仕上げていきます。詳細設計フェーズで整理・分割・割り振られた機能を、詳細設計図をもとにプログラミング・実装していくのです。

発注者がプログラミング言語の詳細まで詳しく知っておく必要はありません。ただし、多少の知識があれば開発会社とより専門的なコミュニケーションが取りやすいこともあるので、下記の記事も参考にしてください。
関連記事：アプリ開発は目的別に最適な言語を選ぼう！全17種の特徴解説

テスト

開発・プログラミングされたアプリケーションが仕様どおりに動作するかをチェックしていく工程。一般公開を前提としたプロダクトでは「リリース前のテスト」を実施し、不具合・バグを潰しておくことが必須です。

個別にプログラミングされたモジュールをチェックする「単体テスト」、モジュール同士を結合して機能単位でチェックする「結合テスト」、機能を結合してアプリケーション全体をチェックする「総合テスト」という、3段階でテストされることが一般的です。

不具合が発生した場合は1つ前の工程に戻して修正しますが、場合によっては設計のステップまで戻らなければならないケースもあります。

アプリケーションのリリース

開発の完了したアプリケーションは、依頼側の受入テストをパスしたうえでリリースされます。アプリケーションの種類によってリリース・活用の方法は異なりますが、iOS / Androidなどのモバイルアプリの場合は、AppStore / Google Play経由でリリースする必要があります。

一例として、Google Playでのリリース手順を紹介します。リリース・公開するためには、GooglePlayのアカウントを作成してアプリケーションを登録する必要があります。

・Googleデベロッパーアカウントを作成
・デジタル署名したアプリケーションのパッケージファイルを用意
・GooglePlayにアプリケーションを登録
・承認を経て公開・リリース

アプリは審査に合格して初めてGooglePlayやApp Storeにてリリースできます。場合によっては審査に不合格となって、アプリの修正をしなければなりません。
そのためリリースに合わせてプロモーションやキャンペーンなどを打ち込む計画があるなら、期日に余裕を持たせてスケジュールを組む必要があります。

アプリ開発の流れを詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
関連記事：アプリケーション開発の流れ｜アプリの種類・仕組み、開発に必要なものも一挙解説

【無料】カメラアプリの導入について相談する

カメラアプリ開発で失敗しないためのポイント

目的を明確にする

目的を明確にすれば、アプリ開発の方向性が定まり、開発チームや関係者の意見や要望がまとまりやすくなります。これにより、無駄な議論や開発リソースの浪費を防げるのです。目的を明確にすると、開発に必要な予算や人員、期間などが見積もりやすくなります。

実際の利用者となるエンドユーザーや開発現場など、さまざまな立場の人から意見を集めると、全体を見るだけでは気が付かなかったことが見えてきます。

セキュリティを確保する

カメラアプリで撮影した画像や動画には、個人情報やプライバシーに関する重要な情報が含まれることがあります。重要な情報とは、たとえば撮影された写真や動画、GPS情報、端末情報などです。これらの情報が不正にアクセスされたり漏洩すると、ユーザーにとって深刻な問題となります。

SSL/TLS通信の導入する必要があります。アプリ内でユーザーの個人情報をやりとりする場合は、SSL/TLS通信を利用して暗号化された通信を行うことで、データの漏洩や改ざんを防止できます。また、パスワードの強制設定も必要です。アプリにログイン機能を導入する場合は、パスワードの強制設定を行うことで、不正ログインを防止できます。

定期的にアップデートする

アップデートをすることで、新しい機能やパフォーマンスが改善できます。また、セキュリティの強化などもできるため、ユーザーは常に最新のバージョンを使えるようになるのです。

アップデートするには、主に下記手順が必要です。

1. フィードバックの収集
2. バグの修正
3. 新機能の追加
4. パフォーマンスの改善
5. セキュリティの強化

【無料】カメラアプリの導入について相談する

カメラアプリの開発会社を比較するチェック項目

担当者の評価シート

最後に、会社・担当者を比較するときにチェックすると良い評価シートを紹介します。

役員や上司など「意思決定者」に知識がない場合、価格だけで発注先を選んでしまいがちです。安易に格安の制作会社を選んでしまうと、思っていた成果につながらない可能性が高いです。

そこで重要になるのが担当者との相性。評価シートを活用し、多角的な視点から選定するようにしましょう。いくら有名で実績のある会社でも、担当者との相性が悪いと成果の出るプロジェクトになりません。担当者の動きもしっかり見ておくようにしましょう。

【無料】カメラアプリの導入について相談する

カメラアプリにおすすめのアプリ開発会社 まとめ

本記事ではカメラアプリにおすすめのアプリ開発会社を紹介しました。

アプリ開発は会社によって得意なジャンル・不得意なジャンルがあり、少ない情報から自社に合う会社を見極めるのは困難です。サイトに料金が書かれていないことも多く、どこの会社に問い合わせればいいのか迷っている方も多いはず。

しかもアプリ開発には時間と予算がかかるので、会社選びの失敗は絶対に避けたいところです。ぜひ開発会社選びは、システム幹事にご相談ください。専門のコンサルタントがあなたの要望を丁寧にヒアリングし、予算にあった最適な開発会社を選びます。

コンサルタントのご紹介 岩田 専任のコンサルタントが、
お客様の予算と目的を丁寧にヒアリング。
最適な会社をピックアップ・ご紹介させていただきます！
初心者の方でも安心してご相談いただけます。

業界の相場や開発会社の選び方などWebサイトには載っていない情報をご提供します。

必ず開発会社に発注する必要はありません。アプリ開発の相場の情報から最適な会社選びまで無料でサポートします。お気軽にご相談ください。

【無料】カメラアプリにおすすめアプリ開発会社を紹介してもらう

カメラアプリ開発のよくある質問

Q.カメラアプリを開発するには何が必要ですか？

アプリ開発に必要なソフトウェアをインストールする必要があります。主に、開発者向けの統合開発環境（IDE）であるAndroid StudioやXcodeが挙げられます。

Q.今流行ってるカメラアプリは何ですか？

SnapchatやVSCO、FaceAppが挙げられます。

Snapchatとは、写真や動画を撮影して共有できるアプリ。フィルターやエフェクトなどの機能が豊富で、若い世代を中心に人気があります。
VSCOは、高品質なフィルターを提供しており、写真の色調補正やトーン補正など、幅広い編集機能があるアプリ。
FaceAppは、顔写真を加工できるアプリ。FaceAppでは、年齢や性別などを変更する機能が特に人気です。

Q.写真をかっこよく加工できるカメラアプリは何ですか？

主にSnapseedやLightroom、Afterlightが挙げられます。

Snapseedは、グラデーション、モノクロ、HDRなどのフィルターがあり、写真の明るさやコントラスト、色彩など、細かい部分まで編集できるアプリ。Lightroomは、Adobeが提供する写真編集アプリ。プリセットフィルターも多数用意されており、写真の劇的な変化を簡単に実現できます。Afterlightは、フィルムのようなテクスチャーや光の漏れ、ローカル調整など、美しいエフェクトを多数備えているアプリです。