LabVIEWを活用したシステム受託開発会社おすすめ5選【2024年最新版】

LabVIEWを活用した システム受託開発会社

自動​テスト​システム​の​迅速​な​構築​に​必要​な​要素がそろっていると人気の、システム開発ソフトウェア「LabVIEW(ラボビュー)」。
LabVIEWアプリケーションの受託開発依頼を検討しているものの、以下のような疑問に頭を抱えている担当者さまもいるのではないでしょうか。

  • LabVIEWの導入によってどんなことに役立つのか知りたい
  • LabVIEWを使った開発を行っている会社が分からない
  • LabVIEWの受託開発を依頼するにあたって、最適な受託先が分からない

そこで本記事では、LabVIEWの基本知識やLabVIEWを導入するメリット、実績豊富な開発会社について分かりやすく解説します。本記事を読めば、自社に最適な受託開発会社が見つかるので、ぜひ最後までご覧ください。

※LabVIEWを活用したシステム開発を検討している方は「システム幹事」にお問い合わせください。予算や目的などをヒアリングした上で、御社に最適な開発会社を選定します。相談料・紹介料はいっさいかかりません。

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受託開発に役立つ記事もご覧ください 受託開発の基礎知識をおさらい!委託開発との違いやメリット・デメリットとは

目次
  1. 1. LabVIEWとは
  2. 2. LabVIEW開発でできること
    1. 2-1. あらゆる外部システムと接続できる
    2. 2-2. 実践を意識したプログラムを視覚的に組める
    3. 2-3. Webアプリとしても実装できる
  3. 3. LabVIEWが活用されている主な環境
    1. 3-1. 自動車製品などの精度試験
    2. 3-2. 工場機械などの状態監視・予知保全
    3. 3-3. 数値データ計測と動作チェック
    4. 3-4. 画像情報取得と解析処理
  4. 4. LabVIEW開発の受託先の選び方
    1. 4-1. アライアンスパートナーに認定されているか
    2. 4-2. 開発実績が豊富か
    3. 4-3. 自社運用への切り替えが可能か
  5. 5. LabVIEWの受託開発を行う会社5選
    1. 5-1. 株式会社イー・アイ・ソル
    2. 5-2. 株式会社ペリテック
    3. 5-3. 株式会社コンピュータ・オートメーション
    4. 5-4. 株式会社マイクロネット
    5. 5-5. 株式会社システック井上
  6. 6. まとめ

LabVIEWとは

LabVIEW(ラボビュー)とは、アメリカのナショナルインスツルメンツ社(National Instrument)が開発したプログラミング開発環境のことを指します。

研究や検証、​製造​の​自動​テスト​システム​の​開発​​に最適な​グラフィカル​プログラミング​環境​で、エンジニア向けに快適なバーチャル環境を提供しています。

以下は、LabVIEWを活用した応用技術の一部です。

  • 物理​システム​の​計測
  • 電子​設計​の​検証​および確認
  • 製造テストシステム開発
  • スマート​マシン​の​設計
  • ロボットの制御プログラム開発
  • 医療用機器のテストや自動化
  • 宇宙​任務​の​遂行

上記の通り、LabVIEWは幅広い分野や業界で活用されています。

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LabVIEW開発でできること

LabVIEW開発でできること

LabVIEWを活用することで実現可能なことは多岐にわたります。

あらゆる外部システムと接続できる

LabVIEWの代表的なメリットの1つに、計測器やセンサーなど、あらゆる外部システムやハードとの接続が容易にできることがあります。

本来、外部システムとの接続はシステム間の仕様を理解することから始めなければなりません。しかし、LabVIEWの場合、ソフトの提供側であらかじめテストされており、ストレスフリーで接続できるようアップデートされ続けています。

実践を意識したプログラムを視覚的に組める

LabVIEWでは、開発画面上で、実際に使用する機器を配置するイメージでプログラムの構築が可能です。処理の実行に必要な条件が整った段階で、すべてのダイアグラムが自動で実行されます。

特別な言語知識やコマンドライン(CUI)も不要なため、非エンジニアであっても分かりやすく容易に保守管理ができます。

Webアプリとしても実装できる

Webアプリケーション開発のためのアドオンソフトウェアが搭載されている「LabVIEW NXG」では、Webアプリとして外部システムやハードの制御が実装可能です。

GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)※で配置した制御器などの操作アイコンが、Webアプリ上ではHTMLやCSSなどのコードに変換されるため、フロントエンドの知識さえあれば、コードに手を加えることで画面装飾や新たな機能追加をできます。

※ユーザーにとっての使いやすさを重視し、アイコンやボタンなどを用いて直感的にコンピューターに指令を出せるようにしたインターフェースのこと

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LabVIEWが活用されている主な環境

LabVIEWが活用されている主な環境

LabVIEWは、実際に現場でどのように活用されているのでしょうか。ここでは、LabVIEWが活用されている主なシーンについて解説します。

自動車製品などの精度試験

自動車業界では、車内静音化の需要が高まっています。

例えばLabVIEWが活用されている「リアルタイム音源可視化装置」は、自動車製品のモーターについて、音源を可視化してチェックできる装置です。

同装置を用いることで、リアルタイム高速処理を実現し、従来見つけることが難しかった突発音や移動および変化する音をデータとして可視化することができます。

工場機械などの状態監視・予知保全

リアルタイム状態監視・予知保全システム※」は、工場内生産設備や工作機械等の状態をリアルタイムで監視するシステムです。同システムを活用することで、工場機械を正常に動作させ続けるための予知保全が容易になります。

※予知保全=連続的に工場機械の状態を計測およびモニタリングし、設備の劣化状態を把握または予知することで、部品を交換または修理する保全方法

数値データ計測と動作チェック

数値データ計測や動作チェックにも、LabVIEWは活用されています。

センサーと読み取るデバイスに接続し、電圧や電流、温度、圧力、音圧等の信号を計測するアプリケーションが構築可能です。計測ニーズに合わせた複合的なシステムの構築によって、フレキシブルで拡張性の高いデータ集録を実現できます。

画像情報取得と解析処理

LabVIEWを使用することで、画像を撮影するためのカメラの操作も可能です。

画像に対し二値化(画像を白と黒の2色に変換する画像処理)やテンプレートマッチング(テンプレート画像に一致する箇所を探索する画像処理)などの解析処理も行えます。

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LabVIEW開発の受託先の選び方

LabVIEW開発の受託先の選び方

LabVIEW開発の受託先を選ぶにあたって、いくつか重要なポイントがあります。本章では、各ポイントについて詳しく解説します。

アライアンスパートナーに認定されているか

LabVIEW開発の受託先を選ぶ際は、LabVIEWの開発社であるNI(旧・National Instruments)社のアライアンスパートナーになっているかを確認しましょう。

アライアンスパートナー企業は、厳正なる審査や基準の元、パートナー認定されているため、LabVIEW開発スキルを保有している証明となります。

開発実績が豊富か

受託先の開発実績も重要なポイントです。開発数(経験)が多ければ、それだけノウハウが蓄積されており対応範囲が広くなります。

また、自社のニーズに近い開発実績をもつシステム開発会社を選ぶことで、より自社が描いているイメージに近いシステムの開発が見込めます。

自社運用への切り替えが可能か

LabVIEWは、非エンジニアでも使えるGUI開発環境なので、将来的には外部に受託せずに、自社のみで運用できる可能性があります。

そのため自社の将来も見据えて、開発だけではなく自社に引き継ぎ可能なマニュアル作成フローや保守体制まで整っている会社を選ぶといいでしょう。

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LabVIEWの受託開発を行う会社5選

以下では、LabVIEWの受託開発を行っているシステム開発会社を5社ご紹介します。ぜひ受託先を選ぶ際の参考にしてください。

株式会社イー・アイ・ソル

株式会社イー・アイ・ソル

画像引用:株式会社イー・アイ・ソル公式サイト

株式会社イー・アイ・ソルは、LabVIEWをベースに実験・検査・研究・開発用システムの受託開発を行っている会社です。専用アプリケーションの開発から、ハードウェアを始めとするトータルシステム構築まで、組込と計測に特化したソリューションの提案・構築・導入をサポートしています。

同社では、10名中7名がLabVIEW開発経験10年以上の熟練したエンジニアを配備しています。日本NI社認定アライアンスパートナーとして、米国本社で開催されているNIWeekに毎年参加しています。大手メーカーから官公庁研究機関、大学研究室まで、年間200案件以上の開発実績も豊富です。

企業URL

https://www.ei-sol.co.jp/

会社名

株式会社イー・アイ・ソル

本社所在地

東京都港区

設立年

2005年

事業内容

IoT /予知保全ソリューションを展開し、製品開発や研究においてのモノづくりをサポート

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株式会社ペリテック

株式会社ペリテック

画像引用:株式会社ペリテック公式サイト

株式会社ペリテックは、LabVIEWを活用した計測・試験システムの提案・設計から開発・導入まで、一括したサービスを提供している会社です。37年間の開発経験と4,000件以上の開発実績があります。

日本初のNI社プラチナアライアンスパートナーで、2021年時点で日本企業最多数のLabVIEW認定開発者(CLD)/設計者(CLA)を擁しています。
また、LabVIEWによる開発の高さを実証することを目的とした、日本NI主催の「アプリケーションコンテスト」では、2000年から2013年まで5度の最優秀賞に輝いているほか、複数回に渡って優秀賞や部門賞を受賞しています。

企業URL

https://www.peritec.co.jp/

会社名

株式会社ペリテック

本社所在地

群馬県 高崎市

設立年

1985年

事業内容

LabVIEWによるテスター開発・システム構築・ドライバ開発、外観検査、画像処理・電気回路設計の製作・製造、試験器の設計・製造

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株式会社コンピュータ・オートメーション

株式会社コンピュータ・オートメーション

画像引用:株式会社コンピュータ・オートメーション公式サイト

株式会社コンピュータ・オートメーションは、NI製品および各種メーカーの計測器を使用した計測制御の受託開発を行っている会社です。NI社の認定アライアンス・パートナーとして、LabVIEWを導入したアプリケーション実績を豊富に持ちます。

1~2回の打ち合わせ後に、仕様書の有無を問わず、システム提案書や概算の見積もりを提出してくれる点も安心です。NI製品やパソコン製品を組み合わせたシステムのインテグレーションや、販売導入時の設置・配線・調整・テストまで一貫したサービスを希望する場合にもおすすめです。

企業URL

https://www.cacgrp.co.jp/

会社名

株式会社コンピュータ・オートメーション

本社所在地

東京都千代田区

設立年

1973年

事業内容

ソフトウェア開発(流通、物流システム開発、LabVIEWによる計測、制御システム開発、組み込みシステム開発、業務システムフレームワーク、Webシステム開発など)

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株式会社マイクロネット

株式会社マイクロネット

画像引用:株式会社マイクロネット公式サイト

創立30年を超える豊富なシステム開発実績を持つ株式会社マイクロネットは、最先端の開発現場で培ってきた専門性の高い技術を提供しています。プリンター産業、電子機器、電子部品、モータ産業、医療、福祉、教育など、多方面で受託開発を行っている点も特徴です。

同社では、組み込みや検査装置、IoTの試作開発などにおける回路設計やファームウェア、アプリケーション設計開発をサポートしています。

企業URL

https://www.micronet.jp/

会社名

株式会社マイクロネット

本社所在地

神奈川県 川崎市

設立年

1990年

事業内容

コンピュータ機器・開発支援装置等の ハードウェアおよびソフトウェアの企画・開発・設計・製作・販売、技術者派遣事業

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株式会社システック井上

株式会社システック井上

画像引用:株式会社システック井上公式サイト

「計測・制御・情報のプロフェッショナル」をうたい、様々なトータル・システム・インテグレーションを提供している株式会社システック井上。同社はNI社の認定アライアンス・パートナーで、LabVIEW開発者認定試験合格者(CLD)を複数登録しています。

顧客価値の創造や提供に日々努めている同社は、長崎県経営品質賞の最高賞である知事賞を受賞した実績を持ちます。また、2004年には品質マネジメントシステム(ISO9001)を取得しており、2022年3月には健康経営優良法人2022(中小規模法人部門)に認定されるなど、経営や品質の向上にも注力しています。

企業URL

https://www.sys-inoue.co.jp/

会社名

株式会社システック

本社所在地

長崎県 長崎市

設立年

1959年

事業内容

IoT・AI・RPAの活用によるスマート工場ソリューション、半導体工場・装置メーカー向け工程管理・品質管理システムのインテグレーション、電子計測器・工業用計器・舶用計器の販売、レンタル、メンテナンス、エンジニアリングなど

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まとめ

LabVIEWを用いてシステム開発を行うことによって、あらゆる外部システムとの接続や実践を意識したプログラムの視覚的な構築、外部システムやハードの制御、実装が可能になります。

また、LabVIEW開発の受託先を選ぶ際は、アライアンスパートナー認定の有無や開発実績の豊富さ、自社運用への切り替えの可否を確認することがポイントです。

LabVIEWやソフトウェアの受託開発を行っている会社をお探しなら、システム幹事にご相談ください。

経験豊富なアドバイザーが丁寧にヒアリングをさせていただいた上で、ご要望に合ったシステム開発会社をピックアップしてご紹介します。相談料は不要ですので、お気軽にお問い合わせください。

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Q. LabVIEWを活用したシステム受託開発でおすすめの会社の例は?

LabVIEWを活用したシステム受託開発でおすすめの会社として「株式会社イー・アイ・ソル」「株式会社ペリテック」等が挙げられます。各社の詳しい特徴は記事内で紹介していますので、ぜひご覧ください。

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